一人シニアの漫遊記

国内外のトレッキング紀行と家庭菜園、ダンス等徒然なるままに

山紀行(伊豆天城連峰 万二郎岳、万三郎岳、八丁池  2016.4.10,11)

2016-04-12 11:42:06 | 山紀行(国内:アルプス等)

春山シーズンを迎えていますが、丹沢辺りは未だ花粉の飛散が多いことと20年以上通っていることから飽きがきて足が遠のいています。 そこで、家内からの提案で伊豆方面へ出かけることにしました。 今回は、手始めということから、天城縦走路にあたる万二郎岳(1299m)、万三郎岳(1405.6m)から八丁池へ抜けるルートを候補としましたが、車でいくのでピストンするには長丁場過ぎることからその日のコンディションで行ける所まで行って引き返すこととしました。 翌日は、その反対側の天城峠から八丁池を目指す2日間の予定で出かけました。
スケジュール:
4月10日(日):自宅(4:30)⇒圏央道・小田原厚木道路・箱根新道・伊豆スカイライン経由で天城高原GC入口(7:00)
         天城縦走登山口(天城高原GC入口 7:30)⇒四辻(7:50)⇒万二郎岳(8:40)⇒馬の背(9:05)⇒石楠立(はなたて 9:25)
         ⇒万三郎岳(10:00)⇒片瀬峠(10:20)⇒小岳(10:30)⇒戸塚峠(11:10 昼食 12:00)⇒万三郎岳分岐点(13:10)
         ⇒万三郎岳(13:20)⇒万二郎岳(14:20)⇒四辻(15:00)⇒天城縦走登山口(15:20)
                      車で伊豆スカイライン・修善寺経由で湯ヶ島温泉泊
4月11日(月):湯ヶ島温泉(8:00)⇒水生地下駐車場(すいしょうち 8:30)⇒水生地歩道経由八丁池(11:00)
                      ⇒下り御幸歩道経由水生地下駐車場(13:00)
         修善寺道路・伊豆中央道・東名・圏央道経由で帰宅
・4月10日(万二郎岳、万三郎岳)
天城高原ゴルフ場ゲートを入ってすぐ左手にハイカー用の駐車場が設けられています。 トイレや靴の洗い場も完備しています。 登山口はゲート右手にあります。 駐車場からこれから登る万二郎岳と万三郎岳が見えます。 なんだか、丘に登るような近さです。 天城は暖かいと思っていましたが、意外に寒い。 ウィンドウブレーカーを着て毛糸の手袋をしました。
 
登山口から20分程で四辻です。 ここから、万二郎岳と万三郎岳へのシャクナゲコースに分岐します。 勿論、万二郎岳へのルートを行きます。 小一時間で万二郎岳頂上です。 富士山が見えるようですが、今日は見えないようです。 
 
この辺りは馬酔木(アセビ)の森でちょうど、満開でした。 頂上付近には東国三つ葉つつじが蕾を沢山つけていました。
 
馬の背へ向かう途中で梯子がありましたが、、、。 
 
アセビの森越しのこれから登る万三郎岳です。 途中には梯子がありますが、こんな下りでは後ろ向きに降りるのが賢明です。
 
ほどなくして石楠立(はなたて)に到着。 この辺りからブナが目立つようになりました。
 
万三郎岳頂上直下から相模灘と大島が良く望めました。 万三郎岳頂上です。 
 
頂上直下に涸沢分岐への下降地点があり、このルートで周回されるトレッカーが多いようです。 周回であれば合計5時間程度の歩行なので、なんとも物足りないことと、この先の天城縦走路はブナの自然林を満喫できる素晴らしいルートです。
 
頂上から20分程で小岳です。 面白い枝ぶりのブナです。
 
小岳から戸塚峠へは急降下のルートでロープが張ってある箇所もあります。 帰りの急登が思いやられます、、、。 30分程で戸塚峠へ到着。 ここから往復1時間で白田峠まで行き、翌日に天城峠から八丁池・白井峠のピストンで天城縦走路完歩しようと予定していましたが、シーズン最初であり無理は禁物と戸塚峠で引き返すことにしました。 帰路は、涸沢分岐のシャクナゲコースを予定していましたが、コース自体は単調なことから、万三郎岳・万二郎岳を経由した来たルートを引き返しました。
 


・4月11日(八丁池)
天城街道を天城峠方向に進むと右手に水生地下駐車場があります。 この左手の脇道が旧天城峠への道路で天城隧道へは車でも行けるようです。
 
林道を行くとゲートがあり、ギョとしましたがトレッカーは入っても良いとのこと。 林道脇にはミツマタの花が満開でした。 昔は紙の原料として植林しゅたようですね。
 
山桜も満開でした。 ソメイヨシノも良いですが自然の桜はもっと良いですね。 アブラチャンも咲き誇っていました。
 
ワサビ田です。 清流に沿ってあちこちに設けられていました。

八丁池へのルートは水生地歩道と御幸歩道があるのですが、標識はそれがごちゃごちゃ(昭文社の地図がいけないのでしょうが)。 こんな場合には第六感で方向感覚で行くのが良いですね。 どうも、御幸歩道が良く整備され水生地歩道は標識があまり整備されていないようです。 結果として当初予定通りに行きは水生地歩道、帰路は下り御幸歩道となりました。
 
八丁池です。 人っ子一人いない静かな水面で、霧が水面を静かに流れていました。 天気は思わしくなく折からの大陸からの寒気団で寒いことから、ここで引き返しました。
 




最新の画像もっと見る

コメントを投稿