私の車の名前はミスNon太くん

公開から一週間以降になるとほとんどが消えます。

なにもかもぼんやり

2013-06-23 23:01:12 | 日記
仕事に就いて、数ヶ月、毎日がどうでもいい。
数ヶ月経つが、怒られたのは2回だけなので、仕事が出来ない訳ではないらしい。
怒られたのは、その人の機嫌が悪くて、当たられただけだし、実質、とても優秀かもしれない。
八つ当たりほどムカつくものもないけれど、とりあえず笑顔で対応しておいた。
怒る様な事ではないのに、恫喝するみたいに怒鳴られる事は、馴れていたから、もはや怖いとも思わなかった。多分、普通の女なら泣いてたんだろうけど、私は笑顔だった。恐ろしいほど。
なんていうか、アレ以来、私にこわいものなど何もなくなった。アレを失った悲しみに勝る感情など、もう、世界の何処にもありはしないんだと思い知っただけだった。
今の私は、自分の死すら恐ろしくはない。ただ、家族と猫とその他少しの人だけが居なくなるのは嫌だと思うだけで、たとえ毎日恫喝するように怒られようが、罵られようが、食い物が不味かろうが、使える金が少なかろうが、自由になる時間がなかろうが、嫌いな人間がいようが、社会に存在があろうが無かろうが、別にどうでだっていい。

今の私には、なんでもいいことだった。
そこに行けと言われれば行き、なにかやれと言われればやり、終わって良いと言われたら終わる。
それで、其の中に、なんの感情もわかなかった。
頑張るとか、人間関係を円滑にとか、気をつかうとか、プライドとか、気持ちとか。
そんなものが、一遍の欠片さえもなかった。


朝、制服を着て、五時にタイムカードを押すまで、私は自分が機械なのだと思う様になった。
機械なのだから、真剣にやる必要は無い。そして、頑張る必要も無い。愛想もいらない。ただ、私はそこにいて言われた通りに伝票を入力するだけだ。

実に順調な生活だった。
私はキチンと定時に帰り、座って言われたことを適当に時間までやるだけだった。
私語厳禁な職場だったから、必要な事以外の会話をする必要はなかった。今の私には楽でよい。


こんなに笑顔のない世界は初めてだが、今の元気のない私にはこのほうが都合がよかった。

変に喋ったり愛想をふりまく方が、いまの私にはしんどい。

嬉しい事といえば、私は、3キロほど痩せた。
ダイエットしたわけではないが、自然に痩せた。料理を自分で作る様になったからだろうと思うが、以前の体系に戻れるような気がしてうれしかった。

化粧の練習と肌質改善も、順調だ。
最近では、面皰もまれで、赤みも大分ひいた。
化粧も最近のトレンドを掴んできた。理想には遠いが、前よりはよい。

家庭菜園も順調で、このまま行けばあと数週間で、ハーブが収穫できるだろう。

料理も始めたが、なかなか上手くできている。
三食全てはつくれないが、夕飯だけは、週に2、3回手作りしている。
これがなかなか楽しく、家に帰るのが楽しみだ。

絵の練習もしている。
すこしずつやっている。


本も読めている。モーリス・ルブランが最近のお気に入りで、寝間際に少しずつすすめている。


悪い事といえば、自律神経系が已然悪く、不眠かつ、具合が悪い日が多々あることだ。
もはや持病なので、しかたがないことだが、仕事しながらなのでキツく感じることもある。

しかし、生理前の症状はピルで改善に向かったため、前よりも全体を通すと元気ともいえる。



このまま、ぼんやり適当に過ごして、自身の心の回復につとめるのが今のところ、一番いいのだと思う。

だた、あれが居なくなってさみしく。
私は、子供を望む気持ちが芽生えたため、相変わらず結婚願望はあったが、今の所、相手を見つける段階ではやはりなく、かなしいかな進展はない。