一人シニアの漫遊記

国内外のトレッキング紀行と家庭菜園、ダンス等徒然なるままに

山紀行(ブルガリア名峰3座登頂トレッキング その1:リラ湖群 2017.6.28~7.6)

2017-07-07 17:00:25 | 山紀行(海外:ヨーロッパ)
この20年余りヨーロッパ、アメリカ、南米、アジア、オーストラリア、ニュージーランド等、多くの山々を歩いてきました。 海外はもとより国内にも数限りなく山々が有り、とても一人の一生では歩ききれませんが、個人的に興味がある山々の数が段々、少なくなってきました。 そんななかで、一昨年11月の山紀行(世界第3位の高峰カンチェンジュンガを望むゴチャラ峠トレッキング  2015.10.31~11.14)でグループの方からブルガリアを紹介され東欧圏への興味が開けました。 スイス等のヨーロッパアルプスも良いのですが、牧場や観光地として自然破壊された後の景色を楽しむより、手付かずの大自然を思う存分に堪能する旅に魅力を感じました。 行ってみて、まだまだ人手が入っていないことを実感したトレッキングでした。
今回は、日本からの参加者9名にツアーリーダ、現地コーディネーター、ガイドの3名の合計12名でブルガリアの最高峰ムサラ(2925m)、地元登山愛好家の人気のマリアォブィッツア(2729m)及び第2の高峰ビフレン(2914m)の3座の登頂を目指しました。 縦走トレッキングと違い、それぞれの山を麓の登山口から登って降りることを繰り返すことから、これまでとはやや趣の異なるトレッキングでした。
1.スケジュール
・6月28、29日:成田⇒ドーハ経由でソフィア
・6月30日:ソフィア⇒リラ国立公園 ビオネルスカ小屋(1520m 専用車2時間)⇒リフト(2100m)⇒リラ湖群周遊トレッキング(約4時間)
      ビオネルスカ小屋⇒ボロブェッツ(専用車1時間)
・7月1日:ボロブェッツ⇒ゴンドラでヤストレベッツ(2369m)⇒ムサラ(2925m 約6時間)
・7月2日:ボロブェッツ⇒マリオブィッツア登山口(1750m  専用車1時間)⇒マリオブィッツア(2729m  9.5時間)
・7月3日:ボロブェッツ⇒ユネスコ世界遺産 リラの修道院(専用車2.5時間)⇒バンスコ(専用車2時間)
・7月4日:バンスコ⇒ユネスコ世界遺産ピリン国立公園 ビフレン小屋(専用車1時間)⇒ビフレン(8時間)
・7月5,6日:バンスコ⇒ソフィア(専用車)⇒ドーハ経由で成田

2-1 リラ湖群周遊(6月30日) 
ビオネルスカ小屋からスキー用リフトに乗り標高2100mまで昇りトレッキング開始。 コース上に5つの湖が点在していました。 アップダウンが少なく高山植物が咲き乱れているなかでのハイキングです。
 
 
 
これは、草原の大地に白い石を何重にもサークル上に置いてあり、年一回、大勢の人々が前夜から大地に泊まり夜明けとともに踊るとのこと。 中心はいわゆるパワースポットとか。
 
トレール上から明日登るブルガリア最高峰ムサラが左奥にかすかに望めます。 右端には、明後日に登るマリオブィッツアの岩山が顔を覗かせています。

2-2 リラ湖の高山植物
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿