新・交差点のらくがき

AIOLOSSの管理人 ちぇきの“らくがき”程度の日記です。

聖戦士 ダンバイン

2007年10月13日 | マンガ・アニメ
バイストン・ウェルの物語を憶えている者は 幸せである。
心、豊かであろうから……。
私たちは、バイストン・ウェルの記憶を記されてこの世に生まれてきたにもかかわらず、思い出すことのできない、性を持たされたから……。
それ故に、ミ・フェラリオの語る、次の物語を伝えよう………。

“バイストン・ウェル”は海と地の接する間にある異世界である。
深海を空に、地熱と人の“オーラ力(ちから)”を源に、妖精フェラリオや闇のカ・オスまでもが共存する世界である。
“ア”の国の地方領主ドレイク・ルフトは、戦力増強を図り、優れたオーラ力を持つ地上人を呼び込もうとしていた。
そのひとり ショウ・ザマは、オーラバトラー・ダンバインを与えられ、聖戦士と遇されるが、反逆者ニー・ギブンと彼に従う地上人の少女マーベル・フローズンに出会った時、ショウは不可解な言葉を投げつけられる。
「何も知らずドレイクに手を貸す馬鹿な男」。
やがて“バイストン・ウェル”での争いは、地上界をも巻き込む巨大な戦雲となっていく。

     http://www.dunbine.net/index.html



スカパーの“チャンネルNECO”でやっていた『聖戦士ダンバイン』をやっと見終わりました。
数年前にもレンタルで見たんですが、もう一回見たかったので頑張って見ました。
放送当初は まだ子供だったので内容は難しくて解かりませんでしたが、今改めて見て随分と内容の濃い、富野由悠季がライフワークとして作っていた作品である事が伝わってきます。
これまでのロボットアニメとは違うデザインは好き嫌いが分かれますが、後にオーラボムやオーラファイターと言った進化していきます。もちろん それを操縦する聖戦士のオーラ力も さらに大きな力を持って、バイストンウェル・地上を巻き込んでいきます。

なかでも好きなのはバーン・バニングス。
優秀な騎士の出でありながら、聖戦士であるショウ・ザマに何度も敗れ ついには黒騎士として素顔を隠してまでもショウへの復讐を誓う。
バイストンウェルすべてが地上に上がったときに、黒騎士は幸運にも?ショウと出会い対戦するも撃破され、太平洋の波間を漂流していたところを偶然近くを通りかかった民間船に保護されていた。
しかし船員の心遣いにも彼の孤独と屈辱は癒されず、ただひとり涙を流す。
このバーンの涙に男を・・・男の決意を感じずにはいられません。

そして最後は涙なくしては見ることができません。



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