などとぶつくさ能書きを垂れながら(笑)の農作業であった。

おふくろさんが心配していた発芽量も、開けてみればほとんど例年どおりの生え方で、じゃ、あんなに種もみはいらねーんじゃねーか?とか小言を言いながらの作業。
我が家の分はたいした量ではないので、軽トラ一台分。
さらに今ではほとんどどこでも使ってないであろう、木の箱も混在しているのだ。

この木枠のささくれなんかが、種まき機のレールにひっかかったりして流れが止まる事故が続発(笑)
押したり引いたりしながら、無理やり機器を通過させての強引な先日の種まきだったのだ。
かといってすべてビニル製にしてしまうのも、もったいないというのがおふくろさんの現在のご意見。
以前は全部木の箱で、耕作面積も多かったのでこの倍の量があった。
さらにこの木枠はすべて、おふくろさん御自らのお手製になるものだった。
そりゃー、もったいない気にもなろーかというものだろう。
ともかく、おふくろさんの人生のすべてが込められているこのお米作りの品々であった。
うやうやしく運び、ビニールハウスの中に納める。
あばら家にて、御免(笑)

ともかく並べた。
あとはこれが青くみどりの葉っぱになるころ、田植えとなる。
笛や太鼓で田植え踊りをする、いにしえの農民の気持ちもなんとなく解るようになってきた・・・よーな気がする今日この頃だった
