10センチ以下博物館(断捨離の果てに) ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

65歳定年時代に早期退職した男の片付け日記。
整理してしまう前に記録として残しておきます。

天皇賞(春) スイートピーステークス 結果と検証

2012年04月29日 18時18分24秒 | 競馬 結果と検証
まずは、関東メイン、スイートピーステークスを。


レースデータによる複勝圏軸馬 結果

ダイワズーム(2人気 1着) 単勝420円 複勝140円



相手馬(参考) 結果

サトノジョリー(6人気 5着)
ルネッタアスール(7人気 16着)
マンハッタンミート(5人気 18着)
ココロチラリ(3人気 2着) 複勝170円 枠連410円 馬連1080円 馬単2010円 ワイド400円
ウインフロレゾン(8人気 15着)



今日のワンコイン馬券

ダイワズーム(2人気 1着)
「最重要ステップレースからの参戦は多いのだが、過去の傾向からは掲示板にあがっていた好走馬が多い。
また、他のステップレースからの参戦は手薄
レースデータをクリアした馬が有利と見るが、予想の難しいレースでもあり、相手を探すよりも、軸馬の複のみ。」



軸馬は見事に1着だった。



今日も予想コメントを振り返る形で、レースを検証しておく。



(レース全般)

1、2人気がともに飛んだのは2度。
8人気以下が馬券に絡んだのは3度(3頭)。
確たるレースデータがないが、休み明けでなく、前走500万下以上の中距離組が成績を残している。

→2-3-1人気で決着した。
ワンコイン馬券でも書いたように、ステップレース組が手薄なメンバー構成。
結果、これまで馬券に絡まなかった、絡みづらかったレースからの組が馬券絡みをした。
1、2着馬はレースデータをクリア、3着馬は×データ(前走未勝利、新馬戦)に該当していた。




(軸馬候補)

7.ダイワズーム

前走 4月 デイジー賞 中山芝1800m 1着
ポイント:状態
未勝利脱出まで時間を要したが、昇級初戦の前走はあっさり。
また、この条件で良績があるのはこの馬のみ。
→2人気 2着
書いたとおりでいいだろう。
レースデータをクリアし、この条件で結果を出しているのはこの馬だけなのだから。
オークスは何とも言えないが、この馬は多分これからも堅実に走るだろう。
癖のない素直な馬。
馬券の友としては最適の馬になる可能性がある。




13.サトノジュピター

調教状態良し
前走 4月 未勝利 中山芝2000m 1着
ポイント:3走目の鬼門
レースデータ的には買いづらい
また、3走目の鬼門でもあり、良血には試練の一戦
→1人気 3着
この馬も書いたとおり。
今日は3走目の鬼門だったが、何とか3着まで来た。(権利は取れなかったが。)
前で競馬をできない不器用さが勝ち馬との差。
まだ3戦目だから、変われる可能性はある。




レース後のコメント



今日の結果を踏まえて、レースデータは修正しておく。



スイートピーステークス
1800m 芝・左 サラ系3歳 オープン 牝(指定) 馬齢

カテゴリー:限定戦



レースデータ

(過去10年間の複勝馬30頭の共通事項)

○前走3月以降(26頭)
×逃げ(2頭)
×前走未勝利、新馬戦(2頭)
×前走1400m以下(1頭)
×枠番8、馬番枠4、10、15~18(0頭)


(ステップレース)

①忘れな草賞(7年 9頭)
③桜花賞(3年 3頭)
③ミモザ賞(3年 3頭)
③500万下(3年 3頭)





続いて、天皇賞(春)を。


レースデータによる複勝圏軸馬 結果

オルフェーブル(1人気 11着)


相手馬(参考) 結果

ジャガーメイル(9人気 4着)
ギュスターヴクライ(4人気 5着)
クレスコグランド(7人気 18着)
ローズキングダム(6人気 15着)
ヒルノダムール(5人気 11着)



今日のワンコイン馬券

ギュスターヴクライ(4人気 5着)
ウインバリアシオン(2人気 3着) 複勝350円
トーセンジョーダン(3人気 2着) 複勝400円


「ステップレースを重視するならこの3頭
確かに、過去の傾向からはより人気薄が絡んでも不思議ではないが、その馬を見極めるのは難しく思える。
なので、基本は軸馬の複勝
このレースは観るレースだ。」



何という結果だろう。
負けることはあるかも知れない、とは考えても、最強馬がこんな着順になることを、どれくらいの人が予想できただろう。

レースを観ていて、すぐに気が付いたことがあるが、それは後述する。

今日は、スローペースではなかったので、勝ったビートブラックを褒めないわけにはいかない。
ただ、今日の結果を導いたのは明らかにナムラクレセントだろう。
ハナに行く2頭、かなり離れた3番手にナムラクレセント、更にかなり離れて残りの集団、と言った展開になったが、第3集団はナムラクレセントを見てレースを進めたのだろう。
先頭の2頭のことは、目に入らなかっただろう。


ビートブラックについては、ダイヤモンドSの結果と検証でこんなことを書いた。

「うーん、やっぱり終わっている、としか言いようがない。どこかで走るかも知れないが、いつ走るかわからないし、それまで走り続けるのかどうか。」


それが、こんな大舞台だとは。(苦笑)



今日も予想コメントを振り返る形で、レースを検証しておく。



(レース全般)

1、2人気がともに飛んだのは4度。
8人気以下が馬券に絡んだのは7度(8頭)で、荒れやすいと言っていいかも知れない。
特に、1人気は(1,0,3,6)で、ディープインパクト以外は勝つことはおろか連対さえも果たしていない。
重賞で実績のある馬や、ステップレースの好走馬が結果を出している。

→14-3-2人気で決着だが、圧倒的な1人気が飛んだのだから荒れたと言っていいだろう。
1着馬は○データ(前走3着以内)に非該当、2、3着馬はレースデータをクリアしていた。
また、この結果でも、今年もステップレース組が結果を出した。




(軸馬候補)

16.トーセンジョーダン

前走 4月 大阪杯 阪神芝2000m 3着
ポイント:疲れ
前走はいい状態とは思えない中、好走した。
判断するのは難しいが、昨年の激走の疲れがどこまで取れたのかがポイント
馬体重は少し増やしたい。
パドックも注意
→3人気 2着
パドックはよかった。
上位人気の中では、先行して前を捕まえに行ったが、届かなかった。
3歳時から評価していたが、昨年のあの辛いローテを経て、更に馬は強くなった。




18.オルフェーブル

調教状態良し
前走 3月 阪神大賞典 阪神芝3000m 2着
ポイント:位置取り
枠順の件は、週中に第2ブログに書いた。

オルフェーヴルは大外18番枠

今日はどの位置でどう走るのか、それだけ
馬体重はあまり変動のない方がいい。
パドックも注意
→1人気 1着
パドックは悪くなかった。
気になったのは、最初のコーナーを回ったところでの走り。
予想どおり馬群の中に入れたが、顔つきや走りに覇気が感じられなかった。
昨年見せたあの唸るような感じ。
前走の逸走でさえも(過剰だが)闘志があったが、今日は...。
どう考えても、最後の直線で、(勝ち馬に届かなかったにしても)伸びてこなかったのは信じられない光景だった。
(比較するならバトンタッチする前の最強馬ブエナビスタのエリ女の時の伸び足を思い出してもらえればわかりやすいだろう。)
おそらく、前走に続いて、今回の敗戦も多くの人が色々な考えを語るだろう。
でも、本当のところは馬に喋ってもらうしかない。
私の考えも一応ここに書いておく。
おそらく、前述したように闘志を失いかけている可能性がある。
理由が何かはわからないが、オルフェーブルがレースに集中しなくなっているのではないか。
つまり、古馬の走りになってきている可能性がある、と言うことだ。
3歳までは走ることに集中できても、レースを繰り返す内に、走ることに興味を失っていく。
(もしくは、鞭を入れられても、走らなくてもいいのだと考えるようになる。)
もしそうなら、かなりの重傷だ。
その他多くの馬ならやむを得ないですむが、あれだけの走りをしてきた最強馬が、4歳という最も充実するであろう時期にそうなってしまうことは、大きな損失でもある。
次走は、宝塚記念を挟むだろうが、予想は混迷を深めることになりそうだ。




レース後のコメント



今日の結果を踏まえて、レースデータは修正しておく。



天皇賞(春)(GⅠ)
3200m 芝・右 外 サラ系4歳以上 オープン (国際)(指定) 定量


カテゴリー:古馬GⅠ


レースデータ

(過去10年間の複勝馬30頭の共通事項)

◎前走3月以降(28頭 例外2頭は京都記念)
◎前走重賞(27頭)
◎2400m以上の重賞での連対実績(27頭 例外3頭の前走は大阪ーハンブルクC)
○前走阪神大賞典、日経賞、大阪杯(24頭)
○4歳馬を除き5勝以上(24頭 4歳馬のみ3、4勝も)
○前走3着以内(24頭)
×7歳以上(2頭)
×馬番枠5、9、18(0頭)
×当日馬体重±10㎏以上(0頭)


(ステップレース)

①阪神大賞典
 10年中7年で馬券絡み
 8頭(1着4頭、2着1頭、3着1頭、4着以下2頭)

②大阪杯
 10年中6年で馬券絡み
 8頭(1着3頭、2着0頭、3着3頭、4着以下2頭)

③日経賞
 10年中6年で馬券絡み
 8頭(1着3頭、2着4頭、3着0頭、4着以下1頭)




昨日で予想の連勝も止まったが、今日はGⅠの連勝も止まった。
ただ、それよりも何とも後味の悪いレースとなった。
最強馬がこんな形で苦杯を舐めるとは。
目先の馬券の収支よりも、これからの競馬のことを憂慮してしまうのは私だけだろうか。
少し間隔が開くことになるが、宝塚記念はどんなレースになるのだろう。
単勝は2倍台に下がるかも知れない。


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