地域を楽しむ、家族を楽しむ、少しだけ仕事を楽しむ。

自分の住んでいる「甲府」、出身地である「大月・猿橋」、そして自分と関係のある人々の故郷に関連する出来事を綴る場所。

2016-55|麻井宇介セレクション①比較ワイン文化考|麻井宇介

2016年12月03日 | 
2016-55|麻井宇介セレクション①比較ワイン文化考|麻井宇介

サトーおすすめ度★★★

2015年6月発行

著者略歴。
1930年東京生まれ。東京工業大学卒。1953年大黒葡萄酒入社。元メルシャン勝沼ワイナリー工場長、山梨県ワイン酒造組合会長、国立民族博物館共同研究員。2002年6月逝去。
日本のワインを学ぶのであれば、麻井宇介氏を抜きに学ぶことはできない。私たちも良く知るメルシャン勝沼ワイナリーの工場長として山梨のワインの発展に貢献しただけでなく、民俗学的観点からワインの歴史や東西のワイン文化の違いなどを明らかにしてきた功績はあまりにも偉大だ。
本書を読むと著者の紡ぎ出す言葉がズドンと読者に届く。①から④までのシリーズ本ではそれらの言葉を記しておきたい。

・ワインを産出する土地の人達は、本来、自分達の周囲でできるワインのほか、遠い産地からわざわざ取り寄せて幾種類も飲んだりはしない。
・農民にとって、ワインは畑のすぐそばにあり、ビールは遠い。
・飲食は人間の最も耽溺して飽きることのない快楽である。

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