みさきの日記

主に芸能関係の記事から気になったものをとりあげています。よかったら読んで下さいね。

レオン

2012-11-29 06:47:09 | 日記
『レオン』
1994年製作のフランス・アメリカ合作映画。リュック・ベッソン監督によるアクション映画。

ニューヨークで孤独に生きるイタリア系移民のレオン(ジャン・レノ)はプロの殺し屋として、表の顔はイタリアレストランの経営者でイタリア系マフィアのボスであるトニー(ダニー・アイエロ)を介した依頼を完璧に遂行する毎日を送っていた。

ある日、「仕事」帰りのレオンはアパートの隣室に住む少女マチルダ(ナタリー・ポートマン)と、彼女の顔に父親からの暴力の痕があることをきっかけに知り合う。

マチルダは実の父親であるジョセフだけではなく、義母のマージと義姉のジョアンからも虐待を受けており、幼い弟マイケル以外の家族に愛されず、閉塞感に満ちたまま日常を送っていた。

だがその翌日、ジョセフが●薬密売組織の「商品」を横領したことを見抜いたスタンスフィールド(ゲイリー・オールドマン)とその一味がアパートに乱入。

ジョセフのみならずマージやジョアンも、そしてわずか4歳のマイケルにいたるまでマチルダの家族は皆殺しにされてしまう。

運よく難を逃れたマチルダはとっさに隣室のレオンに助けを求め、レオンはしばし逡巡した後に彼女を保護する。

という物語からこの映画は始まります。

まずレオンを演じているジャンレノさんは当時英語があまりしゃべれなかったので、極力台詞を少なくして撮影にのぞんだそうです。

私の好きな場面は、マルチダが家族全員を殺されたことを悟り、レオンの部屋へむかいノックするところです。

レオンは警戒しなかなかドアを開けようとしません。そのうちに一味の一人がマルチダをその家族の一人ではないかと疑い始めます。

マルチダが危ない。

レオンはとっさにドアをあけ、彼女を招き入れます。

それでも疑う一味。

そのとたんテレビのアニメの音がけたたましくなり、一味はあきらめます。

これシーンは今まで冷徹な殺し屋としてやってきたレオンが初めて人間らしさを見せたシーンだと思います。

レオン自身は負傷した突入部隊員に扮し脱出を試みるもスタンスフィールドに見破られ、あと一歩のところで射たれてしまう。

だが虫の息の中、身に着けていた手榴弾のピンを抜き、スタンスフィールドを道連れにレオンは爆死する。

一人残されたマチルダは学校の寄宿舎に戻り、レオンの形見となった観葉植物を学校の庭に植えるのだった。

哀しい結末ですが、彼女にとってはこれが再生するチャンスになったのかもしれませんね。

皆さんもレオンを見た方がいたら、感想をお願いします。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿