『福島第一原子力発電所の事故で出荷停止や風評被害などを受けた農家ら約400人が26日、東京都内の東京電力本社前でむしろ旗などを掲げて抗議した。福島県や茨城県などの農家や酪農家らが集まった。トラックで福島県や千葉県の牛を運んできたほか、出荷できなくなったホウレンソウを並べ、「東電は誠意を示せ」などと訴えた=内田光撮影』
この映像をテレビでみた。昔の農民一揆に使われた「むしろ旗」だ。農民の怒りは当然として、このような大規模被害を、東京電力だけで補償しきれないと思う。放射線の被害はこれからも長い期間続く。「チエルノブイリ事故から25年経過しても、周辺の農地は元には戻らない。これから、農民も、漁民も、仕事を奪われた会社員もすべての人が東京電力に補償を求めてくる。