素晴らしき茜空の会

主に特撮番組の感想文。ブログタイトルは仮面ライダーキバに登場する「素晴らしき青空の会」より。

仮面ライダー555 第25話

2017-07-04 09:00:00 | 仮面ライダー555
琢磨ファイズ&冴子カイザを前に、なす術の無い巧と雅人。村上社長は雅人を拉致し、同窓会の日の事を村上社長が聞き出そうとするが・・・。


とうとう流星塾の「父さん」が登場です。びっくり。
そして、謎が謎呼ぶ展開です。

・流星塾はなぜ地下深くに存在しているのか。

いや、スマートブレイン本社から直通エレベーターで行けるとか
納得の立地ですけどね。
でも、回想シーンでは窓から日の光が差し込んでるように見えるんだけどな。

・村上社長と花形の関係は。

単純に考えるなら、花形を社長の座から蹴落とした村上が
彼を地下の流星塾に幽閉し、デルタのベルトを作らせていた、とか?
しかし、オルフェノクだったら脱出できそうな気がするんだよな。どうなの?

・花形は何を狙ってるのか。

「戦え、そして勝ち続ければ、答えがみつかるだろう」

父から息子に送られる「戦え」というメッセージは
キバファンだとそれだけで無条件に胸が熱くなるんですが、
なんかな、花形に関しては、信用ならないっていうか、
むしろ、草加を洗脳するためのキーワードみたいになっている気が。

窮地を救ってくれたし、草加は「父さん」と呼んで無条件に信じている様子です。あの草加が。
でも、落盤事故の被害者に試作品のベルトをつけ、砂にしちゃったのは花形なんですよ。
漂うマッドサイエンティスト感。

でもさ、草加も真理も「父さん」「お父さん」と呼んでるわけですよ。
利用するために引き取ったこどもに「お父さん」と呼ばせるのは
やっぱり何かしら、愛情みたいなものもあると思うんだ。

あと。村上社長はやっぱりオルフェノクだった。ですよね。
オルフェノクの王を待つ村上社長、それを阻止したい花形。

さて。今回主人公超級で格好良かったのが海堂ですよ。

「貴様・・・人間を捨てろと言ったのはおまえだろ!」
「バカ野郎、だからと言って簡単に捨ててどうするよ!!
 人間を捨てようと思っても、捨てられないのが、俺様のいいところだ。
 ・・・とは言うものの、やっぱり俺様にも責任はあるよな。
 殴りたきゃ殴れ。好きなだけ殴れ!!」


なんかすごい存在感。めちゃくちゃかっこういい。

ラビットオルフェノクの小林くん。海堂に反旗を翻すわけですが、
それでもなお、変身するときにパチン!と指を鳴らす
海堂が教えたことを忠実に守っている姿が、大変良かったです。

ラビットの属性そのままに、無茶をせず勝てる舞台をセッティングしてから
勝負を挑む姿勢。自分の力量を把握したうえで、上を目指す意欲。
このまま大化けしたら楽しいなと期待してたんですが、残念ながら砂と化しました。

ていうか、ザビーの影山瞬だったのか! 本当だ!

今世でも来世でも、難ある兄貴を慕ってついていく、
悲劇の弟キャラである。

ところでこのラビット、ロップイヤーなんですね。
しっぽ! しっぽ可愛い!


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