今日はインフルエンザ明けってことで、
天気もいいし外出るかーって感じで横浜に。
色々買いたかったものを買って、
良く行くカフェで読みかけの本を読んだ。
というわけで、とある人から要望のあった、
標題の件について書く。
ちょうどインフルエンザで休んでだこともあって、
この件についてニュースで見かけることが多かった。
それらからの情報を適当に咀嚼した感じでは、
マスコミ等は複数の視点からこの件を見ているようだ。
マネーゲーム、個人投資家、株主と企業の関係、
コンプライアンス、企業の質、などのキーワードがあげられる。
しかし、である。
それらは自分にとって興味や利害関係があるものではない。
当然企業に属する社会人として、知っていたほうが良いと思われるものだし、
興味ないからいいやーっていうのは怠慢であり無責任なのかもしれない。
とは言え、俺の基礎知識やそれらを調べる労力とやる気、
自分の嗜好などを勘案すると、
垂れ流されるニュースでの情報以上のことを知ることは無さそうである。
世の中の知っていたほうが良いこと全てについて、
自分で調べるのは不可能だしね。
後は取捨選択する自分の責任ってわけだ。
と前置きが長くなったが、
この件から自分が感じたことがないのかといえば、
答えは否、である。
ではそれは何か。
話は遠回りになるが、
俺の属している部署では毎日朝礼というものがある。
そこでは、所属員が持ち回りで3分間スピーチを行うことになっており、
非常に人数が少ない俺の部署では1週間に1度くらいのペースで回ってくる。
営業は客先直行でいないしね。
去年のいつ頃かな。
俺も話すネタが尽きてきた頃、
ちょうどホリエモンがテレビに多く露出していた時期があった。
まあ当然の流れとしてホリエモンをネタにしてスピーチを行った。
そこで何を言ったかっていうのが本題なんだが、
要約すると以下のようなことだった。
「俺はホリエモンが嫌いである。」
「理由は二つあり、一つは成功者への嫉妬、
もう一つは公然と金が一番とのたまうような品性のなさである。」
「自分が培ってきた感覚で言うと、いつか破綻する可能性の高い人間だと思う。」
別に自分の予想が当たって誇らしく思ってるというわけではない。
自分の感覚はおかしいものではない、といった自信はついたが。
ホリエモンは著書で、
金があれば何でも買えるし、女も好き放題に選べる。
金が社会における公正な物差しである、
といったようなこと書いていたようである。
俺はその意見が全て間違っているとは思っていない。
むしろそこには多少の真理があるのでは、とさえ思っている。
(真理っていうと大袈裟だけど)
だが、それを公然と、さらにしたり顔で表現してしまえる部分に、
俺は相当な違和感を持ったのである。
というか、バカじゃねえかコイツ、と思った。
世の中には不文律って言うのかな、
それぞれが心の奥である程度了解してるけれども、
あえて口に出さないことで社会運営上、円滑にすすんでるようなところがある。
当然金の重要性はみんな知ってるし、
持てるならいくらでも持ちたいと感じている。
金を持ってる人は概して態度が大きめになるし、
お金を持っていない人は持つ人の前では、
ある局面においては卑屈にならざるを得ない。
それが現実である。
金だけではない。権力、容姿、才能。
世間には格差が満ち溢れているのだ。
その格差で、人間の位置関係は相対的に位置づけられるのだ。
それは好む、好まざるの問題ではない。
また、善悪の問題でもない。
ただそれでも人間は、
例えそれが危ういバランスの上だとしても、
その中で出来るだけストレスのない関係性を維持していかなければならない。
そのためにも、厳然と存在する格差をなんとなく曖昧にしつつ、
お互い傷つけないように「トゲ」をコーティングして生きているのだ。
そのような社会で生きていく限り、
思っていること、恐らく多くの人が了解しているが口にださないことを、
臆面もなく表現することは「異端」として認識されることになる。
異端は社会を推進する動力源になることもあるが、
どちらかというと、排斥されることが多いんじゃないかな。
(かなりなんとなくですけど。)
その意味で、
社会にある程度の責任をもつ必要がある大きな会社のTOPとして、
ホリエモンが「異端」であることは非常にリスキーなのである。
当然それはライブドアにとってもそうであるし、
彼個人にとってもそうだと思う。
なぜなら彼は、金というパワーを恃むことで
自己実現を図るタイプの人間であり、
排斥されてしまえばその恩恵に授かれないからである。
ゆえに、コイツはバカじゃねえかと思った。
恐らく全部読んだ人の中には、
日本的な意見だなとか、保守的な意見だとか思う人もいるだろう。
当然誰かが既成の価値観を壊さないと、
今よりも先に進めないことがあることも分かっている。
だが俺の感覚では、彼がそれにあたるとは思えなかった。
表現したいことの30%くらいしか書けなかったが、
久々に脳使った感じだな。
天気もいいし外出るかーって感じで横浜に。
色々買いたかったものを買って、
良く行くカフェで読みかけの本を読んだ。
というわけで、とある人から要望のあった、
標題の件について書く。
ちょうどインフルエンザで休んでだこともあって、
この件についてニュースで見かけることが多かった。
それらからの情報を適当に咀嚼した感じでは、
マスコミ等は複数の視点からこの件を見ているようだ。
マネーゲーム、個人投資家、株主と企業の関係、
コンプライアンス、企業の質、などのキーワードがあげられる。
しかし、である。
それらは自分にとって興味や利害関係があるものではない。
当然企業に属する社会人として、知っていたほうが良いと思われるものだし、
興味ないからいいやーっていうのは怠慢であり無責任なのかもしれない。
とは言え、俺の基礎知識やそれらを調べる労力とやる気、
自分の嗜好などを勘案すると、
垂れ流されるニュースでの情報以上のことを知ることは無さそうである。
世の中の知っていたほうが良いこと全てについて、
自分で調べるのは不可能だしね。
後は取捨選択する自分の責任ってわけだ。
と前置きが長くなったが、
この件から自分が感じたことがないのかといえば、
答えは否、である。
ではそれは何か。
話は遠回りになるが、
俺の属している部署では毎日朝礼というものがある。
そこでは、所属員が持ち回りで3分間スピーチを行うことになっており、
非常に人数が少ない俺の部署では1週間に1度くらいのペースで回ってくる。
営業は客先直行でいないしね。
去年のいつ頃かな。
俺も話すネタが尽きてきた頃、
ちょうどホリエモンがテレビに多く露出していた時期があった。
まあ当然の流れとしてホリエモンをネタにしてスピーチを行った。
そこで何を言ったかっていうのが本題なんだが、
要約すると以下のようなことだった。
「俺はホリエモンが嫌いである。」
「理由は二つあり、一つは成功者への嫉妬、
もう一つは公然と金が一番とのたまうような品性のなさである。」
「自分が培ってきた感覚で言うと、いつか破綻する可能性の高い人間だと思う。」
別に自分の予想が当たって誇らしく思ってるというわけではない。
自分の感覚はおかしいものではない、といった自信はついたが。
ホリエモンは著書で、
金があれば何でも買えるし、女も好き放題に選べる。
金が社会における公正な物差しである、
といったようなこと書いていたようである。
俺はその意見が全て間違っているとは思っていない。
むしろそこには多少の真理があるのでは、とさえ思っている。
(真理っていうと大袈裟だけど)
だが、それを公然と、さらにしたり顔で表現してしまえる部分に、
俺は相当な違和感を持ったのである。
というか、バカじゃねえかコイツ、と思った。
世の中には不文律って言うのかな、
それぞれが心の奥である程度了解してるけれども、
あえて口に出さないことで社会運営上、円滑にすすんでるようなところがある。
当然金の重要性はみんな知ってるし、
持てるならいくらでも持ちたいと感じている。
金を持ってる人は概して態度が大きめになるし、
お金を持っていない人は持つ人の前では、
ある局面においては卑屈にならざるを得ない。
それが現実である。
金だけではない。権力、容姿、才能。
世間には格差が満ち溢れているのだ。
その格差で、人間の位置関係は相対的に位置づけられるのだ。
それは好む、好まざるの問題ではない。
また、善悪の問題でもない。
ただそれでも人間は、
例えそれが危ういバランスの上だとしても、
その中で出来るだけストレスのない関係性を維持していかなければならない。
そのためにも、厳然と存在する格差をなんとなく曖昧にしつつ、
お互い傷つけないように「トゲ」をコーティングして生きているのだ。
そのような社会で生きていく限り、
思っていること、恐らく多くの人が了解しているが口にださないことを、
臆面もなく表現することは「異端」として認識されることになる。
異端は社会を推進する動力源になることもあるが、
どちらかというと、排斥されることが多いんじゃないかな。
(かなりなんとなくですけど。)
その意味で、
社会にある程度の責任をもつ必要がある大きな会社のTOPとして、
ホリエモンが「異端」であることは非常にリスキーなのである。
当然それはライブドアにとってもそうであるし、
彼個人にとってもそうだと思う。
なぜなら彼は、金というパワーを恃むことで
自己実現を図るタイプの人間であり、
排斥されてしまえばその恩恵に授かれないからである。
ゆえに、コイツはバカじゃねえかと思った。
恐らく全部読んだ人の中には、
日本的な意見だなとか、保守的な意見だとか思う人もいるだろう。
当然誰かが既成の価値観を壊さないと、
今よりも先に進めないことがあることも分かっている。
だが俺の感覚では、彼がそれにあたるとは思えなかった。
表現したいことの30%くらいしか書けなかったが、
久々に脳使った感じだな。