素晴らしき茜空の会

主に特撮番組の感想文。ブログタイトルは仮面ライダーキバに登場する「素晴らしき青空の会」より。

仮面ライダークウガ(EPISODE 1)

2016-07-08 09:15:59 | 仮面ライダークウガ
西暦2000年。日本アルプスで謎の古代墳墓が発見された。遺跡に記された古代文字の解析を任された沢渡桜子はそこから「死」と「警告」という不吉な意味を読み解く。その夜、発掘現場で異常が発生。翌朝、現場に到着した五代雄介は遺跡で不思議なベルトを目撃。雄介は桜子にベルトの古代文字の解読を依頼する。


というわけで。仮面ライダークウガです。

正直、こないだまで仮面ライダーアマゾンズ見てたので、
「いきなり最新作から16年前の作品とか、古すぎてしらけるんじゃないかな?」
などと心配してたんですが。

五代くんの、いきなりカメラの前で「男の格好良さ」を語り出すという登場シーンに
そんな心配したことを土下座で謝罪したい気分になりました。
これが、16年も昔の、子供向け番組のクオリティかよ! 今見ても全然アリだぞ!

「いや、でもここの校舎『のぼってくれ』って感じしない?」というセリフと、
電話先の異常な気配に瞬時に反応し「確かめてくるよ」と飛び出していく行動力で、
五代くんの人柄がすぐに伝わってくる。たぶんこの脚本家さん好きです。素晴らしい。

シーンごとに挿入される時刻と場所の表示、すごくいいですね。現実感があって緊張する。

あと、アレですよ。パトカーごと警察に突っ込むシーン。ガチですよね?
ガラスの破片をバリバリ踏みながらパトカーから降りるクモ怪人の生々しさ。
本物の破片だとリアリティがすごい。

車でクモ怪人を壁に押しつぶすシーン、崩れた壁、本物じゃない? 本当に壊したの!?
イマドキのニチアサの、どうしても軽く見える偽物ガレキとはレベルが違うんですよ。
ビルの屋上で戦ってるときも、近くの道路を車が普通に走ってたりして、
なんかもうすごい。リアル。

ヘリの足にしがみついてもみ合う様子を下から撮影したシーンも、すごく本物っぽいんですよ。
いったいどうやって撮影したんだろ。

「徹底的にリアルを追求する」という意味では、アマゾンズに一番近い作品かもしれない。
よくこの作品をチョイスしたぞ俺!GJ!(偶然だけど)
いまんとこ、クウガとアギトの見分けもほぼつかないんですが、続きが楽しみです。

雑感。
「仮面ライダーが怪人と戦い終えて、石の棺で眠っている」という設定はオーズですね。
いやそっちの方が後だし、オーズの王はどっちかっていうと悪者設定だけども。

オダギリジョー若い! 幼い! 驚いた!
アマゾンズの仁さんに近いイメージだと思ってたけど、そりゃそうですね、可愛い。


2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (FOREVER HEROS)
2018-01-24 23:37:13
クウガが出演するひらかたパークの「ライダーショー」の動画を観る為に今DVDを二巻ずつレンタルしています。


幼稚園の頃、初めて「一話」冒頭の場面と復活した未確認たちの手が出てくる場面を観た時はホラー映画を観ているような気持ちになって怖かったです(苦笑) 


実は「とことん!石ノ森章太郎」という番組で初めてディレクターズカット版である「クウガ 特別篇」を視聴しました。初めて観た時は怖かった冒頭の戦闘シーンがスローモーションで描かれていたので、怖さを感じなくて不思議な気持ちになりました。



返信する
Re: (茜空)
2018-02-07 09:29:36
コメントありがとうございます。

ひらパーのライダーショー、開催されましたね。
結局見にいけなかったんですが、動画をあげてくださってる方がいるので
あとで見ようと楽しみにしています。

クウガは、すごく昔の話だし、いま見たらどうなのかな~とか思ってたんですが、
見終わった勢いでブルーレイ買い揃えちゃうほどの良作でした。

こうやってブログで各シリーズの感想を書き続けてきたんですが、
完走直後に「おめツイ」をいただいたのもクウガが初めてですし、
コメントもたくさんいただき、果ては知らないアカウントからも空リプがあって
クウガという作品を愛し続けてきた人たちの層の厚さに驚かされました。

新参な私でも、やっぱりクウガは特別な作品というか
簡単に触れてはいけない聖域みたいな印象があります。
そんなクウガの続編とも言えるひらパーのショー、すごく楽しみです!
返信する

コメントを投稿