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10月19日 蝶谷本店 「庶民的な、老舗の和菓子」

2010年10月25日 | 錦糸町 スイーツ
10月19日 蝶谷本店
墨田区太平1‐18‐22
3622‐8635

栗どら180円+どらやきつぶあん140円+
どらやき白桃あん140円=460円

「庶民的な、老舗の和菓子」

ブログ1200回目は、この店にした。

蔵前橋通りにある和菓子の店で、
ここの前を通る度に気にはなっていた。

創業文政九年とあり、
ブログの節目の回には来てみようとは思っていた。

店の前の幟には、どら焼の文字が見える。

店内に喫茶スペースはないので、
テイクアウトして家で食べることにした。

ガラス越しに店の中を覗くと、どらやきの餡の種類がだいぶある。

ウインドーの数段を占めていて、選ぶのに躊躇しそうだ。

つぶあん・こしあん・白あんの他に、
ごま・さつまいも・ずんだ・うぐいす・緑茶・
かぼちゃ・ゆず・白桃・うめしそ…。

いずれも各140円だが、
栗どらやき・梅どらやき各180円もある。

それ以外の和菓子は、やきだんご・しおがま各110円、
六方焼・黄味時雨が各130円、栗むし羊かん150円、
青うめ・かぼちゃ餠が各180円、文政の梅190円…とある。

赤飯・あられ系もあるが、やはりどらやきを賞味することにした。

自動ドアを空けるとセンサーが反応し、
奥からご主人が現れた。

短時間で決断を迫られる状況で、
定番かつ個人的趣向でつぶあんを、
それに秋には旬の栗どらをご主人にお願いした。

もう1品が迷うところで、
つい白桃あんとはどんな感じかご主人に聞いてしまった。

ご主人は、白あんに白桃を練り込んでいますと言う。

なぜか季節限定とあり、
聞いておいて頼まないのも何なので、これもお願いした。

ご主人は、白いビニール袋にフツーに入れて渡してくれた。

老舗らしい口上とかを書いた紙とかは用意されていないようだが、
箱詰のものにすればそれがあったのかもしれない。

1個ずつが天下太平焼と印刷されたビニール地の包装に詰めてあり、
栗・つぶあん・白桃というシールが貼ってある。

写メにあたり、袋そのままと、
中の餡が見えるようにわざとずらして写す。

まずはプレーンの、つぶあん。

皮の真ん中には、蝶谷と焼印がある。

生地はふわふわで黄色く、
霜柱のように立った生地。

袋を開けると、
ホットケーキのような甘い香りが立ちこめる。

“牛乳・卵・ハチミツだけで練り上げたどらやき”と
店頭に貼紙があったが、その通りの味だ。

つぶあんは、
火で炙ったような香ばしさが口の中に広がる。

あんこの味は懐かしい感じの
甘さと口ざわりとで、安心できる。

生地の甘さとも口の中で混ざり、幸せな気分になる。

白桃あんはご主人の説明の通り、
白あんにスライスした白桃の実が練り込んである。

口の中に桃の香りが広がり、
白桃の実の歯ざわりもいい。

栗どらは、あんこの真ん中に栗が鎮座している。

甘露煮の実で、上品に小振りなもの。

あんこの甘さとも合っていて、
ほかのものより若干贅沢な気分も味わえた。

それでいて、リーズナブルなのがいい。

甘い生地のどらやきで、
3個はちょうどいいボリュームだった。

人にあげるのはもちろん、
ちょっとしたご褒美に自分にご馳走するのもいいだろう。

改めてまた、紹介することになりそうだ。


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