このブログに書くのは本当に久しぶりです。
放置していたのは、実は仕事の疲れで活力を奪われていた日々が続いていたというのもありますが、まぁ、このブログのタイトルとも関連があります。
実は僕は難読症で文字を読むのが苦手なんですね。しかし、世の中活字を抜きにしたらネットさえも出来ません。その為、書くという行為を封印していたんです。体力を保持する目的もありましたが、実は読む障害と書く障害は関係がある事が多いとの事で、書く、読み返しがあるブログ操作などはかえって普通に読むよりも負担がかかるのではと思っていたからです。
しかし、それらの考えは決して正しいとは言えなかった気がします。
文字数とも関係があると思いますが、今、ブログを書いていても読むよりはそんなに苦痛は感じません。
世の中では難読症を克服した、という話をたまに耳にしますが、人それぞれだと思いますがそれは決して健常者とほとんど変わらないレベルになったという華やかな物ではない気がします。学習障害は治る物ではありません。
事実僕がそうでした。
しかし、本には人生を変えるほどの力がある事も、無理して読んだ事で実は僕は知っています。
読めないわけではない。でも、障害があれば限界がある。それでも本に触れたいのだ。たどり着いたのは録音図書だった。難読症の人が、学習に利用したりしているとネットで知ったので。
だが、CD化されたそれらは通常の本よりも高価であり、さらに、流行の書籍などはカバーしていなかった。諦めていたんですが、しかしついに理想的な販売サイトを見つけた。
オーディオブック FeBe
http://www.febe.jp/
サイトからダウンロードして、パソコンからウォークマンなどのMP3再生プレイヤーなどに転送して聞くのですが、うれしいのはそれだけでなく、値段が通常の書籍と変わらない事です。
試しに小説を一冊買ったのですが、朗読する人の声も非常に澄んでいてとても聞きやすかったです。音声朗読ソフトのような聞きづらさはありません。
色々書きましたが、個人の考えとしては朗読された図書自体にも魅力があると思います。目を使わないから負担が減るし、暗闇の中だって読むことができます。障害者の立場として書きましたが、健常者の方も録音図書をぜひ楽しんでほしいです。