TDU 建築学専攻 地域施設計画論

東京電機大学未来科学研究科建築学専攻
「地域施設計画論」成果物
*当ブログに掲載のすべての文章や画像の転用を禁ず

2016 地域施設計画論:身体障がいの体験:スタイリッシュの罠

2017-06-26 20:44:47 | 「身体しょうがいの体験」目次,公開可能

 

質疑応答

【スタイリッシュの罠】

電大課題班)エレベーターの解決策の半円が,よくわからなかった

回答)体験をしたときに,物陰から人がスッと出てくるのが怖かった,エレベーターホールの前の,待っている場所をコントロールしたい。ドアの近くで待っている人が居ると,乗り降りの際にぶつかる。半円状にしたら,そこで待つ人は居ないだろうから,そこでバッファが取れると思った。

せき)エスカレーターのルーバーが,逆に視界を狭めないか。手すり的なものにはならないんではないか

回答)壁を触りながら進と言うことがあるので,それをデザイン化した。回転半径を大きくして経路を長くしたら,ゆとりが出ると思った。視線の抜けを意識した。実は木目調です

弱視)調査のときに,カードタッチの認証が分かりづらいと言うことがあったが,その解決策はあるのか。

回答)今回は視野狭窄のパターンと耳が聞こえづらいパターンで,共通した問題に取り組んだ。タッチする先にサイン(光るところ)があれば良いと思う

CUD)エスカレーターのルーバーが,天井までないほうがいい。視野が狭いからこそ高さに配慮すべき。90㎝とか,目線よりも下の所だと,視野と手元とバランスが良いのでは

回答)壁を伝うと安心感があったので,支えになるものが欲しかった。

荷物)エレベーターの前の半円の外で待っているとなると,取り囲むように待つことになるのではないか。どこで待つかがわかりやすいと良いと思う。電大の動線だと,どちらに行くわかりやすいので,出て行く人が通るルートがわかりやすいと良い。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿