熊本県にはアーチ式と呼ばれる眼鏡橋が沢山あります。その多くは江戸末期から明治の初頭に種山の石工(たねやまのいしく)と呼ばれる八代市東陽村の技巧集団よって架けられました
有名なものでは皇居の二重橋、日本橋などがあります(常盤橋のみが現存しています) これらの石橋は国が造ったものですが、熊本に点在する石橋の多くは地域の庄屋を中心とした市井の人々が造ったものです
種山村の技巧派集団「種山の石工」 岩永三五郎および橋本勘五郎の英知と情熱に敬服するばかりです(追記:熊本の石橋には種山村の石工以外によって造られた橋も沢山あります)
ブログ作成に当たり熊日新聞社発行の「熊本の石橋313」、山口祐造氏の「石橋は生きている」を参考としています
《追記》県や教育委員会の説明案内板があったものはほぼ原文のまま掲載しています
紹介した石橋の架橋年表です 〔 架橋年表 〕随時追記してまいります