もう現在のアメリカの鉄道では、基本的な郵便業務はやっていないようです。時々それが鉄道によって運ばれる事はあっても車内で仕分け作業は行わず、大きな郵便袋もたぶん見かけないでしょう。
私が館内で見た郵便車はグレートノーザン鉄道のNo.42号車でAmerican Car & Foundry Company で1950年に造られた6台の流線形の手荷物郵便車のうちの1台です。
この車体は1979までミネソタ・ヤードの中に残っていたものをバーリントン・ノーザンがこのミュージアムに寄贈した物で、外観は元のプルマン緑、オマハ・オレンジ、金と銀に塗られ、内部は働くGreatノーザンRPO車の内部を複製しています。
このNo.42は列車が止まらないような小さな駅でも郵便物を拾い上げる装置を持っていました。(カリフォルニアステーツサクラメントレールロードミュージアムのホームページの記述から解釈）
博物館の2階へ行く途中、屋根の上がほんのわずか見えました。
私は不勉強でその言葉を今まで耳にした事がありません。もしそうだとすれば確かにかなり大きくしっかりとしたつくりでした。
日本でもタブレットを掬い取っていましたが確か人の手でじかに拾い上げていたと思います。
鳩の巣箱転じて仕分け棚とは言い得て妙ですね。
なお、タブレットの場合はタブレットキャッチャーを装備した車両もありました。
http://homepage3.nifty.com/isobe201/study04a.html
ピジョンホールは、最近では、スチュワーデス（死語）の人たちに連絡を届ける棚の名前となって残っています。「合コンの連絡はピジョンに入れておくから」等と使用されています。
Pigeon(鳩）という語に気が付きませんでした。なるほどです。そうですね、解らない事があれば何でもググッて見ることでした。PCもかなり長い事使っていますが使い方は初心者のままでした。
私はあれに出会った時、真っ先にJackおじちゃんの事を思い出してしまいました。
私もあのカラースキムは大好きで、エンパイヤビルダー等の長編製客車には大変良くマッチすると思っています。いつかはその編成も手元に置きたいと思っていましたが もう今からではそれもかなわないでしょう。
http://www.gnarchive.com/rpo42.html
このブログも最近ちっとも更新していませんが、当時の記憶が薄れない内に 又綴って見たいと思っています。
ご紹介のページ見せていただき、自分がずいぶん見落としていたことを痛感しました。当時無我夢中で眺め回していたのですが 表面だけ見るのが精一杯でした。
個人的に郵便車が大好きな私ですが、さらに好きなエンパイア・ビルダーの郵便車となるとよだれが・・・・
えっ？何で郵便車が好きかって？
だって、現金書留を積んでいて、列車強盗も郵便車を狙っていましたもの・・・あはは。
上野駅に汽車を見に行った際、郵便車から白いズタ袋がパレット・ドーリーに積み上げられるのを、子供ながら、熱い視線で見守っていました。
グレートノーザン鉄道にも興味がおありのようですね。私が日ごろ訪れていた 素晴らしいサイトをこ紹介しましょう。
http://blog.goo.ne.jp/jackojichan/m/200808
「グレートノウザン鉄道」と言うブログで、GNの情報は豊富です。もちろんすでにご存知とは思いますが。