ぎょぎょうま！ [晴々金沢*５]

「これまでの人生で食べたモノの中で、何が1番美味しかった？」と、問わる事があったならば、「香港のレストランで食べたエビのクリームパスタ！」と答えていました。（ちなみに、その時に友達が食べてたパエリアも相当美味しかったです。）しかし、今回の金沢の旅でその質問の答えが変ってしまったのですよ！

で。次回からは何て答えるかと申しますと・・・。



ずばり。「金沢で食べた回転すしです！」です。


はい。今、そこでがっかりしたあなたっ。金沢の回転すしを舐めんなよ。
「金沢なら、高級なお店に行かずとも回転すしで充分美味しいお魚が食べられるよ。」なんて情報を小耳にはさみ、初日のランチにリクエストしておいた家鴨。しかしながら、評判の回転すし店は郊外の店舗ばかり。時間的に無理・・・・、なんてね。なんてねー。（なにもうこのアホなテンション。）　実は、前日にオープンした駅前デパートに有名店が出店してたのです。ばんざーい！

この時点でまだjun_creamyさんと見晴さんは到着していなかったので、きくさん・りあさんのまろ姉妹と私の3人でお食事です。
ここから先はね。もうね。なにも書けない。感動し過ぎて。（笑）

金沢と云えばの甘エビ、ガスエビ、お隣富山名物の白エビと。とにかくエビの旨さったらないですよ。ほんと。今まで私が甘エビだと思ってたあれはなんだったんだ？甘エビって口の中でとろけるのが美味しいと思ってたのだけど、金沢の甘エビは普段目にするそれよりもちょっぴり大きくて、ちゃんとぷりっとしてるの。そう、口の中でとろける前にぷりっとした食感もしっかりあるのです。この地でしか食べられないというガスエビも、甘エビ以上に甘みがあって旨味もつまっててうっとりしちゃう。


でかっ。
ジャンボぼたんえび。携帯サイズとまではいかないまでも、この大きさはなかなかないっしょ？これを一口でいただくわけですよ。たっぷりとしたぷりんぷりん感がお口の中で楽しめます。もう感動で涙出そうです。

そして。ここで初体験。きくさんのオーダーした白身のお魚（なんだったか失念。きくさん教えて～。）に乗っていた肝を食す。あ。肝だけ食べたわけじゃいよ。寿司として魚も一緒に食べたよ。
「うわ～。肝がのってるううううう。」と歓喜のきくさん。（この言い方がめちゃかわいい。）
「りあちゃん。食べなよ～ぅ。」と、満面の笑みで皿を差し出すと。
「いや、わたし肝だめ！」と、りあさんお断り。
「じゃあ、家鴨さん食べて、食べて～。めったに乗ってないんだよ～ぅ。」と家鴨にお勧め。
が、しかし。わたしもちょっと・・・肝とかレバーとか苦手・・・かも。
「ええ～。美味しいのにぃ。めったに食べられないのにぃ。」と、きくさんしょんぼり。超しょんぼり。
うっ。これは、ずるい。きくさんって、にこにこ顔がデフォルトなのよ。なのでこういう時、ものすっごいがっかり具合に見えるのよ、ほんと。ううう、心が痛む。
「いや。せっかくだし、そ、そんなに言うならチャレンジしてみるよ・・・。」と、つい言ってしまうではないか。（笑）
結果。大正解！！
「おーいしーい！まさに、ぎょぎょうま～！（byさかなくん）」
「でしょ、でしょ。」と、きくさんも嬉しそう。
新鮮なのでしょうね。肝っていうと生臭いのが苦手だったんだけど、それが全然なくって、お寿司にまろやかさをプラスしてましたよ。
他にもイカもサーモンもネギトロも・・・全てがぎょぎょうま級でございました。ごちそうさま。

ああ、ほんと。到着早々からテンションあげあげになっちゃいました。幸せ過ぎて、思わず家鴨の口から出た台詞が「（私だけこんなに美味しいものを食べて）お母さん、ごめんなさい。」だもん。ワケ分かんないよ。