広島電鉄は、「ドルトムント電車」として親しまれたドイツ製の電車をカフェとして改装し、広島市中区の同社本社ビル前で7月11日にオープンする。電車開業100周年の記念事業の一環で、同社によると、電車を利用したカフェは全国でも珍しいという。(児玉圭太)
◇08年引退 広電「ドルトムント」
電車は1959年に製造された3両編成で、81年に同社がドイツ・ドルトムント市電から購入。車内にはテーブルが備え付けられ、ドイツ語の広告や路線図が残るなど、現役で走っていた頃の雰囲気をとどめている。
同社が旅客輸送やイベント用に使ってきたが、老朽化のため2008年から車庫で保管されていた。
計画では、二つある運転席の一つをラウンジ風に改装。3両で計50席を設け、隣接する広電グループのスーパーで調理したドイツ料理やサンドイッチなどの軽食をビュッフェ風に提供し、車内で食べられるようにする。
今月中旬に車庫から車体を移動させる予定で、改装費は約3000万円を見込む。
スーパー内には、同様の料理を提供するレストランも開くといい、越智秀信社長は「夢のあるカフェにし、新たな100年の礎にしたい」と話している。
※ 新しい観光地に ・・・
◇08年引退 広電「ドルトムント」
電車は1959年に製造された3両編成で、81年に同社がドイツ・ドルトムント市電から購入。車内にはテーブルが備え付けられ、ドイツ語の広告や路線図が残るなど、現役で走っていた頃の雰囲気をとどめている。
同社が旅客輸送やイベント用に使ってきたが、老朽化のため2008年から車庫で保管されていた。
計画では、二つある運転席の一つをラウンジ風に改装。3両で計50席を設け、隣接する広電グループのスーパーで調理したドイツ料理やサンドイッチなどの軽食をビュッフェ風に提供し、車内で食べられるようにする。
今月中旬に車庫から車体を移動させる予定で、改装費は約3000万円を見込む。
スーパー内には、同様の料理を提供するレストランも開くといい、越智秀信社長は「夢のあるカフェにし、新たな100年の礎にしたい」と話している。
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