C'est la vie.

人生ままならぬもの。成り行き任せか、C’est la vieか。電子のカオスの中で思いが遂げられたらと思う今日この頃。

エイリアン4のシガニー・ウィーバーは?第1作から18年

2017-11-15 00:34:28 | 映画

 たまたまテレビ東京というマイナーな局で映画エイリアン第1作、2作を見たことで、昔の記憶を呼び起こされ、衝撃的な印象を残したリプリー(シガニー・ウィーバー)のちっちゃなパンツ姿、それから30年以上の年月をへて作られた続編とも言える「プロメテウス」でのヒロイン、ノオミ・ラパスの半ズボンぽい、ガーゼパンツ姿のことを書いてきた。エイリアン3、4はどうだったかなと思ったら、またまたテレ東の昼間映画で4をやっていた。1998年日本公開というから第1作から19年。主演のシガニー・ウィーバーもはや50近くになり、さすがにセクシーなシーンは難しくなっていたみたい。

おばちゃんってのも乱暴だわ

 エイリアン3で死んだリプリーの細胞からクローンを造り、遺伝子に組み込まれたエイリアンを産ませて兵器か何かに使おうという企み。いつものようにコントロールできなくなったエイリアンが宇宙船の乗組員を皆殺しにするというストーリーだ。
 死んだはずのリプリーをクローンでよみがえらせるのは分かるが、いきなり出てきたのがおばちゃんになったリプリー。エイリアンの遺伝子と結合したからといって、成長過程もなくいきなり成人、それもおばちゃんってのも乱暴すぎますわなあ。

ウインドウズ95が登場

 おまけに第1作から200年(いや第2作が50年ぐらいたっていたから250年か)もたっているというのに、あんまり科学的に進歩したとも思えない。ロボットが「モデムが」なんていうのに、思わず笑っちゃった。1997年ごろ、ウインドウズ95が登場して、パソコンを「モデム」で電話につないでいたなあ。ピポパポとかいって、ジーン、ビヨンビヨン、シャーとかいいながら。今だったら無線LANがあるから、表に見える機材は不要だよね。所詮人間の想像力はこんなもんだろうなあ。

Tバックへと進化してた

 話は本題に戻って、セクシー衣装の件だけど、唯一出てきたのが操縦士のおねーさんサヴラ・ヒラードを演じるキム・フラワーズという女優さんが、彼氏に足を撫でられて「気持ちいい」と言いながら見せるTバック姿。第1作から18年の歳月を経て、ちっちゃなパンツはTバックへと進化していた。やっぱ時代は進まなくちゃね。いや200年後だろう、第1作から考えると、現代から大体300年後でTバックかなあ。ちょっと違うよなあ。

クローン羊ドリー誕生が影響か

 1997年といえば福岡に単身赴任してた。山一証券や中小生命保険がどんどんつぶれ、日本経済お先真っ暗。バブル崩壊後、下がった地価は一段下げとなり、バブル崩壊も終わったと思って買った我がマンションも3年で半値以下。仕事はめちゃ忙しく、映画なんぞ見る余裕はまったくなかった。そんな時期だった。
 1996年7月には、イギリスのロスリン研究所でクローン羊ドリーが誕生。そんな出来事がエイリアン4製作者たちを刺激したに違いない。この映画、ヒットしたという記憶がない。表現がどぎつくなってもサスペンスで、ワンパターンはなかなかきついということだろう。

コメント
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