あつみ風

その時、あつみ風が吹いた。

所詮、自分が可愛いんだ。私も。

2012-04-23 23:52:30 | Weblog
東京や関東に住んでる人に対してものすごく失礼な話なんだけど、



テレビのニュースで、

“首都直下型地震がこんなに大きくなると予想されて大変だ”

ってすごく長い時間を割いて説明されればされるほど、



「東京に住んでる人ばっかりが見てるわけじゃないのに、

他にも心配しなくちゃいけない海沿いの地域だってたくさんあるのに、

今にも崩れそうな橋や道路や施設のそばで暮してるたくさんの人が見てるのに、

そこまで東京のことばっかり言われても・・・。

所詮、このニュースは東京の人が作ってんだなー」



って思ってチャンネルを変えてしまう。



確かに、大事な建物や重要な人物や膨大な人口が、そこにはある。

だけど、そこだけが大事なわけじゃないよ。



誰だって自分の住んでる地域が一番心配。

でもテレビは、公共の電波でしょ?

何のための全国放送なの?



東京のローカルなら、東京の事ばかりやればいい。

北海道から沖縄までのたくさんの人々の、

ニュースを見ているたくさんの時間を割いてまで、

“東京ばっかりが危ない危ない”、って、

偏ったこと言わないでほしいなぁ。



偉い政治家さんや、

大物芸能人や、

おっきなテレビ局や、

大企業の大きなビルや、

そんな大きな人や物がたくさんあるから、

そこを他よりも何倍も手厚く守らなくちゃいけないの?

そんなの日本中どこだって手厚く守るべきでしょ?

自分が、会社が、他より手厚く守られたいなら、

それぞれ自分で手厚く守ればいい。



東京のことばっかり全国に放送したってさ、

みんなそれぞれ自分の地域のことで精一杯よ。




首都がつぶれて国中がマヒすることを怖れるなら、

中心に集まってるいろんなことをもっと拡散すればいい。

被害も広く浅くすればいい。



東京が心配じゃないわけじゃない。

他のところだって同じくらい心配なんだと言いたい。







とにもかくにも、

東京の被害予想に対して、

ニュースは時間をかけ過ぎてる気がしてならない。

見てて感じるアウェー感がハンパない。



東京に住んでない人はどうでもいいのかと。