大分国体高校野球硬式が開幕しました。参加校は主に夏の甲子園で
活躍したチームです。ベスト8進出の慶応は同じ神奈川県勢の横浜が
選出されたということで珍しくベスト8進出ながら国体出場は
なりませんでした。夏の甲子園ベスト8進出の7校に開催県大分の
日田林工、3回戦進出の倉敷商、駒大岩見沢、鹿児島実、2回戦
敗退ながら優勝した大阪桐蔭を最も苦しめた金沢を加え、合計12校に
より優勝を争います。近年の国体は勝敗にこだわるというよりは
夏の甲子園で試合に出られなかった3年生を中心にオーダーを組ん
だり、楽しむことも重要とするチームも多いです。
中には初戦から決勝まで全試合ガチンコ勝負してくる少し大人気ない
チームもありますが・・
国体初戦で夏の甲子園準決勝の再現となる因縁対決も2試合。
夏の甲子園対決の再現として有名な1984年(昭59年)第39回大会
決勝の取手二VSPL学園の試合を振り返ってみます。
この試合はPL学園はリベンジに燃えてかなり本気で勝負にきた試合
です。オーダーもほぼベストメンバー。PLは雪辱に燃え、一方の
取手二は「楽しく戦う」と割と余裕のコメント。とはいえ取手二も
ほぼベストメンバー。
活躍したチームです。ベスト8進出の慶応は同じ神奈川県勢の横浜が
選出されたということで珍しくベスト8進出ながら国体出場は
なりませんでした。夏の甲子園ベスト8進出の7校に開催県大分の
日田林工、3回戦進出の倉敷商、駒大岩見沢、鹿児島実、2回戦
敗退ながら優勝した大阪桐蔭を最も苦しめた金沢を加え、合計12校に
より優勝を争います。近年の国体は勝敗にこだわるというよりは
夏の甲子園で試合に出られなかった3年生を中心にオーダーを組ん
だり、楽しむことも重要とするチームも多いです。
中には初戦から決勝まで全試合ガチンコ勝負してくる少し大人気ない
チームもありますが・・
横浜 ─────┐ 9/29-1├─┐ 大阪桐蔭 ─────┘ │ │ 智弁和歌山 ───┐9/30-1├─┐ 9/28-1├─┐ │ │ 聖光学院 ───┘ │ │ │ 9/29-3├─┘ │ 倉敷商 ───┐ │ │ 9/28-2├─┘ │ 日田林工 ───┘ │ 10/1├─ 常葉菊川 ───┐ │ 9/28-3├─┐ │ 浦添商 ───┘ │ │ 9/29-4├─┐ │ 駒大岩見沢 ───┐ │ │ │ 9/28-4├─┘ │ │ 報徳学園 ───┘9/30-2├─┘ │ 金沢 ─────┐ │ 9/29-2├─┘ 鹿児島実 ─────┘ 新大分球場にて |
夏の甲子園対決の再現として有名な1984年(昭59年)第39回大会
決勝の取手二VSPL学園の試合を振り返ってみます。
この試合はPL学園はリベンジに燃えてかなり本気で勝負にきた試合
です。オーダーもほぼベストメンバー。PLは雪辱に燃え、一方の
取手二は「楽しく戦う」と割と余裕のコメント。とはいえ取手二も
ほぼベストメンバー。
◆国体1984年(昭59年)第39回大会 PL学園 110 010 100 =4 取手二 101 030 00X =5 【PL学園】 打 安 点 【取手二】 打 安 点 (左) 清水哲 3 0 0 (遊) 吉田 4 2 1 (二) 松本 5 1 0 (二) 佐々木 3 1 2 (右) 岩田 4 1 1 (左) 下田 4 0 0 右 鈴木 1 1 0 (一) 桑原 3 0 0 (一) 清原 5 2 0 (捕) 中島 3 0 0 (三) 北口 3 2 1 (投) 石田 3 1 0 (中) 中島 4 1 1 (右) 柏葉 3 1 0 (捕) 清水孝 4 1 1 (中) 塙 2 0 0 (投) 野口 1 0 0 (三) 山崎 0 0 0 投 桑田 3 1 0 三 小菅 2 1 1 (遊) 伊達 4 2 0 三 葉梨 0 0 0 : : : : : : 37 12 4 27 6 4 振 球 犠 併 残 振 球 犠 併 残 4 2 1 1 9 3 1 2 2 1 投手 回 安 投手 回 安 野口 2 3 石田 9 12 桑田 6 3 [本] [三] [二] 北口、清原、桑田、小菅、鈴木 [盗] P2 取2 [暴] 野口、桑田、石田 [失] P1 取1 ・・取手二の気迫勝ちだった。5回に好投の桑田から 下位打線がチャンスを作り上位の吉田、佐々木で 加点。また送球の間の二進、三盗など機動力も生かした。 取手二の先発石田はPL打線に12安打されたが要所を 締め4失点の完投勝利。この年の最強とされたPL学園 だったが、またしても同じ相手の前に敗れた。なおこの 2チームは書籍では取手二「のびのび野球」、PL学園 「システム野球」と比喩されるほどの対照的なチーム カラーだった。 |