高校野球百科事典

ブログを紹介します。

学徒大会予選

2009-05-17 14:14:38 | 野球・歴史
高校野球創部調査β版(試作版)の作者である弘田正典氏から幻の甲子園
の予選のデータを集めた”学徒大会予選”の資料をご提供いただきました。

学徒体育振興大会の資料、非常に素晴らしい内容でした。

思えば私が”幻の甲子園”なるものが存在することを知ったのは今のサイトを立ち
上げた4年前。漫画の少年マガジンで紹介されたのがきっかけでした。その頃は
予選はおろか全国大会もほとんど不明で調べるのは不可能だろうと思っていただけ
にわずか4年足らずでここまで判明するとは・・隔世の感があります。
弘田氏の尽力のたまものです。
今回の資料は高校野球ファンに衝撃を与えるような内容であることは間違い
なさそうです。是非ご覧になってください。
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大学系列の高校更新

2009-04-25 13:42:12 | 大学野球
東京都の方からデータをいただいた大学系列の高校
を更新しました。
前回の作成は昨年の話ですから、4月(新学期)になったことも
あり、結構変更がありました。

□□ 各地区野球連盟の新加入の大学及び脱退(不参加)の大学の情報から □□
◆北海道学生野球連盟_ 14校
◆札幌学生野球連盟__ 17校
◆北東北大学野球連盟_ 15校
◆仙台六大学野球連盟_ 6校
◆南東北大学野球連盟_ 11校
◆千葉県大学野球連盟_ 19校
◆関甲新学生野球連盟_ 17校→18校[新]群馬パース大学
◆東京新大学野球連盟_ 23校
◆東京六大学野球連盟_ 6校
◆東都大学野球連盟__ 21校
◆首都大学野球連盟__ 14校→15校[新]桜美林大学
◆神奈川大学野球連盟_ 12校→13校[新]松蔭大学
◆愛知大学野球連盟__ 27校→28校[新]愛知みずほ大学
◆東海地区大学野球連盟 19校
◆北陸大学野球連盟__ 13校
◆関西学生野球連盟__ 6校
◆関西六大学野球連盟_ 6校
◆阪神大学野球連盟__ 18校
◆近畿学生野球連盟__ 19校→18校[退]大阪大学外国語学部
※全日本大学野球連盟の加盟校には大阪外国語大学と表記されていた
◆京滋大学野球連盟__ 13校
◆広島六大学野球連盟_ 6校
◆中国地区大学野球連盟 21校
◆四国地区大学野球連盟 11校
◆九州六大学野球連盟_ 6校
◆福岡六大学野球連盟_ 6校
◆九州地区大学野球連盟 28校→27校[退]沖縄工業高等専門学校

□□ 新たに大学系列校化した高校(硬式野球部のある学校のみ) □□
◆摂陵→早稲田摂陵(早稲田大学の系属校)
◆飛翔館→近大泉州(近畿大学の準附属高校)
◆初芝→初芝立命館(立命館大学の接続校)
()内はいずれもフリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』参照
校名が大学+高校ではなく、高校+大学というのは日大系でも見られ
ますが、初芝立命館の場合は準附属という位置づけではないようです。

□□ 大学の校名変更に伴う高校名の変更(硬式野球部のある学校のみ) □□
<大学>大同工大→大同大 <高校>大同工大大同→大同大大同
<大学>武蔵工業大学→東京都市大学
<高校>・・東京都市大学の各メディアの呼称が”東京都大”なのか
”東京都市大”なのかまだはっきりしたところがわからないので、
(”東都大”かもしれない)今のところ保留です。
コメント (2)
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選抜後の更新

2009-04-13 19:19:02 | 2009年春
遅れましたが選抜後の更新です。

都道府県別 各時代の甲子園通算成績

☆☆長崎
(春)  17勝 18敗 勝ち星34位 勝率19位 →   22勝 18敗 勝ち星29位 勝率10位
(通算) 51勝 72敗 勝ち星35位 勝率31位 →   56勝 72敗 勝ち星32位 勝率31位
・・清峰の優勝で春勝率が(試合数は少ないながらも)トップ10に。
通算勝率はすぐ上30位の宮崎と多少の差があったので、5連勝ながらも
順位変わらず。

☆岩手
(春)  4勝 13敗 勝ち星46位 勝率46位 →   8勝 14敗 勝ち星42位 勝率39位
(通算) 28勝 79敗 勝ち星44位 勝率46位 →   32勝 80敗 勝ち星43位 勝率46位
・・選抜はこれまで勝ち星、勝率の両方下から2番目だったが、花巻東の
準優勝で大幅に順位アップ。

☆兵庫
(春)  157勝133敗 勝ち星2位 勝率10位 →  160勝134敗 勝ち星2位 勝率11位
(通算)281勝216敗 勝ち星2位 勝率8位 →  284勝217敗 勝ち星2位 勝率8位
・・報徳学園が3勝(1敗)しながらも清峰の活躍で長崎に春勝率を抜かれ
トップ10から脱落。春勝ち星で愛知との2位争いがこの10年ほど続いています。

☆宮城
(春)  24勝 29敗 勝ち星25位 勝率26位 →  27勝 30敗 勝ち星24位 勝率20位
(通算) 77勝 85敗 勝ち星26位 勝率25位 →  80勝 86敗 勝ち星24位 勝率23位
・・春、通算これまで平均より少し下の数字を利府の3勝(1敗)で平均ぐらい
まで伸ばしました。

◆春    都道府県別勝率トップ10
~2008 ⇒ ~2009春
1高知     1高知 (→)
2徳島     2徳島 (→)
3愛知     3愛知 (→)
4神奈川    4神奈川(→)
5岐阜     5岐阜 (→)
6大阪     6大阪 (→)
7埼玉     7埼玉 (→)
8広島     8広島 (→)
9愛媛     9愛媛 (→)
10兵庫     10長崎 (↑)

◆春夏通算 都道府県別勝率トップ10
~2008 ⇒ ~2009春
1愛媛     1高知 (↑)
2高知     2愛媛 (↓)
3神奈川    3神奈川(→)
4大阪     4大阪 (→)
5愛知     5愛知 (→)
6広島     6広島 (→)
7徳島     7徳島 (→)
8兵庫     8兵庫 (→)
9岐阜     9岐阜 (→)
10千葉     10和歌山(↑)
・・春夏通算の勝率は高知と愛媛がこの数年熾烈な1位争いを繰り広げています。
今回の選抜で愛媛は1勝どまりで2敗したことにより、またもや高知が春夏
通算勝率1位になりました。3位の神奈川も差は少ないですが、今回の慶応
の0勝で足踏み。またトップ10には箕島の活躍(2勝)があった和歌山が
千葉(習志野1勝)を抜いて浮上しました。
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清峰が優勝

2009-04-02 22:47:06 | 2009年春
第81回選抜高校野球大会は清峰の優勝で幕を閉じました。
清峰の右の今村猛投手、花巻東の左の菊池雄星投手、左右のNO.1投手
同士の対決ということで、投手戦を予想していましたが、期待通りの
素晴らしいゲームでした。清峰は初出場で準優勝した3年前以来の決勝進出
で見事優勝を飾りました。長崎県勢、春夏初の甲子園優勝です。
清峰のみなさん本当におめでとう。

◇清峰1-0花巻東
・・最後までどうなるかわからない緊迫した投手戦だった。清峰の今村は
中盤までピンチらしいピンチはなし。一方の花巻東の菊池も何度かピンチは
招くも要所で踏ん張り得点を許さない。試合が動いたのは7回。この回
清峰は二死から四球、ラストバッター・橋本の2塁打で1点をあげた。
結局この1点が決勝点となった。花巻東は8回、9回とチャンスを作り
追いすがるもあと一本が出ず。東北勢初優勝の夢はまたもお預けとなった。
清峰の今村は44回を投げ1失点という驚異的なピッチング。優勝の瞬間
ばかりはクールなエースもガッツポーズで喜びを爆発させた。
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準決勝

2009-04-01 21:21:52 | 2009年春
今日は準決勝2試合が清峰、花巻東がそれぞれ勝って決勝進出を
決めました。興味深いのは今大会左右のNO.1投手と評判の
高かった今村投手、菊池投手の両投手のチームが最後の決勝で
対戦するということです。中1日置いた今村投手の清峰が若干
有利になるとは思いますが、明日の決勝は近年にない素晴らしい
投手戦になりそうです。またいずれが勝っても県勢春夏甲子園
初優勝の快挙となります(長崎、岩手)。

◇清峰4-1報徳学園
・・清峰が先取点を奪い試合を優位に運び快勝。エースの今村の
今日の投球はどちらかといえば力よりもコントロール重視で変化球
で打たせて取るピッチングが光った。報徳学園はチャンスは掴む
もあと一本が出なかった。それでも1点を返し今村の無失点記録
を止めるなど粘りを見せた。

◇花巻東5-2利府
・・利府が1番・遠藤の2ランホームランで先制するも、花巻東
は慌てず相手のミスにもつけこみ逆転。花巻東のエース・菊池は
今日は少し制球に苦しんだが、後半には本来の調子を戻した。
無失点記録こそ途絶えたものの、明日も好投が期待できそうだ。

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準々決勝2

2009-03-31 21:47:10 | 2009年春
10日目は残りの準々決勝2試合。
みちのく旋風が吹き荒れています。今日の試合はいずれも東北勢が競り
勝ち準決勝は東北勢同士の対決となりました。

◇花巻東5-3南陽工
・・これからの連戦を見越して花巻東は先発をエース左腕・菊池
ではなく右腕の猿川をもってきた。南陽工は前半リードを奪う理想的
な展開だったが、7回にこれまで好投してきた岩本がつかまった。
南陽工は途中救援の菊池の球に手が出なかったが最終回粘って意地を
見せた。これで花巻東は岩手勢では大船渡以来25年ぶりのベスト4
進出。東北勢初の優勝旗も見えてきた。

◇利府5-4早稲田実
・・利府が5回に一挙5点をあげ鮮やかに逆転勝ち。畳み掛ける攻撃
は見事。とくに満塁、しかも3ボールからの意表を突くスクイズは圧巻
だった。失敗すれば流れを断ち切ることになる危険な賭けを成功させた
5回のスクイズがこの試合の最大のハイライトだろう。
利府の先発・塚本は12安打を打たれながらも粘り強くなげ逃げ切った。
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準々決勝1

2009-03-30 20:55:05 | 2009年春
9日目は準々決勝2試合が行われました。
報徳学園は大会前はあまり注目されていませんでしたが、優勝候補顔負け
の立派な戦いぶりです。
清峰は注目の右腕・今村投手が今日の試合も好投しました。9回はマウンドを
譲ったものの、26イニング無失点で継続中。

◇報徳学園6-5中京大中京
・・取られては取り返すシーソーゲームを制したのは”逆転の報徳”。
報徳学園は1点を追う9回、4番西郷の2点適時打で鮮やかに逆転。
そのまま逃げ切った。中京大中京のエース・堂林は後半好投して
いたが、9回は投げ急いだか。

◇清峰8-2箕島
・・清峰の今村がこの日も素晴らしい投球だ。5四死球あったとは
いえピンチになってから変化球をうまく使い相手打線を封じ込めた。
試合を見た限り両校の実力差はかなり大きかったように思う。
また清峰は代打で出た選手もきっちり結果を残すなど選手層の厚さ
も見せた。
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8日目

2009-03-29 19:02:38 | 2009年春
今日の3試合でベスト8が出揃いました。

◇花巻東4-0明豊
・・花巻東の菊池はこの試合も素晴らしい投球だった。再三ランナー
を背負うマウンドとなったが、ピンチになってからの投球はさらに
力がこもっており、点を取られる気配はなかった。明豊は何度も
チャンスがあったがあと一本が出ず。3番手投手にあがった山野が
好投しただけに打線が早い段階で援護しておきたかったところだ。

◇早稲田実9-2富山商
・・早稲田実が序盤から点を重ね試合を優位に進め快勝した。富山商
はこの試合後半勝負と見てエース・村上勇の先発を回避したが結局
裏目に出た。先行逃げ切りを狙うのか、接戦で後半勝負を狙うのか、
その辺の投手起用は難しい。

◇利府2-1習志野
・・派手な展開ではなかったが好ゲームだった。利府の先発・塚本は
粘り強い投球で何度もピンチをしのいだ。チャンスをきっちり得点に
結びつけた利府が接戦を制した。
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7日目

2009-03-28 22:38:44 | 2009年春
今日の3試合はいずれも1点差の好ゲーム。高校野球の醍醐味を
味わうことができました。特に3試合目の南陽工とPL学園の試合
はドラマチックな展開でした。

◇清峰1-0福知山成美
・・清峰・今村、福知山成美・長岡の好投手対決、また両チームさほど
強い攻撃力ではないため投手戦は間違いないと思っていたが、そのとおり
になった。投手戦を制したのは清峰。今村は何度もピンチはあったが、
走者を出してからの粘りのピッチングが光った。注目された両チーム
のエース。噂にたぐわぬ素晴らしい投手だ。

◇箕島4-3開星
・・失策が多くそれほどレベルの高い試合ではなかったかもしれないが、
緊迫した展開で楽しめた。箕島はさすがに競り合った展開では抜群の
勝負強さを発揮する。

◇南陽工2-1PL学園
・・PL学園のエース・中野は9回までノーヒットノーランにおさえる
も、打線の援護なく10回連打を浴び力尽きた。10回は初安打を許し
緊張感が緩んでしまったかもしれないが、そこをつけこんで畳み掛けた
南陽工の攻撃は見事。また2年生投手の岩本も毎回のようにランナーを
背負いながらよく投げた。
南陽工は外野の守備シフトがぴったりはまった。本来なら長打コースと
いう打球もいくつかあった。まさに全員野球での勝利だ。
今大会貧打に泣いたPLだったが、
最終回の粘りはさすがだ。今大会のベストゲームで間違いなし。
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6日目

2009-03-27 22:28:13 | 2009年春
今日で初戦が終わり。1回戦最後の試合は21世紀枠の利府が大勝。
2試合目から2回戦で中京大中京、報徳学園がそれぞれ勝ってベスト8
進出を決めました。

◇利府10-4掛川西
・・序盤の攻防が試合の流れを決めた。利府は小刻みに加点して試合
を優位に進め4回の追加点で一気に試合を決定付けた。掛川西は継投が
思うように決まらず大量点を奪われたものの、攻撃陣は負けておらず
早い段階で反撃していれば試合はどうなったかわからなかった。

◇中京大中京6-5倉敷工
・・中京大中京が倉敷工・山崎の立ち上がりを攻め5点を先取。後半
倉敷工も粘り1点差まで追い詰めるも一歩及ばず。両チームの投手
ともに点を奪われた回の投球だけ単調になったという印象だ。

◇報徳学園15-2今治西
・・両チーム実力差はほとんどないように思ったが、いろいろな要素が
絡むとこういう大差になったりする。報徳学園が8番平本の大活躍を
はじめ打線が大爆発。今治西の投手交代に惑わされることもなく
打ちまくった。
大会新記録=報徳学園の平本龍太郎捕手が大会新記録となる個人1試合
最多塁打16を記録した。
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