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aiaiのベトナム留学・ベトナム不動産事情

ベトナムホーチミン市での語学留学ノウハウ記(留学先と住まい情報)

【目次】

2007年04月15日 | Weblog
【目次】

<留学(ホーチミン市人文大の場合)>
1.大学の連絡先
2.開講日程の問い合わせ
3.学費について
4.レベル分けとその認定
5.クラスの運営
6.そのほか
  大学施設、通学、休みの日程、行事関係など

(すべて06年4月から07年4月までの情報です。その後の状況の更新については責任は負えません)


<不動産>
1.住まいの種類とその特徴
1) ミニホテル(Khach san mini)
2) 貸し部屋(Nha cho thue)
ゲストハウスという名称もありますが、ベトナムでの呼称
であるカッコ内の言葉の直訳としました
3) アパート
i) ローカルアパート(Chung Cu、Can Ho)
ii) サービスアパート(Serviced Apartment)

2.住まいの探し方
1) 新聞、紹介所、口コミ(先輩、現地到着後)、不動産屋
2) 略語の読み方

3.契約面の注意事項
部屋代、期間、支払い


*為替レート(07年4月時点) 
ベトナムドンを133で割ったら日本円、16,000で割ったら米ドル

*更新履歴
2007年4月以降の更新情報を、ブログの一番最後に書きました(日付、1/1で)。

1.大学の連絡先

2007年04月14日 | Weblog
1.大学の連絡先
連絡先は次のとおりです。

(国家大学)ホーチミン市人文・社会科学大学
ベトナム学および外国人のためのベトナム語学科
(Viet Nam National University - Hochiminh City
University of Social Science and Humanities,
Department of Viet Nam studies & Viet Namese language
for foreigners)

住所: 12 Dien Tien Hoang、District-1、HCM City、VN
電話: (84-8) 822 5009
FAX: 同上
メール: vietnamhoc@hcm.vnn.vn

秘書たちは普通は英語を話しますが1人だけ日本語を話すひとがいます。名前を書きたいところですが、ネット上ではふせておきます。ベトナム生活クラブというサイトに秘書の人名が具体的に書かれてますが、そのひとはその後学科秘書からベトナム語講師になって、現在はAPUに赴任中なので、そのひとを呼び出してもいません。メールは毎日見てるのかどうか、わかりません。

古い資料だと昔の名称の「国家総合大学 人文・社会科学カレッジ」になってるものもあります。これはその昔の名称の「国家総合大学」が、今、人文・社会科学で1大学に、自然科学で1大学にと、文系・理系をあるとき分離して、今の名称になったものです。

住所への行き方、あるいは今日本にいてガイド本の地図を見ているひとにわかるように書きますと、<Le Duan通りの東の果て、動物園に行き当たる1つ手前の大きなブロックを、動物園に向かって左手側に曲がってすぐ>です。

2.開講日程の問い合わせ

2007年04月13日 | Weblog
2.開講日程の問い合わせ
開講日程の確認は、

I would like to take part in the Vietnamese language class
at your university. This is my very first time to study Vietnamese
language. I would like to know when such class for very beginners
will be held in near future. Now I am writing this from Japan and
I will be headed for Hochiminh City in time for the class. Please
tell me from what o'clock the class starts too.

こんなメッセージを電話かメールかで確認なさるとよいでしょう。初心者じゃなくて大学で先攻中のかたなら(先輩からこういうノウハウは聞けるでしょうけど)、2文めを「My current level is pre-intermediary. I am in the xx-th year of (大学名)」とすればよいでしょう。

注意しないといけないのは、開講は、「6つあるレベルごとにその都度」開講していくということです。つまり自分が1年留学するぞと思っていても、「向こう1年のクラス」というのはなくって、向こう1年の間に2→3→4とレベルが上がっていくクラスに、「その都度、開講日程に合わせて登録していく」ということです。

なので一番いいのは最初にレベル1でいっしょになったみんながみんな次のレベルに進んでいくから、最初のクラスが消滅せずに、またほかの似たレベルのところと合併する必要なく、レベルが上がっていくことです。そういう意味でも、最初に開講する時点で人数が多い時期(やはり4月と9月が多い)であるほうが、勧められることになります。同じ理由で人文大以外にベトナム語が勉強できるという、民間の学校もあるそうですが、お勧めできません。学生数が200人以上の人文大ですら、あるクラスが人数が減っていって消滅することは起こっています。それ以下の学生数のところだと、それ以上の確率で途中でクラスがなくなっちゃう危険が大きいわけです(また学校の権威が、人文大とは段違いに低いです)。

3.学費について

2007年04月13日 | Weblog
3.学費について
学費は4人以上で構成するクラス(に、普通割り当てられます)で、2.8ドル/時間。普通、月曜から金曜の週5コマ、1日2時間のクラスです。1ヶ月分の学費を前払いですので、現地に到着したらまず人文大へ行き、1ヶ月の学費を払って、テキストを買いましょう。1ヶ月の学費が月20日通学の月だと、20 x 2 hours/day x 2.8$/day = 112ドル、テキストが1巻5万ドンとかです。プラス、別売りのカセット・CDもあります。

レベルは全部で6つあります。初心者はレベル1から始まります。レベル1だけは、テキストが英語併記で書かれてます。レベル2からは、英語併記がなくなって、テキストの問題文もすべてベトナム語になります。普通、1つのレベルを修了するのに、3ヶ月ぐらいかかります。

4人集まらないとレベル1はまず開講されません。つまり集まるまで待つことになります。やはり日本人がどっと入れ替わるのは、春先と9月ごろの年2回でした。やはり日本で専攻なさってるひとがどっと行くときっていうのが、人数が集まりやすいですから。今、長期的にレベル1からの受講を考えているかたなら、やはり4月初めとか、9月初めは集まりやすいと思っておいてよいと思います。

また4人集まらないと1時間あたりの受講費が、2.8ドルから、4ドルになります。完全に自分ひとりで個人レッスンとするなら、5ドルになります。

4.レベル分けとその認定

2007年04月12日 | Weblog
4.レベル分けとその認定
レベルが6つというのは、2つ修了するごとに、

レベル2まで修了→ベトナム語初級を認定(ただし試験あり)
レベル4まで修了→ベトナム語中級を認定(同上)
レベル6まで修了→ベトナム語上級を認定(同上)

の意味です。ベトナム語でいうと、ベトナムでは単位認定がABCなんですが、日本と違ってCが一番上級の意味です。なので上から、初級=A、中級=B、上級=Cとなります。ベトナム語修了後、「ベトナム語日常会話可能」と名乗って仕事を見つけるときかは、Bを取ってることを目指すひとが多いそうです。すると1つのレベルで3ヶ月かかるとして、4つ修了なので、ちょうど1年掛かる日程感です(多分、ちょうど3ヶ月では終わらず、少々それより長くなると思います。私は1年だと、レベル3の中間すぎまででした)。

5.クラスの運営

2007年04月11日 | Weblog
5.クラスの運営
週ごとのクラス構成は、月水金で1人の講師、火木で1人の講師の、2人講師体制です。現在、ベトナム学の学科だけでは講師が追いつかないぐらい、ベトナム語を学ぶひとが多くて、ほかの語学の先生も外国人向けの講師になったりしています。

1日2時間の授業で、間に10-15分ほどの休憩があります。この2時間が、何時から始まるかによって、かなり生活のパターンをそれにあわせないといけません。1日のコマ分けは、

08:00-10:00
10:00-12:00
13:00-15:00
15:00-17:00

2.の開講日程の問い合わせ文の、最後に何時から始まりますかと書いたのは、出発前からそれがわかっていたほうが、生活パターンを組みやすいと思うからです。

ほかに夜の講座もあり、私が知り合ったひとのなかだと、日中は現地で働いていて、夜、大学に通っているというひともいました。私は最初10時からのクラスで起きる時間ともマッチしていて都合がよかったのですが、途中で受講人数が4人をきってしまい、4ドル払うよりは、ほかの似た進行程度のところに混ぜてもらって新たに継続したのですが、その混ぜてもらった先が8時からとなったりしました。似た進行度合いのクラスは、あるときとないときがありますので、それしかないときには、それに合わせて生活パターンを変えないといけません。

あと似た進行のクラスがある場合、先生の評判を聞いてほかへ移ることをするひとも稀にですがいました。それ以外の方法で、先生を生徒のほうが選ぶということは、個人レッスンにでもしないかぎりほぼ不可能かと思われます。評判のいい先生が誰かということは、ひとそれぞれの見方があるでしょうから、ここでは控えます。ただ1つ、目安として、<テキストの編集に当たっている先生は、やはり幹部クラスの先生である>ことは指摘できるかと思います。編集に当たっている先生の名前はテキストの表紙などに書いてあります。あと1つだけ付け加えると、これら幹部クラスの先生はしばしば海外の大学に赴任しますから、ある年度には不在のこともあります。

6.-a)

2007年04月10日 | Weblog
6.そのほか
a) 大学施設についてと、登録のしかた



写真のように現在、大学の玄関入ってすぐの校舎が立替中です。
写真の左側に実は正門があるのですが、工事現場と重なって使えませんので、本来はバイク置き場への通路である、写真右側の校門を使っています。大学の住所は12番地ですが、右側の校門には、番地が「10」となってます。その10のところを入ればOKです。

<施設関係について>
現在使われている乗り物用の入り口を入って進むと駐車代金を徴収する門番さんがいて、バイク・自転車で乗り付けたらそこで代金を(自転車で500ドン=4円、バイクで1500ドン=11円)、徒歩で来たひとはそこは構わず直進。

すると右手にカフェが2つあり、奥のは別経営のカフェ(Cafe Van Khoaとあるところ)、手前は大学構内に併設されたカフェです。後者のほうで麺類やCom Tam(皿飯)、パン・ケーキや、飲み物もサーバーから注がれるリプトン・ミロや、ジューサーで作られるシントー類や、ブリックパックのジュース・ミネラルウォーター、デザートのチェーもあります。先生方はここでお昼の食事をしているひとが多いです。校内で食べ物を出すのはここだけです。食べるのはどこで食べても構いません。自習用の机で食べてるひともいます。

学外には、18 Nguyen Thi Minh Khaiへ行けばCom Tam(皿飯)など、18 NTMKに行くまでにジュース屋が2軒ほど。NTMKと交差するところにロッテリアが1軒あり、セットメニューが35,000ドンから4万ドンぐらい(270-300円)。逆方向でTon Duc Thang通りの自動車ディーラーの横のCom Binh Dan(コンビンヤン、大衆食堂)はいつも混雑している人気店で、持ち帰りもできます。私もよくここで持ち帰りで(箱入りご飯=Com Hopといいます)、それを大学構内に持ち込んで食べてました。ビニール袋に入ったスープがついて、メイン2品と野菜付け合せとで、2万ドン(150円)前後でした(中心部なので少し高めです。ちょっと中心部を外れたら、1万ドンのコンビンヤンはまだ健在です)。そのほかにはLe Duan通りにはほぼ食べ物屋がありません。

Dien Tien Hoang通りを北向きに進んでいくと、有名店の「Che Nam Bo」(チェー屋さん)とか、「Quan 94」(カニ料理といえばここ)とか、さらに進むとフエ料理の「Phu Xuan」とかがあります。そこに行くまでにもいくつかコンビンヤンがあります。Phu Xuanの真向かいには、お粥屋さんが何軒か並んでます(ただしここまで行くと結構歩きます)。

6.-a)登録のしかた

2007年04月09日 | Weblog
<登録のしかた>
右手にカフェを見ながら直進を続けて正面に見える校舎の左手を奥に進んだところが、ベトナム学および外国人向けベトナム語学科の、学科オフィスです。英語で看板が出ています。ここで最初の登録や、毎月の授業料の支払いをします。一般的な質問に答える日本語可能な秘書さんが1名と、支払い担当の秘書さんが2名。ともに女性。また学科の先生のひとたちの休憩場所でもあります。

何日から始まる何クラスを申し込んでただれだれですと名乗って、登録・授業料の支払いをします。このとき必要なものは身分証明のパスポートと聞いてましたが、提示は求められず、登録書類に必要事項を記入するのみでした。

登録が終わると、

生徒の氏名: _______
クラスのレベル: ______
時間: _:_~_:_
教室: ______
担当講師: 月水金 _____、火木 _____

こういう小さな紙をくれますので、始まる時間までに教室の場所を確認しておきましょう。またこの紙はテキストに貼り付けておくといいです。翌月以降の支払いのときに、この紙を見せて「このクラスの何月分の支払いに来ました」といって授業料を払っていきます。

授業料は1時間当たりの値段がドルになっているようにドルで払うか、ドンで払いたければそのときのレートを掛けてドンでいくらかを電卓で示してくれます。レートは特に悪いレートではありません。日本円は不可です。カードも使えません。必ずドルかドンかの現金を用意していきましょう。おつりはドル・ドンともきっちりとくれます。

登録が終わると学科オフィスを出て、出た方向の左側の校舎の地上階部分に机がいっぱい並んでいるのが見えます。自習スペースです。ここは着席自由で、無料の自習スペースです。1ヶ月2万ドン払うと、クーラーつきの図書館が使えると聞きましたが、ほとんどどなたも、無料の自習スペースを使ってました。無料のほうはクーラーも扇風機もありませんが、吹きさらしなので常に風通しがよいです。外に近い席は雨が降ってくるとびしょ濡れになるのに注意しましょう。ここは実質、現地の学生さんと、外国人講座の生徒とが交流する場にもなっています。特に日本語専攻の現地の学生さんからは、しばしば声を掛けられます。

あとはクラスの開始時間に指定された教室へ。

6.-b)

2007年04月08日 | Weblog
b) 通学について
大学へはバイクのほか、バイクを手に入れる前だと、バスで通学可能です。大学前にぴたっと止まるバスは、バス路線の18番と、19番で、いずれも始発がベンタン市場前のロータリーです。ベンタン市場前から、18番はパスター通りを北上、Le Duan通りに入って、大学前でDien Tien Hoang通りに入り、この通りに入ってすぐが大学です。

19番はベンタン市場からハムギ通り、ハイバーチュン通り、あと、Le Duan通りに入ったあとは、18番と同じで大学前にぴたっと止まります。

帰りは18番のバスは大学前を通りません。大学からベンタン方面には19番のバスか、26番のバスを使います。

こう書くとバス通学なら、ベンタン市場近辺に住んでると便利なのかと思えてしまうかもしれませんが、特にそういうことはありません。バスの停留所は日本と同じ間隔ぐらいで500mおきぐらいにありますし、バスで乗り換えも可能ですので(ただしベトナムの市バスは1回乗るごとにいくらで、乗り換えたらまた1回分払います)。

市バスの料金は1回乗るごとに、3000ドン(23円)です。タクシーでだとベンタンから大学までで、2万から2万5000ドンぐらいです。

バイクはご存知かと思いますが地元の免許は地元で取ったものでないと有効ではありません。韓国人学生のなかには、それを取っちゃうひともいましたが、そのケースを除いて「非公式」です。非公式なもので、そのノウハウはここでは控えます(現地でよく言ってたんですが、<非公式なもの3つ>は、「バイク」、「バイト」、「バッタ物」と、なぜか3つともカタカナの「バ」で始まります。バイトも学生ビザでは非公式。ブランド物が流通経路をジャンプしちゃうのも、具体的にどこに出回るというのが公式に話題になると取り締まられてしまって、今後どこに出回るのかがわからなくなるという不利益もあるとやら。。。)。

6.-c)

2007年04月06日 | Weblog
c) 休みの日程
ベトナムの祝日はまず休みです。どんな旅行ガイド本にも載ってると思います。あとは新暦の年度末は12/28あたりで終了(最後の日の夜は大学主宰のパーティーです。以下のc)をご参照ください)、新年は1/2から始まります。旧暦正月は7日間ぐらい、間の土日も含むと10日間ぐらいの休みになります。

夏休みについては

c)-1. ベトナム人学生にとって
スクールイヤーは9月始まりの6月修了。なので6月末に年度末試験が終わると、地元の学生さんたちは、大学構内からはすっかりいなくなります。あと新暦正月に帰省するひとはあまりいなくて、旧暦正月には多くのひとが帰省します。

c)-2. 外国人向けベトナム語学科について
上記に関わらず、夏休みは7月に半月ほどの休みがあるのみです。なので私たち外国人にとっては、地元でいう夏休みの3ヶ月、空いてしまうことはありません。外国人クラスの生徒は多くのひとが、この休暇に近隣国、ベトナム国内への旅行の予定を立ててました。

ここでもう1点。日本でベトナム語専攻の学生さんたちは、外国人用のレッスンに入ることもあれば、地元のベトナム学の講座にも出ています。このタイプの学生さんたちにとっては、夏休みの間、b)-1.は、外国人学生用に開講していることはなく、完全にお休みです。