厚皮饅頭

答えはいつも椰子の実の中

カタカナの硬クナササ

2011-09-16 07:58:18 | Weblog
カタカナ

って字面や
その形状から発する質感は
イカにも堅物だけど
実際の特徴や得意技は
その硬く無ささにあるんじゃないかなあ?

って思う

“ディープピープル”って番組タイトルも
これ
ディープピープルだから成り立ってるのであって
“人々の深いお話”だとか
“深い人たち”なんかだとちと変

番組の内容は
専門家の人たちのその分野における深く掘り下げた話題
ってことで
専門家っていう職業的深さ
そこから繰り出されるところの
井戸端会議ではあれども其処は
そこいらのご近所で交わされる
四方山話よりももっと底の深い
掘り下げた実りあるお話しを覗き見れる
という愉しみを提供するっていう番組であるからして

ディープという形容詞がが
その“ひと”と
“話題”のどちらにも掛かっていて
見事に成立してる
っていうのは
カタカナ語(英語の訳語ではなくってそのまま引用するっていうある意味逃げを作りながらウッチャッてるという裏技)
の汎用性の巧みさなのさ

ドナルドキーンは
「日本人は日本人のくせにどうして“便所”と呼ばずにトイレと呼ぶのか!」ってぼやいてて
ぼくもそれに禿共(ハゲドウ真似て烈しく共感の意・・・って長く説明するくらいなら短縮する意味無いね)
してたけど
最近考えたのは
言葉の土着性みたいなこと
それは粘土質で出来ていて海辺の砂のように手で祓ってもなかなか祓いきれない
べっとり身体に纏わり付いてる・・・そんな

たとえばもしボクが
アメリカ人に対して「ニグロ」って言葉発したら
アメリカ人は何て思うのかな?ってねぇ(ネーティブ発音ならニガーってなるのかな?)

その
トイレ嫌悪者であるところのドナルドキーン氏も
やっぱりそういう無神経な発語に対しては
嫌悪するのでは?

同じような例では
トルコってのもありますな
「トルコ風呂で別にええやん」って当時のボクは
(何でも噂じゃイカガワシイ行為が行われる場所であるそうなヘ(ё_ё)ノ )
思ってたけど
そりゃトルコ国民にすりゃとんでもない話しな訳でして

ディープピープル
専門家の実りある話も面白いけど
覗き見主義者(ピーピーラー)のボクなんかは
衆音マイクで井戸端会議盗み聞きして
其処をふかーく掘り下げたい

って気持ちの方がツオーイ



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