能楽ブロガーたちの記録ーようこそ会津能楽会へー

おもに年3回の会津能楽会公演を報告します。その外は能楽や会津の自然、郷土食、生活文化について、4名が綴る共同ブログです。

27年の演能予定

2014-12-20 10:18:34 | 
 例年、12月中旬に次年度の出し物の演目を決める委員会が開かれる。17日吹雪に阻まれ3名の欠席者があったが無事決まった。
 
春季「能と謡い」  5月22日 羽衣

薪能         9月23日 土蛛 

秋季「能と謡い」  10月24日 猩々

 立ち方、囃子方の人選は人材不足のため2月の総会までに決めることとした。特に囃子方では会津能楽会員だけでは難しくなることが話題となった。

以下、過去に取り上げた能の演目と回数を調べた資料をあげてみる。
素謡としては人気のある曲目だが、能としては回数の少ないのが目につくが、どうした背景だろうか(例、熊野、鉄輪、藤戸、船弁慶、女郎花、通小町など)

 今回は最もポピュラーな演目が並んだ。


平成26年12月17日  能楽会理事会資料 
        
 会津能楽会演能曲目と回数調べー昭和24秋から平成27年秋までー
          ( )内は11年以降記入 *平成18年から年3曲演能になったが、それ以前は年間5曲の演能であった。

20回 土 蛛(11薪、11秋、13走り長屋落成記念、18春、21秋、27薪
19回 羽 衣(19秋、県立美術館、27春
10回 黒 塚(17春)
    紅葉狩(11市制100年、14薪、15薪、18秋、23秋)*100年に狂言も
 9回 小鍛冶(18薪)
    胡 蝶(14春、19春博物館、25薪)
    猩 々(19薪、27秋
 8回 経 政(12秋、17秋)
    八 島(11春、21薪)
    熊 坂
    玉 葛(16秋)
    小袖曽我(13薪、17薪)
 7回 鶴 亀
    田 村(16春、24春、)
    巴  (13秋)
 6回 箙  (13春、25春)
 5回 桜川
    忠 度(14春、26春)
    小 督(15秋、20秋、25秋)
    須磨源氏(16秋、26薪)
    俊 寛
    西王母(16薪、23薪)
 4回 竹生島(15薪)
    東 北(12春、17春)
    雲雀山(15春)
    枕慈童(14秋)
    鵜 飼(12薪、12秋)
    班 女(11秋、26秋)
    半 蔀(22薪、24薪)
    草紙洗(13春、22春。22薪)
    葛 城(17秋、22秋、24秋)
 3回 藤  (16春、21春)
    熊 野
    高 砂(12春)
    敦 盛(20春)
    杜 若 (11春、23春)、
    鉄 輪
    松 虫(13秋、22秋)
 2回 加 茂                  1回 三井寺
    船弁慶                     六 浦
    三 山                     千 手
    野 守                     女郎花(15秋)
    清 経(14秋)                通小町
    藤 戸                     岩 船(20薪)