米国大学院貧乏留学日記

28歳の独身男が、貧しさに立ち向かい、貧しさから学ぶ、お金にこだわった貧乏な留学生活を綴ります。

売血デビュー。

2007年11月06日 15時11分14秒 | 貧乏留学日記
11月5日(月)

今朝、突然思い立って血を売りに行く事にした。

土曜日の件があったので、折角行ってもまた時間の無駄になるのではないかという思いもあったのだが、お金への執着心が勝ったのは言うまでもない。

土曜日に紹介された場所ではなく、以前大学で配られていた冊子に広告を載せていたまた別の場所へ行く事にした。理由はこっちの方が近いから。Google Mapでアパートからの道順を調べ、朝9時前に自転車で出発。

アパートから15分くらいでお目当ての場所を発見。

交通量の多い通りから見た限りではどう見ても廃墟にしか見えなかったので、諦めて帰ろうとしたのだが、裏の駐車場に沢山車が停まっていたのが気になり、駐車場の奥の奥まで行ってみたら入り口を発見。

最高に分りにくい。怪しさ倍増。ついでに僕の不安も倍増。

中に入り、初めて来た旨を伝えると、身分証明書と住所の確認、血中プラズマに色々な書類を読まされ、色々質問され、写真を取られ、とにかく初めてという事で時間が掛かる。

肝心のプラズマの採取にたどり着くまで2時間、そこからプラズマの採取に更に1時間、合計3時間も掛かった。

その間、もっとここに詳しく書きとめておきたい出来事が沢山あったのだが、沢山ありすぎて書き切れないので省略。とにかく今まで観た事のない世界を垣間見る事が出来た。とてもよい社会勉強になった。

プラズマを採取し、赤血球を体内に戻すとようやく売血デビュー完了。今回は初回という事でなんと50ドルももらえてしまった。日頃からチマチマとした節約をして何とか生き抜いている僕にとってはとてつもない大金である。

因みに1週間に2度まで血を売る事が出来るのだが、今週中にもう一度行けば更に50ドル、その後は週の1回目が25ドル、2回目が30ドルとの事。そして、1月に6回以上行くと、6回目は50ドルもらえるとの事。

僕のような貧乏人が真面目に通うようにしっかりと考えられた料金システムである。

もし毎週週2回、一ヶ月に8回通ったとすると、240ドルにもなるのである。しかも土曜日に行った所と違ってここは自転車で通える。次回は木曜か金曜日の午後、授業が終わった後に行く予定である。

なんだかもうお金という鎖でがっちり繋がれてしまっているようである。




最後に、僕は「血を売る」と言う表現を使っていますが、正確には「血中プラズマの寄付」です。ある程度の量のプラズマを採取するのには約1時間程掛かるので、その時間に対する補償という形でお金がもらえるという仕組みです。

寄付されたプラズマは血友病の治療などに役立てられるそうです。

 
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3 コメント

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Unknown (ミー太郎)
2007-11-06 15:26:13
遂に「売血デビュ~」を果たしたのですね!
足元フラフラしたりしませんか?
$50、確かに大金ですけど、くれっぐれも
無理なさらぬよう・・・

で、その$50、何に使います?(笑)
堅実に貯蓄ですか?気になります。(笑)

PS。ランキング順位上がりましたね!おめでとう
  ございます!
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貧血検査で貧血に (Tom)
2007-11-07 10:48:15
読んでるだけで貧血になってきました。でも、頑張ります(なんのこっちゃ)。

お体にはくれぐれもお気をつけて。
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それって (happychild)
2007-11-07 13:08:09
ミネソタにもあるのでしょうか・・・。
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