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福島県内の放射線量、詳細な汚染マップ作成 文科省(朝日新聞)

2011-04-27 17:56:28 | ちょっと 『気になる』 はなし

『福島第一原発事故を受けて、文部科学省は26日、2012年3月までの福島県内の積算線量を推定した汚染マップを公表した。原発から北西方向の地域で避難区域の目安とする年間被曝(ひばく)量が20ミリシーベルトを超えている。今後、月に2回更新して、避難区域の設定などに活用していく。

 事故当日3月12日から4月21日まで、文科省や福島県などが計測器を載せた車などで測った約2100地点の放射線量をもとに、12年3月11日まで1年間の積算線量を推測した。木造の屋内で16時間過ごすと仮定して推計した。4月11日に公表後、今回は2度目だが、20キロ圏内を示したのは初めて。

 計画的避難区域に指定された地域内の14地点のうち、北西約24キロの浪江町赤宇木で235.4ミリシーベルトと最高値を示した。一方で、避難区域内でも飯舘村二枚橋は10ミリシーベルトとばらつきがあった。11日の公表時より、多くの地点で年間の推定値が低下したことから、20ミリシーベルトを超える範囲は少し狭まったという。

 詳細な線量マップができれば、臨機応変に避難区域の設定や解除にも使える。細野豪志・首相補佐官は「実測に基づく汚染マップ作りは非常に重要。今後、土壌の汚染マップも作り、政策決定などに活用していく」と語った。 』

最近は放射線の数字に慣れてしまって、それが危険なレベルなのか?なかなか判定ができない。つまりそのままそこに住み続けた場合、危険性があるのか?ないのか?放射線もα線なのか、β線なのかγ線なのかにもよるし、核種の違いもあるだろう。実際問題として人間はなるべく放射線も浴びない方が安全というのが、正しい。よく例としてエックス線やCTスキャン、飛行機の放射線に比較して、こんなに少ないです。といういい方をしている。低濃度?の汚染水だから海に流しても許される的な発言(あくまでも緊急時だから)もあった、新聞のコラムに「高濃度でも希釈すれば許されるのか?」というコメントもあった。

ある意味で、今日本中がパニック状態にある。戦時体制に似ている。冷静に考えてみれば、今なお福島第一原子力発電所から放射性物質がどび出ている。敷地内や地下水を通して海にも出ているかも知れない。そうでなくても敷地内の高濃度汚染水のために、作業は中断を余儀なくされている。本当に冷静にこの事態を収拾できる人が今いるのか?緊急事態であれば日本の英知を集めて対処してほしいが、政治も、東電も、原子力安全委員会や原子力保安院も不安を感じる。

東日本大震災は天災であるが、福島第一原発事故は、人災だ。しかし、今も危険な状態にある。日本の政治は3流といわれているが、今はさらに悪い状態になっている。未曾有の被害が出ている中で、権力闘争をやる余裕はない。学者や経営者も学閥で動いている。リーダーシップを取れる人材がいない事が、第二の人災を起こさないように祈るしかない。

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