最近のエアガンはHOPがついてるので、サバゲの交戦距離を想定しての調整をしていたりするが、実はそれって結構いい加減なモノだったりするんだな。
例えば20m先の人間大の的を撃つのと、直径10cmそこそこの的を撃つのとでは精度がまるで違うのは分かるだろ?
サバゲの場合は体のどこに弾が当たっても倒した事になる。例えば頭を狙ってつま先に当たっても有効になるんだが、そうなると有効範囲は最大で1mと数十cmにもなる。
オマケにフルオートで何百発も弾を撒けるようになったんで、精度は二の次になってる気がしないでもない。
オレは根っからの狙撃屋なんで、文字通り狙って撃つが基本なんで、敵がいそうな辺りに見当をつけて弾数を頼りに「とりあえず撃っとけ」みたいなやり方はしない。
それを邪道とは言わないが、自分でやっても楽しくないだろうなぁ、と思うワケだ。
つまり、HOP調整をやっていても交戦距離が平均20mだとしたら、その辺まで届けばいい、てな調整になる事が多いんじゃねぇかと。
それくらい弾が飛んで行けば、そこにいる敵の体のどっかには当たるだろう的な事でしかねぇって事さ。
だから、こないだのような点を撃つような競技の場合、そんな調整では限界が出る。
自分のエアガンの弾道をある程度理解しているから、距離が伸びてHOP調整の限界が来てもなんとか修正できて勝つ事ができたが、後半は正直言って狙うよりも弾道調整に気が行ってしまって集中力を保つのが難しかった。
終わってからの帰り道に運転をしながら、途中で休憩した時にHOP調整をもっと詰めておけばよかったと気付く始末だ。
まだまだ未熟ってコトさ。