山口太鼓流 北海若衆太鼓 ブログ

『太鼓の音は心の音、太鼓は心でたたくもの』をモットーに活動を続けている北海若衆太鼓の活動について書いています。

2022.04.17 北海若衆太鼓 公開稽古

2022-04-18 21:54:22 | 活動報告
山口太鼓流北海若衆太鼓 公開稽古
日時 2022年4月17日(日) 13:00
場所 大麻公民館・えぽあホール

2020年から突然にコロナウイルスの猛威にさらされ、2年目を過ぎ3年目に突入した現在ですが、
このブログを見てくれている皆様も自粛生活を続け窮屈な生活を送られているのではないでしょうか。
今まで行われていたイベント事は自粛によりほぼ無くなり、北海若衆太鼓も自粛に続く自粛で満足な
稽古が出来ず舞台に立つこともできない状況が続いていました。
その中で、打ち手たちが企画して実行してくれたのがこの公開稽古でした。



いよいよ公開稽古が始まります。
最近、稽古を見に行っていない・・、いや行けてない。
なのでもの凄く楽しみです。
打ち手たちが整列した姿を見て、久しぶりに見に来たおじいちゃん達は
あの打ち手は誰だっけ?? 〇〇じゃない? えーっ!? あんなに大きくなったの!?
そんなひそひそ話をしていた2年前で記憶が止まったままのおじいちゃん達なのでした



いよいよ稽古が始まりました。
稽古とはいえ衣装着用なので本番さながらの気迫と迫力が伝わってきます。









稽古を見ているだけなのに何故か涙で目の前がくもってマスクの中がグショグショです。
この涙は何の涙なんだろう?久しぶりに和太鼓演奏を見ることができたから?打ち手たちの真剣な表情を
見ているから?それとも花粉症?そんな理由や理屈なんていらないんです。とにかく北海若衆太鼓の演奏
は見ている人達に感動を与えてくれるんです。
北海若衆太鼓 最高だ!





和太鼓・津軽三味線二刀流のプロ奏者である木村善幸さんが公開稽古を見に来てくれました。
飛び入りでの演奏も見ることができ、場内大盛り上がりでした。木村プロ、本当にありがとうございました。



打ち手だったOGの子供さんも見に来てくれました。
あんなに大きな音なのに和太鼓の空気を伝わってくる振動や音って結構心地良いんですよね。
大音響の中でも寝てましたよ、この子。



今回の稽古を最後に北海若衆太鼓を退団する打ち手がいます。
この地を離れ函館で新しい家庭を築く。そんな節目の稽古になれて良かったのかなと思いました。
北海若衆太鼓の15周年記念公演を見て感動した両親に無理やり連れてこられて?彼女が入団したのが5歳。
それからおよそ18年お世話になった北海若衆太鼓、辛い時も悲しい時もそして楽しい時もいつも
北海若衆メンバーと一緒でした。そんな彼女に最大の祝福を送りたいと思います。
結婚おめでとうございます。
末永くお幸せに。
(後日談 旦那さんになる人に聞いたところ、俺、山口太鼓流北海若衆太鼓が好きだし和太鼓が好きなんで
本当は辞めて欲しくないんだよね・・と言っておりました。)



2017年3月に神戸で開催された第19回日本太鼓ジュニアコンクールに出場した主要メンバー達です。
当時はみんな小さかったのに、結婚する子も出てきたりでみんな大きくなったよなー。



最後は新たな人生を歩もうとしている打ち手を中心に集合写真。
今回の公開稽古を見て打ち手の層の厚さに正直驚きました。
黒森風林太鼓が3セットで演奏してくるとは、何とも驚きと感動でいっぱいでした。
これだけの打ち手がいるとまだまだいろんな取り組みができそうです。
これからの山口太鼓流北海若衆太鼓、ますます目が離せませんぞ!

新年あけましておめでとうございます。

2022-01-01 10:55:13 | 活動報告


新年あけましておめでとうございます。
2年にも及ぶ自粛生活を迫られ、イベント活動はほとんど無くなり
日々の練習もままならない状況となった1年でしたが
いつでも弾け飛ぶ準備万端です。
新しい年が皆様にとりまして幸多き年となりますよう心よりお祈り申し上げます。

本年も山口太鼓流北海若衆太鼓をよろしくお願いいたします。

2021年を迎えて

2021-01-01 13:48:07 | 和太鼓いろいろ


新年あけましておめでとうございます。
2020年は新型コロナウイルス感染拡大により世界中の歴史をも変えてしまうのではないだろうかと
思えるよな年となり何かと窮屈な生活を強いられた1年でした。
そんな中でも毎日のちょっとした喜びや感動を見つけられると気持ちも豊かになるような気がします。

今の状況が改善され皆様の前で演奏活動ができる事を夢見て
感染症対策を行いながら稽古を続けている北海若衆太鼓です。

新しい年が皆様にとりまして幸多き年となりますよう心よりお祈り申し上げます。

2021年も山口太鼓流北海若衆太鼓をよろしくお願いいたします。




あけましておめでとうございます。

2020-01-03 12:19:26 | 活動報告


謹んで新春のご挨拶を申し上げます。
昨年は30周年記念公演を無事に終わらせる事ができました。
山口太鼓流北海若衆太鼓を応援していただいた皆様には大変お世話になりました。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

30周年記念公演 備忘録その3(本番編 後編)

2019-12-22 13:11:35 | 活動報告
30周年記念公演 本番編 後編 になります。

本公演も内容が濃く、短編にまとめる事が出来ないまま後編に突入です。
そして、いよいよ本家 山口太鼓の会 の演奏が始まります。
北海道ではなかなか見る機会がない山口太鼓の会の和太鼓演奏です。

9.宮古ばやし
  宮古の人情、風土を太鼓の中で表現しようと創られた曲で賑やかにそして
  勇ましく打ち鳴らして行きます。第1回東北おはやし競演大会にて
  創作太鼓部門での優勝曲です。



10.陸中黒潮太鼓
   宮古は海の町。
   海で働く船乗り達の心の支えとなっていたのは黒森様でした。
   黒森山に鬱蒼と茂る杉の森は船乗り達の目印でした。時化の
   海をやっとのことで乗り切り、その杉の木立を見た時、彼らは
   どんなに元気づけられた事でしょう。船乗り達はその航海、漁
   ごとにお山に向かい手を合わせ無事を願い、祈りを上げたと
   いいます。その海の生きる男達を想い、表現し作り上げた曲です。



11.山口一騎衆 ~連弾~
   ①響風(おとかぜ)
   ②風蓮(ふうれん)
   山口太鼓の会47年の歴史は会員1人1人が会を支えた事によって
   作られたものです。そんなメンバー1人1人がそれぞれに想う宮古の自然、
   山、風、海、波、嵐、森。その想いを曲やリズムにのせ、それぞれのソロに
   込め「響風」「風蓮」を打ち鳴らします。
   






12.風ノ舞
   黒森神社の荘厳な雰囲気を表現し、その周りにそびえる巨木の力強さと、
   その巨木の周りをを舞い踊る風をイメージした曲です。



13.歩み華(あゆみばな)
   歩み続けることは簡単なようで難しい事。
   生きていると様々な事が起こりますが、それは歩んでいる証。
   その確かな一歩一歩が自分の華となるのではないでしょうか。
   立ち止まってもいい、休んでもいい、ただ歩みは止めない。
   生きる事は歩む事。歩みは華となる。
   30周年記念公演で初披露の新曲になります。





14.新(あらた)
   北海若衆太鼓の歴史を繋ぎ、これからの新たな未来に向けて新しい時代を
   創っていくというメッセージを込めて作られた曲です。
   平成29年、神戸市で行われた日本太鼓ジュニアコンクールに北海道代表
   として選ばれた曲です。





15.黒森神太鼓


   山口太鼓のふるさと黒森神社、その境内に立ち神殿を見ていると、   
   引き込まれるような不思議な、神の力、とでも言うべきものを感じます。
   その黒森神社の祭りで奉納される「黒森神楽」のリズムからイメージして
   創作された曲です。舞台中央にある北海道一の大太鼓「神(カムイ)」
   の音、長胴太鼓、締太鼓を組み合わせた音色、そして照明ががとても神秘的で
   見ている我々を引き込んでいく曲です。
   











16.鬼太鼓
   平成18年、登別地獄まつりにおいて、祭り開始の合図である一番太鼓に選ばれる
   という栄誉を頂きました。その際に創作し演奏した曲がこの鬼太鼓です。
   若手もメンバーがいつかはこの中に入って演奏したい!そう思って日々の練習に取り組む。
   そんな若手メンバーの目標の曲でもあります。
   鬼の荒々しさを感じる事が出来る曲に場内が盛り上がる事間違えありません。
   締めはやっぱりこの曲ですね!





17.アンコール(清流若衆ばやし)
   北海若衆太鼓の名前の語源となった曲です。
   女性打ち手達の優雅なバチさばきが見所の前半が終わると
   後半の大太鼓「カムイ」の音に後押しされるかのようにはじけ飛ぶ
   打ち手達の演奏風景が見所の曲です。





18.エンディング
   山口太鼓流北海若衆太鼓 30周年記念公演 を無事に終わらせる事が出来ました。
   見に来て頂いた皆さんは楽しんで頂けたでしょうか。
   これ以上でもなくこれ以下でもない、今の北海若衆太鼓を見て頂き如何だったでしょうか。
   しかし、北海若衆太鼓は今以上を目指して歩んでいきます。
   これからも応援よろしくお願い致します。



   30周年記念公演でご協力いただいた皆さまに感謝致します。

   一久大福堂 様
   (株)ほりぞんあーと 照明   笹森昭彦 様
              舞台監督 笹森朝子 様
   大太鼓「神(カムイ)」