いわき市平の北神谷には、
子どもと遊ぶのが大好きな地蔵様があるという。
その地蔵様にまつわるエピソードを
高木誠一(明治20年生まれ~昭和30年没)は
『石城北神谷誌』という本のなかで
次のように紹介している。
子好き地蔵
これは村の観音堂にある地蔵様で、
子供等が負うたり抱いたり、
子供と一緒に遊ぶことの好きな地蔵様である。
ある夏の日のこと、
子供等がこの地蔵さんを例の如く御堂から出して、
下の小川にいれて共に水遊びをして居つた。
こゝを通りかゝつた庄屋殿は之を見、
この餓鬼めら悪戯をして罰が当るからと怒つた。
後で庄屋殿の方が病気をして
罰が当つたという話がある。
地蔵様を御堂から運び出し、
水遊びをしていた子どもたちを咎めた庄屋さんに
地蔵様の罰が当たったという。
子どもと遊ぶのが大好きな地蔵様があるという。
その地蔵様にまつわるエピソードを
高木誠一(明治20年生まれ~昭和30年没)は
『石城北神谷誌』という本のなかで
次のように紹介している。
子好き地蔵
これは村の観音堂にある地蔵様で、
子供等が負うたり抱いたり、
子供と一緒に遊ぶことの好きな地蔵様である。
ある夏の日のこと、
子供等がこの地蔵さんを例の如く御堂から出して、
下の小川にいれて共に水遊びをして居つた。
こゝを通りかゝつた庄屋殿は之を見、
この餓鬼めら悪戯をして罰が当るからと怒つた。
後で庄屋殿の方が病気をして
罰が当つたという話がある。
地蔵様を御堂から運び出し、
水遊びをしていた子どもたちを咎めた庄屋さんに
地蔵様の罰が当たったという。