東京でダイヤフラムを専門設計製作している永島パッキング製作所の公式ブログへようこそ!
今まで7回にわたり、弊社で使用している織物(基布、布)を紹介致しましたが今回で繊維については最終回のまとめと致します。
ダイヤフラムゴムの性能という面では、力学的な部分を受け持ち、最重要な要素が補強繊維、基布、布と呼ばれている部分です(補強繊維を使用しているのが前提)。
いままで、その織り方には触れていませんでしたが、大まか平織ですが、特殊な織り方、編み方も存在しております。
また、その性能は、織り方や編み方のみでなく、その密度、1本あたりの使用原糸、撚り数など、簡単には比較できません。当然、使用環境などでも繊維の材質をも選定しなければなりません。ですから、ダイヤフラムを新規に制作する時も、設計で求められる性能を引き出すために、ダイヤフラムの厚み、外径、形状、ゴムの要素、の他に補強繊維、基布、布の材質、織り方、密度によるところも大きく影響いたします。
特に精密な制御を要求される、ヒステリシスのきわめて少ないダイヤフラムを設計するのは考慮することが必要です。
また、最近では繊維産業の衰退などの影響で、過去に多種多様な織物が存在しておりましたが合理化の方向へ進みつつあり、織物の種類が減少、廃盤の織物もあり、そのたびに、代替繊維を求め今まで使用してきたダイヤフラムの性能を極力変化しないようにするのが、大変な作業となっています。
今後、ダイヤフラムを新規設計するうえでも、補強繊維、基布、布の選定作業は極めて重要であると思います。
※見えにくいですが、織物のサンプル画像を添付致します。
まず、アラミド(ケブラー)織物↓
アラミド(コーネックス)織物↓
ナイロン織物↓
ポリエステル(テトロン)織物↓
ダイヤフラムなら永島パッキング製作所
今まで7回にわたり、弊社で使用している織物(基布、布)を紹介致しましたが今回で繊維については最終回のまとめと致します。
ダイヤフラムゴムの性能という面では、力学的な部分を受け持ち、最重要な要素が補強繊維、基布、布と呼ばれている部分です(補強繊維を使用しているのが前提)。
いままで、その織り方には触れていませんでしたが、大まか平織ですが、特殊な織り方、編み方も存在しております。
また、その性能は、織り方や編み方のみでなく、その密度、1本あたりの使用原糸、撚り数など、簡単には比較できません。当然、使用環境などでも繊維の材質をも選定しなければなりません。ですから、ダイヤフラムを新規に制作する時も、設計で求められる性能を引き出すために、ダイヤフラムの厚み、外径、形状、ゴムの要素、の他に補強繊維、基布、布の材質、織り方、密度によるところも大きく影響いたします。
特に精密な制御を要求される、ヒステリシスのきわめて少ないダイヤフラムを設計するのは考慮することが必要です。
また、最近では繊維産業の衰退などの影響で、過去に多種多様な織物が存在しておりましたが合理化の方向へ進みつつあり、織物の種類が減少、廃盤の織物もあり、そのたびに、代替繊維を求め今まで使用してきたダイヤフラムの性能を極力変化しないようにするのが、大変な作業となっています。
今後、ダイヤフラムを新規設計するうえでも、補強繊維、基布、布の選定作業は極めて重要であると思います。
※見えにくいですが、織物のサンプル画像を添付致します。
まず、アラミド(ケブラー)織物↓
アラミド(コーネックス)織物↓
ナイロン織物↓
ポリエステル(テトロン)織物↓
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