工事契約を済ませてから一ヵ月半。
ようやく工事が完成いたしました。
築30年近い鉄筋コンクリートのマンションの一階。
ほとんど手を入れずに住み続けた我が家は、かなりくたびれた様子でした。
□ LIVING □
一ヶ月前の現場の状況はこんなだったのですが・・・
幅広のフローリングで張替えすことで、広々とした明るいリビングに大変身しました。
色調もちょうど良く、日当たりの良いリビングにぴったりでした。
(ちょっと自画自賛?)
□ KITCHEN □
木目調の汚れたキッチンは
油汚れが目地に染み込んだタイルを覆い隠すように石目調の化粧板を貼り、白いシンプルなキッチンに。
食洗機を組み込みちょっと贅沢に。
レンジフード・コンロ色を標準の黒からシルバーに変えたのもポイントです。
□ WASH ROOM □
屋内型(FF式)の給湯器が露出した洗面所。
古い分電盤もトイレの上部に突き出た雑然とした空間だったのですが・・・
白とブラウンを基調にしたナチュラルな洗面所に。
給湯器は扉とルーバーで覆い美しく仕上がりました。
今回は、ナショナルのラシスというシリーズの洗面台を利用したのですが、かなり気に入りました。
工務店提案の化粧台+20万円ぐらいの予算だったと思います。
今回のリフォームでは一番のポイントだったのです。
ここに、ユニット型の洗面台を置いたらせっかくの広い洗面室が台無しです・・・
※設計当初、カタログで別の色の面材を選んでいたのですが、ショールームで色を確認した時に、このカームチェリーという色に変更しました。
カタログではまったく違う赤い色に映っていたのですが、実物の色は私のイメージにぴったり。
今回私が選んでいたフローリング材、コルクタイルとの色の相性がカームチェリーの方が断然良く、途中で変更したのです。
その成果は充分にあったと思っています。
分電盤もコスモの薄型の物に変更しました。
この工事にも5万円ぐらい余分な予算がかかってしまっているのですが、せっかく他に手を入れているので、その部分だけ残ると台無しだと思い工事をお願いしていたのです。
目隠しのルーバーも単純な構造で大工さんにお願いして作ってもらった物。
ローラーキャッチで取り外す事も出来るようになっています。
工務店の方はなれない工事で、ちょっと手をやいたのかもしれませんが・・・
□ JAPANESE ROOM □
畳が痛み、襖紙も剥がれ落ちた和室。
リビングのクロスも冷蔵庫の後ろが黒く静電気で汚れている。
灰汁洗いをかけ畳を新調しました。
天井は化粧の木目調パネルだったのですが、そのまま利用しました。
まぁ始めの状態があまりに酷過ぎるのですが、リフォームの魔術って素晴らしい。
仕上げを新しくするだけで随分と見栄えが変わる物です。
障子は、桟が駄目になっていたので新調しました。
一般的な荒組障子でなく、”横繁障子”という横の桟を強調する障子で作り変えました。
洋間に続く和室なのでこの方が違和感なくリビングと一体化できます。
しかし、ここで一つ問題が・・・
押入れの枠に私が子供の頃クレヨンで書いた自分の名前が残っていたのです。
コレは、どうしても消えない・・・
それは、やむなくそのまま残しているのですが、お客さんはどう思うでしょうね?
よりによって自分の名前をそこに残してしまったなんて。
マンション・持ち家を将来売却予定のある時は、本当に子供の落書きは気を付けないといけませんね。
背比べの跡等、他人にとっては最も嫌な物の一つでしょうから・・・
□ BATH ROOM □
タイル張りのユニットバス。
タイルの目地はカビの跡が目立ち、栓を締めても漏れて来る錆びた水栓がついていました。
元々の大きさが1116というマンション用の一番小さいサイズだったので、この大きさではなかなか良い品が見つかりません。
わたしは、エアウォーター・エモトのUBでアクセントパネルを選べる商品に。
真っ白のUBより少しだけ高級に見えるのでは?と思い選択しました。
効果はありましたかね?
□ ENTRANCE ROOM □
順番が逆になりましたが、最後に玄関。
ここはほとんど手を入れていませんが、石目調のPタイルを貼り少し高級に。
シューズボックスは既存の物を補修して利用し照明を変えました。
廻り縁をクロスと同色の白色にしたので少し明るくなりました。
※この日は不動産屋さんがオープンハウスを開いていた為、ちょっと雑多になっています。
飾り付けに用意した造花の黄色いお花が運んでくる途中一輪モゲてしまい、ちょっと寂しいのはご了承を・・・
---
ようやく、自宅建設までの道のりの第一歩。
実家のリフォームが終了しました。
本当は、ここから売れるのをゆっくり待つはずが、予想外に早く売れてしまいました。
頭金はコレで確保できました。
次はそろそろ本題の実家建設へと頭をシフトせねばなりません・・・
止まっていたローンのシュミレーション・自邸の設計・法令のチェック・ライフスタイルの検討・母親の世帯との関わり方?
など、これからまだまだ解決せねばならない問題が山ほどあります。
引き続き自邸建設までの道のりを綴っていく予定ですのでお楽しみに!
これからも”マイホーム・ストーリー”をお引き立て宜しくお願いいたします。
---
■夢のマイホーム計画
設計士の自宅建設までの苦悩を日記に掲載しています。
◆建築家の自邸・二世帯住宅建設記の目次はこちらから
ようやく工事が完成いたしました。
築30年近い鉄筋コンクリートのマンションの一階。
ほとんど手を入れずに住み続けた我が家は、かなりくたびれた様子でした。
□ LIVING □
一ヶ月前の現場の状況はこんなだったのですが・・・
幅広のフローリングで張替えすことで、広々とした明るいリビングに大変身しました。
色調もちょうど良く、日当たりの良いリビングにぴったりでした。
(ちょっと自画自賛?)
□ KITCHEN □
木目調の汚れたキッチンは
油汚れが目地に染み込んだタイルを覆い隠すように石目調の化粧板を貼り、白いシンプルなキッチンに。
食洗機を組み込みちょっと贅沢に。
レンジフード・コンロ色を標準の黒からシルバーに変えたのもポイントです。
□ WASH ROOM □
屋内型(FF式)の給湯器が露出した洗面所。
古い分電盤もトイレの上部に突き出た雑然とした空間だったのですが・・・
白とブラウンを基調にしたナチュラルな洗面所に。
給湯器は扉とルーバーで覆い美しく仕上がりました。
今回は、ナショナルのラシスというシリーズの洗面台を利用したのですが、かなり気に入りました。
工務店提案の化粧台+20万円ぐらいの予算だったと思います。
今回のリフォームでは一番のポイントだったのです。
ここに、ユニット型の洗面台を置いたらせっかくの広い洗面室が台無しです・・・
※設計当初、カタログで別の色の面材を選んでいたのですが、ショールームで色を確認した時に、このカームチェリーという色に変更しました。
カタログではまったく違う赤い色に映っていたのですが、実物の色は私のイメージにぴったり。
今回私が選んでいたフローリング材、コルクタイルとの色の相性がカームチェリーの方が断然良く、途中で変更したのです。
その成果は充分にあったと思っています。
分電盤もコスモの薄型の物に変更しました。
この工事にも5万円ぐらい余分な予算がかかってしまっているのですが、せっかく他に手を入れているので、その部分だけ残ると台無しだと思い工事をお願いしていたのです。
目隠しのルーバーも単純な構造で大工さんにお願いして作ってもらった物。
ローラーキャッチで取り外す事も出来るようになっています。
工務店の方はなれない工事で、ちょっと手をやいたのかもしれませんが・・・
□ JAPANESE ROOM □
畳が痛み、襖紙も剥がれ落ちた和室。
リビングのクロスも冷蔵庫の後ろが黒く静電気で汚れている。
灰汁洗いをかけ畳を新調しました。
天井は化粧の木目調パネルだったのですが、そのまま利用しました。
まぁ始めの状態があまりに酷過ぎるのですが、リフォームの魔術って素晴らしい。
仕上げを新しくするだけで随分と見栄えが変わる物です。
障子は、桟が駄目になっていたので新調しました。
一般的な荒組障子でなく、”横繁障子”という横の桟を強調する障子で作り変えました。
洋間に続く和室なのでこの方が違和感なくリビングと一体化できます。
しかし、ここで一つ問題が・・・
押入れの枠に私が子供の頃クレヨンで書いた自分の名前が残っていたのです。
コレは、どうしても消えない・・・
それは、やむなくそのまま残しているのですが、お客さんはどう思うでしょうね?
よりによって自分の名前をそこに残してしまったなんて。
マンション・持ち家を将来売却予定のある時は、本当に子供の落書きは気を付けないといけませんね。
背比べの跡等、他人にとっては最も嫌な物の一つでしょうから・・・
□ BATH ROOM □
タイル張りのユニットバス。
タイルの目地はカビの跡が目立ち、栓を締めても漏れて来る錆びた水栓がついていました。
元々の大きさが1116というマンション用の一番小さいサイズだったので、この大きさではなかなか良い品が見つかりません。
わたしは、エアウォーター・エモトのUBでアクセントパネルを選べる商品に。
真っ白のUBより少しだけ高級に見えるのでは?と思い選択しました。
効果はありましたかね?
□ ENTRANCE ROOM □
順番が逆になりましたが、最後に玄関。
ここはほとんど手を入れていませんが、石目調のPタイルを貼り少し高級に。
シューズボックスは既存の物を補修して利用し照明を変えました。
廻り縁をクロスと同色の白色にしたので少し明るくなりました。
※この日は不動産屋さんがオープンハウスを開いていた為、ちょっと雑多になっています。
飾り付けに用意した造花の黄色いお花が運んでくる途中一輪モゲてしまい、ちょっと寂しいのはご了承を・・・
---
ようやく、自宅建設までの道のりの第一歩。
実家のリフォームが終了しました。
本当は、ここから売れるのをゆっくり待つはずが、予想外に早く売れてしまいました。
頭金はコレで確保できました。
次はそろそろ本題の実家建設へと頭をシフトせねばなりません・・・
止まっていたローンのシュミレーション・自邸の設計・法令のチェック・ライフスタイルの検討・母親の世帯との関わり方?
など、これからまだまだ解決せねばならない問題が山ほどあります。
引き続き自邸建設までの道のりを綴っていく予定ですのでお楽しみに!
これからも”マイホーム・ストーリー”をお引き立て宜しくお願いいたします。
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■夢のマイホーム計画
設計士の自宅建設までの苦悩を日記に掲載しています。
◆建築家の自邸・二世帯住宅建設記の目次はこちらから
入居される方も喜んでるんじゃないかな~。
個人的には洗面台がツボです。
賃貸用とはいえ、W=600の洗面台とかさすがに無理があるんじゃないと日々感じる身なので。
どうもです。
新築に見えるからこそ、手を加えてないところの粗が目立ってしまうものです。
本当に押入れの落書きは痛い・・・
洗面台いいでしょ。
組立のセットで、値段といい質感といいからりグッドです。
松下のカタログ見てみてください。
オーナー宅とかで提案できるんじゃない?