「釣った魚に餌はやらない」散財日記

本、ゲーム、CD、DVD等の購入日記。雑食ですがBLと少女漫画が中心傾向。感想はネタバレまじりが多く、たまに長めです。

(今更ながら)ジャンプSQ2014年7月号購入(「新テニスの王子様」ネタばれあり)

2014年07月31日 08時21分58秒 | 雑誌
先月のお買い物
・ジャンプSQ '2014 7月号



新テニスの王子様。



Golden age 125「サムライ」



U−17合宿の1軍vs2軍のシャッフルマッチ、第6戦。
No.1・平等院相手vs徳川!

徳川があと1ポイントというところで、
昨夜、越前を庇って受けた平等院の『光る球』により吐血し、倒れる。

リョーガから聞き、徳川の状態を知った越前が試合へと駆けつけた。
皆が越前を見つめる。

桃城が、謙也が、真田が、鬼が、平等院が。

衆目を集め、越前はコートの平等院へ、
ラケットを突きつけながら言った。

「アンタ……
 
最低だよ」

平等院が越前を見上げ、言う。

何だ お前は…?
 事と次第によってはただでは済まさんぞ!」
「へぇ そうやってみれば」

そう嘯く越前を遮るように、

「え 越前リョーマ……

 お 俺の…
 死んでも倒したい奴はここにいる

 邪魔をしないでくれよ」

倒れたはずの、徳川が言った!

「…頼む」

     「徳川お前まさか……」

     「おい 徳川の奴まだやるつもりだ!?」
     「無茶だ! 立ってるので精一杯なのに…!?」

よろめきながらも、徳川は立ち上がる。
越前は「………」と見つめるのみ。

鬼も入江も心配気な視線を隠さないが、
目に見えて限界を超えてる徳川を止めることはできず───。

「あと1ポイント…

 あと1ポイントなんだ……」


<< ゲーム5−3 徳川リード!!
  0−40から再開します!! >>

平等院のサーブは、まともに徳川に当てた!

     「と 徳川ぁ〜〜〜!!」

激しい衝撃!
だがボールは平等院のコートへ返る!

     「!」

『無意識でラケットに当てたか…
 こやつ本当に命を懸けて───』

「無駄な時間はここまでだ!!
 キサマの人生と共に
 砕け散れーーーーーっ!!」



試合を見つめる越前に、徳川と平等院の言葉がよみがえる。

「お前は… 死んでも倒したい奴はいるかい?」

「昨夜のダメージが限界を早めた様だな」

「中学生(ガキ)一匹守るためにな」

「将来有望な男を… 放っては置けなかった」


「くっ!」と越前は身を乗り出す。
越前の肩を「やめろ越前…」と、跡部が止めた。

「試合に加勢すれば
 合宿から追放されるぞ

 樺地を思い出せ!!」

倒れる跡部の前に立ち、ボールを打ち返した観客だった樺地。
その樺地に告げられたのは───。

<< 樺地 宗弘   規定違反により…
U−17合宿所からの退去を命じる >>



しかし、越前は。

「…上等!!」

徳川の前へと躍りだし、打ち返す!

「お お お お お
   おおおお
   
おおおおおおおおおおお!」

越前の打球は平等院の顔をかすめ、背後の壁を打ち砕いた!
息を飲む観客席、コーチ陣。

平等院の頬からは、
越前の打球による傷から血が流れ───。

平等院へ、越前が言った。

「ねぇ…
 テニスをナメんなよ」

その越前は、かつてのサムライ南次郎を思わせた───。

すべての人間がコートに注目する。

     「鬼…今の…」
     「ああ…」

アナウンスが流れる。

<< 規定により
  越前リョーマくんの合宿退去を命じます! >>

「コシマエーーッ!!?」と叫ぶ金ちゃん。
悲しげな表情の不二、驚きに目をみはる海堂、
言葉をなくした様子の大石・菊丸のゴールデンペア。

越前は「…あっそ」と呟くと、異議を口にすることもなく、
コートから、合宿所から出て行った───。



つづく。



主人公が、合宿所追い出されることになりました。
越前に「ああなるぞ」って言えるよう、
そういった前例のために樺地が跡部庇ったんならせつないわ。

そして越前は越前なので、
自分の選択に後悔する様子がないのでやはり主人公でした(笑)



当ブログ内、過去分のジャンプSQ購入時、
新テニプリネタバレ感想は↓です。

・新テニスの王子様の雑誌感想ぜんぶ

※別窓のつもりです
※今月号分を含み、降順で表示されます
※自分が読んでの感想なので、平気で間違ってることも書いてます



どうでもいいけど、現在出張中で、
切り抜き持参だったので、今回が何月号だったかよくわからない…。



ジャンプ SQ. (スクエア) 2014年 07月号 [雑誌]
クリエーター情報なし
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(今更ながら)ジャンプSQ2014年5月号購入(「新テニスの王子様」ネタばれあり)

2014年07月30日 00時22分15秒 | 雑誌
3ヶ月前のお買い物
・ジャンプSQ '2014 5月号



新テニスの王子様。



Golden age 123「強き者達」



U−17合宿の1軍vs2軍のシャッフルマッチ、第6戦。
No.1・平等院相手vs徳川!

徳川は、トルネードを描き襲い来るボールを、
ボールが到達する前にスイングし、空間を削り取る!

     「また出るぞ 徳川さんの…」

『削り取った空間が全てを止める!
 これが俺の覚悟…

 ブラックホールだ!』

平等院側のコートへ叩きつけられる打球!
平等院は動けない!

     「平等院の剛球を
      徳川は削り取った空間に捕え打ち返してる!!?」

<< ゲーム2軍徳川 3−3!! >>


平等院が息を弾ませ、徳川へ言う。

「…たしかにキサマは強くなり過ぎた
 
危険な男だ… 排除する」


平等院のサービス。

「El toreo de espanol!!」

またもボールが来る前に、徳川はブラックホール!
だが更に威力を増した剛球が徳川へと向かう!

     鬼が叫ぶ!
     「来るぞ徳川っ 世界の技だ!!?」

     「剛球でブラックホールをブチ破る気だーーーーっ!!」

しかし。

「言ったでしょう………」

     目を見開く平等院。

威力を増した剛球でさえ、徳川はブラックホールで捕える。

「全てを止めると!」


返球されたボールへ、平等院は───。

「ザ フェニックス オブ エジプト」

世界の技で、上空へとボールを打つ!

     「ああぁーーっ!?」
     「徳川の削った空間を避け…
      上空から
      ブラックホールを
      破るつもりだ!!」


徳川の上空から襲い来るボール!
だが徳川は、体の横で、また頭上でスイング!

     「ブラックホールを2つ!?
      自分の真上にも作った!?」

徳川の頭上で、火花を放ち、留まるボール!

「おおおおおおおお!!」

     「凄ぇーっ徳川! 全ての世界の技を…
      ブラックホールで返しているっ!?」

激しいラリーの応酬!

     「おおーーーっ お互い一歩も引かねぇ!!
      この勝負 まさに命の削り合いだっ!!」

「うおおおおお!!」、吠える徳川

「ちっ」と呟くと、平等院は言った。

「徳川よ…
 世界は広ぇーぞ」


幾多ものボールに見える、平等院の打球!
その全てが徳川に襲いかかる!

「Pirates of the World !!」

無限の打球が───!

 だが 今の俺には…
 関係ない!!』


徳川は何度となく、縦横無尽にスイングを繰り返す!
周囲を、球状となるほどにブラックホールで空間を削り取った!

「無駄だ…」

徳川の宣告に、
『こ こいつ…!!』と平等院は戦慄する───。



一方、その頃。

「カッカッカ チビ助!!
 随分といい動きになって来たじゃねーか!!」

リョーガと越前が打ち合っている。
だが、不意に聞こえたドォゥゥンとの轟音。

「!」と、リョーガ。
「何だよ 今の音…?
 あっちも盛り上がってるみたいだねbカンケーないけど…

やや面白げな越前とは裏腹に、リョーガの表情は固い。

「そういやアイツ…… 無茶してねぇかな

 お前を庇って
 昨夜光る球を腹に
 受けちまった奴だよ」

越前は目を見張った。
昨夜、越前の代わりに平等院の打球を受け、一回転した徳川。

「あの打球は後から内蔵にくるんだよ
 試合に影響出ねぇといいな

 まあ心配すんな
 徳川って奴 無茶さえしな…」

そこまでリョーガは言うと、越前がいなくなってることに気づく。

「! おい チビ助…」


越前は走る。
脳裏に浮かぶのは、徳川が言っていた言葉。

「お前は… 死んでも倒したい奴はいるかい?」


そう語った徳川が、無茶をしないはずはなく───。



勝利を目前にした徳川だったが。

「と
 徳川さんっ!!?」


徳川は全身を震わせ、汗みずくになりながら、
コートへボタボタと吐血していた───!



つづく。



ブラックホールってどういう現象だっけ…。
あれ? 空間を削るの?
私、理科は苦手だから素直に信じるけど、人に笑われない?

どうでもいいけど、平等院のワケのわからない世界のテニスで、
以前どこかで「インド テニス」って看板見て、
「平等院テニス!?」と思ったことを思い出しました。
(看板「インドアテニス」の「ア」が、丁度木で隠れてただけでした)



Golden age 124「未来の僕らへ」



「と 徳川ぁぁぁぁ!?」

鬼らが叫ぶ。

「何だ急に血を吐いたぞ!? 救急班を…」

観客席も騒然となる。

「しっかりしろ!」と、鬼は徳川に駆け寄るが…。

「ま まだだ…
 まだ… …終わってはいない」


徳川は「ごふっ ごふっ」と血を吐きつつも、
試合続行の意志を見せる。

そして皆の疑問が。

「ど どういう事だ!?
 ブラックホールの限界の30分はまだ経ってないのに!?」

平等院が告げる。

昨夜のダメージが限界を早めた様だな
 
 そのバカは
 俺の『光る球(デストラクション)』を腹に受けやがった
 
 中学生(ガキ)一匹守るためにな」

平等院の言葉に鬼、入江は血相を変える。

な…
 ば 馬鹿野郎!!
 大事な決戦前に何やってんだ徳川!」
「軽率だよ!
 鬼がどんな想いでキミの事を…!?」

徳川を諌める鬼と入江へ、血を流す徳川は───。

「将来有望な男を…
 放っては置けなかった

 あなた達が
 俺にしてくれた様に…


徳川は観客席を見上げた。
そこには、昨夜徳川が
身を挺して守った越前が息を切らして立っている───!

徳川は越前の姿を認めたのか否か、
ドサ…とコートに倒れ、意識を失った。

     「と 徳川ぁーっ!!」
     「バカヤロウ お前って奴は…」

徳川を抱き起こす鬼へ、平等院が告げたのは───。

「中学生(ガキ)一匹助ける為に
 復讐をフイにするとは
 どうやら時間の無駄だった様だな鬼よ」

「ぐっ…」と悔しげに言葉を噛む鬼。

そして観客席から越前は、
ラケットで平等院を指し示して言った。

「アンタ…
 最低だよ」




つづく。



おかしい。

ブラックホールとか世界のテニスとかには普通に笑ってたのに、
徳川が放っておけなかった、自分も救われたから、って言ったのに
ついついジーンとしてしまうのは何だろう…。
私、すごくだまされやすいんじゃ…。(←オイ)

越前が目に見えて怒ってるので、
わりと越前は義理人情に厚いのかな、と思いました。
たしか越前、普段仲がいいはずの、
桃城先輩がガケ登りで困ってても助けなかったはずだけど…。



当ブログ内、過去分のジャンプSQ購入時、
新テニプリネタバレ感想は↓です。

・新テニスの王子様の雑誌感想ぜんぶ

※別窓のつもりです
※今月号分を含み、降順で表示されます
※自分が読んでの感想なので、平気で間違ってることも書いてます



ジャンプ SQ. (スクエア) 2014年 05月号 [雑誌]
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はたして9月号発売までにネタばれ感想は追いつけるんだろうか。
書き始めたらできそうだけど、はたして私は書き始めるのか?(←オイ)
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(今更ながら)ジャンプSQ2014年4月号購入(「新テニスの王子様」ネタばれあり)

2014年07月24日 07時05分02秒 | 雑誌
4ヶ月前のお買い物
・ジャンプSQ '2014 4月号



新テニスの王子様。



Golden age 120「覇王」



U−17合宿の1軍vs2軍のシャッフルマッチ、第6戦。
No.1・平等院相手vs徳川!

コートのエンドに面する壁が、
えぐられたように大きな穴が空いている。
穴の傍には人影が見える。

息を飲む観客席の面々。

不敵に笑う平等院が呟く。
「ちっ… アウトかよ」

壁の穴の傍らで、コートに膝をついているのは徳川だった───。


<< ゲームアンドファーストセット
  2軍 徳川 7−6!!

  セカンドセット! >>


     「このセットは… 徳川さんが取ったけど」
     「誰が見ても平等院の優位ばい!」


徳川の顔は青い。

「だ 大丈夫かい …次のセット?」と、
入江が徳川を気遣うが、コートを見つめる徳川からの返事はない。

鬼が手すりへ握りこぶしを叩きつけ、呻く。
「すまねぇ…俺がヤツの海賊を呼び覚ましちまった!!」

「約束を果たす… それだけです」

そう呟き、徳川はコートへと歩みを進めた。



<< セカンドセット 平等院サービスプレイ!! >>

『徳川よ… 体験するがいい!』

「別次元のテニスをーーっ!!」

平等院のサーブ!

あたかも海賊が斬りかかるがごとく、徳川を襲う!
海賊の刃は徳川の服を裂き、血を流す!

雨の中で徳川が刃から身をかわそうとも、
海賊はそれを許さず踏み込んで来る!

海賊が徳川の胸を蹴り倒す!
甲板に倒れこむ徳川は、樽に頭を打ちつけた。
己の体を打つ雨、徳川は甲板に視線を巡らせるが───。

徳川は背後に立った海賊に、
背中から胸へと刃を突き立てられた───!

雨降る海原に浮かぶ海賊船。
暗い雲から轟く稲妻。

甲板に倒れこむ徳川の横に、
骸骨の海賊が仁王立ちしていた───。


<< ゲーム平等院 6−0!! >>



つづく。



新テニプリを読んでない人の誰が信じてくれるでしょう。
私が、読んだそのままを書いたってことを。

マジですからね、マジで骸骨の海賊が徳川殺してますよ!
なんというか、許斐せんせーはさすがです…。
この衝撃があるからこそ、私、テニプリ読むのやめられないwww



Golden age 121「最期の覚悟」



第1セットが平等院6−7徳川、
第2セットが平等院6−0徳川のスコアボード。
セットカウント上だけならば、互角。

だが第2セットが物語るように、
コートに倒れこむ徳川に、圧倒的な差を見せつけた平等院が口を開く。

「命を懸けて挑んでこの程度か…」

その声に、倒れこんだままだった徳川は身動ぎ、
息を荒げながらもコートに膝をつき、身を起こした。

<< 1−1 ファイナルセットプレイ!! >>

     「と 徳川……」と、入江&鬼。


No.3・デューク渡邊が呟く。

「お頭は2年前の敗戦から…
 勝利に対して異常な執着を持ちました

 戦った相手が2度と立ち向かって来れない様に
 屈辱を与え 自信を打ち砕き

 服従させる 覇王のテニス」

No.2・種ヶ島も。

「世界で外国人(ガイジン)
 シバきまくっとったらしいわ おーコワ

No.7・君島も。

「負けた選手は絶望で
 テニスをやめてしまうケースも少なくありません」


1軍の面々が話す間も、平等院の打球は、
徳川の腹を打ち、うつ向くと今度は顎に当て、倒れることを許さない!
腹を押さえ、地面に片手をついて咳き込む徳川をなおも打球は襲う!

     「あの時と一緒だ…!?」
     「気絶と悶絶 もう見てられない…」


徳川の腹に当たり、浮いたボール。
平等院がスマッシュの体勢で徳川へ告げた。

「俺の前に2度も現れたのは徳川(オマエ)だけだ
 褒めてはいない…」

     『あの時は鬼と入江が助けたから
      完全に心を打ち砕けなかった』

「キサマの軽々しい覚悟で…

 テニス人生を
 お前に懸けたバカ共2人
 無駄死に
だったな」



悲壮な表情の徳川は、自分に問いかける───。

『───俺は命懸けで
    この戦いに挑むんじゃ
    なかったのか?

    何を躊躇しているんだ!

    俺は…』


徳川は記憶を蘇らせる。

「ブラックホール?」

かつて、鬼が徳川へ語った。

「そう… 球を打つ前にスイングする事で 空間を削り取るんだ」
「削り取る… …空間を?」

「平等院がどんな凄まじい球を打ってきても…
削り取った空間が全てを止める!」

入江が続ける。
「強靭な肉体としなやかな筋肉…
習得するのに必要な両方をキミは兼ね備えている」

「しかし… 身体に相当な負荷がかかる…
やれば確実に選手生命を縮めるぞ!

教えれば危険な技ゆえ 身体がもって30分…
勝利が見えた時だけ使え… ……出来れば…

使うな…」


徳川の目に、決意がこめられた───。



つづく。



さすが鬼、平等院を倒したことがあるだけある。
何いってんだかわからない。

試合中に海賊の幻覚を読者に見せるヤツには、
このくらいワケわからないこと言えないと対抗できないのかな…。

ところで私は頭が悪いので、勝利が見えた時には、
ブラックホールのような危険な技は使わないわ、と思いました。

こんな考えだから、私には勝機が見えないんだろうなw
なので、艦これ夏イベント完走できるか不安になった。(←オイ)



Golden age 122「最期の覚悟」



雨降る中、海賊船の甲板を、
徳川は海賊の刃から逃げ、かわし続ける。

海賊の一閃は、甲板を割るほどの威力。
刃から後退し続けた徳川は、ついに船べりへと追い詰められる。

しかし、逃げ続けてた筈の徳川の視線は強い。
海賊が振り下ろした刃を左手の3本の指で掴み、倒立!


徳川は己へと放たれた平等院の打球が、
その地点へと到達する前に、豪腕のスイング!

     「空間を削り取って…
      打球を止めたぁぁっ!?」

ボールは火花を放ちながら、その場に留まる!

海賊の刃を、3本の指で砕くかのごとく、
徳川は平等院へと、留まるボールを打ち返し、叩きつける!
平等院は足元でバウンドするボールに動けない!

冴えた視線で、徳川が告げる。

「ブラックホール」



つづく。



目には目を、非常識には非常識を
そんな感じかと思いました。

なんだろう、これ。
ホント、マジでなんだろう…!

本当に、立ち読みで読んでたなら、
真剣に海賊出たところで「乱丁か…」と思うところです。
許斐せんせーは別次元のマンガ描いてるんだろうな…!



当ブログ内、過去分のジャンプSQ購入時、
新テニプリネタバレ感想は↓です。

・新テニスの王子様の雑誌感想ぜんぶ

※別窓のつもりです
※今月号分を含み、降順で表示されます
※自分が読んでの感想なので、平気で間違ってることも書いてます



ジャンプSQを買ってから、
4ヶ月以上遅れてやっとネタバレ感想書けました。

自分でも、これだけ書いてなかったら、
もう書かないんじゃないかと思ってましたが、
「海賊ゥ!?」と書きたい一心で書けましたw
海賊すげーな!(笑)



ジャンプ SQ. (スクエア) 2014年 04月号 [雑誌]
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途中まで書いた、5月号のもはやく続き書かないとなあ…。
来週また出張だし。
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別マ2014年8月号購入(「君に届け」episode92ネタばれあり)

2014年07月16日 19時45分26秒 | 雑誌
一昨日のお買い物
・別冊マーガレット '2014 8月号



君に届け。



男子トイレの手洗い場にある鏡を見つめ、ケントは繰り返し呟く。

「行くなよ 行くなよ
 行くなよ… ……………」

ケントは「〜〜〜〜〜〜〜〜」と、
うつむき、自分の前髪をくしゃくしゃにかき混ぜた───。



3−Aで、学校祭についての話し合い。

今年のテーマは「現在・過去・未来」で3年生は「未来」。
学祭委員のケント・ちづが進行で、
爽子が書記で黒板にチョークを走らせるが、特に案は誰からも出ない。

強いて言えば、案を訊かれたピンが、
「………老人ホーム…とか………?」と、かなりヤル気のない返事w
去年と違って今年な何も賭けていないらしいw


特に案が出ないせいで、
学祭委員のちづは体育の後片付けをしながらも、
最後の学祭なのにまとめられるのか不安そう。

爽子もやのちんもちづへの手伝いを惜しむ気はないけど、
勉強や塾で忙しい2人にちづは遠慮がち。

しかし、やのちんは

「いーの
 あ 体育教官室に鍵返しに行くから 先帰って着替えてて」

と、爽子とちづを促す。
一緒に行くとの2人をやんわり断り、ひとりで行く。


ほのかに頬を染めたやのちんが、
「………………」と教官室前でわずかな物思いののち、
ドアをノックし、中へ入る。

「失礼します 片付けましたー」
「おう ごくろう」

「…上からだな」
「上だからな」

鍵を渡し、むかつく、と思いながら
やのちんは壁に鍵を戻す、ピンの後ろ姿を見つめる。

「………………
 …野球部 勝ち進んでんだね」

「おう まあな
 今年は俺が赴任してから1番いいチームだからな いくぞ」

やのちんが「……… がんばって…」と口にすると、
ピンは振り返り、「……おう」と微笑った。

「……………………」

椅子に座り、また背を向けたピンへ、やのちんは話しかける。

「…………… あのさ」
「ん?」

「あたし ……推薦にするから」
「おう」

思いきって告げただろうやのちんは、ピンの軽い返事に目を見開いた。
そのまま「……………………」と立ちつくすやのちん。
ピンが振り返る。

「なんだよ まだいたのか!
 聞いたよ 覚えてるっての!
 しっしっ 邪魔!!
「あ!? ああそう そーだよね!!
 まあ 一応ってーゆーか…」
はいよ 了解了解」

背中を向けたまま、軽く手を振るピン。
やのちんは「─────」と無言でドアを開ける。

瞬間、やのちんは自分を見ていないピンに視線を走らせる。
思い出す、ピンに言われた言葉。

「人の せいにすんなよ」

「結局 おまえが自分でなんとかするしかねーんだ」


『……………… わかってる!』

苛立ちのためか、やのちんはバタン!と強くドアを閉めた───。



天気のよい屋外。
ベンチに並んで座るやのちんとケント。

ケントが尋ねる。

「…食べないの?」
「…え?」

「あやねちゃんのすきなパン…」
「ああ 食べるよたべる ありがと」

やのちんはケントにもらったパンを口に運ぶが、どこか心あらず。
隣のやのちんをケントは「………………」と見つめる。

ケントは屋上で立ち聞きした、ちづの言葉を思い出す───。

「あたし 一番やりたくなかったことやってる」

「龍の足ひっぱってる」

「応援出来ない」

不意にケントが口を開く。

「……… 塾───

 …大丈夫だった?
 なんかオレにつきあうような感じになっちゃってるけど
 
 行き帰りとかもオレに合わせて────」

「…いーの 別に
 やめてもいーし」

やのちんの投げやりな色の乗った言葉に口をつぐむケント。
やのちんはすぐに取りなすように言う。

「──ああ や
 つきあうって! はは 心配しないでよ」

愛想笑いをし、やのちんはポンとケントの肩を叩いた。

「…あやねちゃんさ ………

 なんで東京の大学考えてたの?」

やのちんの顔から笑みが消える。

「…なんか そういう話……
 した事なかったよね」

「してどうするの?

 行かないんだから そんな話…
 してもしょうがなくない?」

「んー…
 あやねちゃんがどんな風に考えてたのか知りたくて

 大学もはっきり決まってたしー

 どうしてJ大だったの?」

うつむき加減のやのちんの視線は暗い。

「────────」

やのちんはタン!と、飲んでたパックジュースをベンチに振り下ろした。

「しても しょうがなくない?」

地面に視線を向けたままやのちんが言う。
ケントのことを、見てはいない。

「……… しょうがなくないよ」

やのちんは見ていない。
せつなそうに眉を寄せたケントの顔を。

「オレはあやねちゃんの───」
「だって行かないって言ってるのに
 そんな話したってしょーがないじゃん!」

「違う大学がずっと ずっと頭の中にある」

「東京の大学」

ケントに打ち明けてくれた、やのちんの言葉。

「ちょっと 言ってみただけ……」

ケントが撤回させたに等しい、やのちんの言葉───。

「…………… ほんとうに?」

一瞬の間ののち、「え……?」と問い返すやのちん。

「ほんとなら オレ
 すげー うれしーけど

 でも
 ……………ほんとうに?

 あやねちゃんは ほんとはどうしたいの」

     「はは …やめてよ」

「オレとつきあう前から考えてたんだよね?」

     「……やめて」

「オレはあやねちゃんと離れんのは嫌だよ
 嫌だけどたとえばオレも東京に行くとか───」

「──留学に
 強いの J大」


あっけにとられたように、ケントは目を見開く。

「りゅ…… …え!?」

堰を切ったように、やのちんが口早に話し出す。

推薦にするって言ってんじゃん!

 言ってるのに なんで
 なんで行かないっていう東京の大学の話するの!?

 なんで あたしの進路に自分の進路委ねんのよ!?
 ケントには ケントのやりたい事ないの!?

 全部 あたし!?

 じゃあ うまくいかなかったら

 ………………
 あたしのせい なるの…………」

やのちんはやりきれなさそうに、片手で顔の左側を覆った。

「…あやねちゃん あやねちゃん
 こっち 見て言って」

やのちんは手の位置を変えぬまま、顔をゆっくりとケントへ向ける。
自己嫌悪でやのちんの顔に血が上る。

『……ひどい
 やつあたり─────

 あたしが今
 ケントのせいにしてるじゃん………』

ケントの顔は、眉が寄ってはいるが、落胆はしていない。

「オレは
 オレの一番大事な事を選ぼうとしてるんだよ」

「一番大事」


『…………
 そうだ そうなんだよ』

「龍とだけは離れたくない」


『多分 ちづとか爽子も…

 すきだとか つきあうとか
 たぶん そういうこと』

「…ごめん もうやめよこの話…」とやのちんが呟く。
そこへツルが「ケント!」とやって来る。
が、すぐに「………取り込み中?」と席を外そうとするが、

「あたし 今 すごい恥ずかしいから頭冷やす
 ほんとにごめん ケント」

と、赤い顔を両手で覆ったやのちんが言う。

「………わかった
 あやまんないで オレこそ── …ごめん」
「ううん」

互いに謝りながら、ケントはツルとその場を去った。


     「何? ケンカ?」
     「…かな 怒らせた」
     「うわ まじで いーのかよ

     「でも   多分 今
      本音見せててくれてたから」


『……だめじゃん

 だめじゃん あたし 全然
 
 …ごめん
 ごめんケント』



帰り道、やのちんとケントが並んで歩く。

「今日 塾ないね」
「うん」

「どっか… 寄ってく?」
「うーーん…」

誘いながらもケントは、やっぱだめかな、と弱気。
やのちんは「…………」と、いくばくかののちに口を開く。

「…前に 言ってた……」
「ん?」

「家 来る?」



ケントは通されたやのちんの部屋で、
「わーーー!」と感嘆の声を上げる。

     「てきとーに座って」
     「いーねー 居心地良さそー いいへやだー
     「そお? あんま見ないでよ へんなものとか」
     「はーい」

     ケントはやのちんのベッドに腰掛ける。

     「あ お母さんとかはー?」
     「ああ この時間 うち誰もいないから」
     「あーー うちもーー…」

ケントがいきなり「あっ!!」と声を上げ、驚くやのちん。

「…飾ってくれてるー…………」

ケントは部屋を見渡し、ドレッサーらしき家具の上に、
自分がバレンタインにプレゼントしたチョコ入りの瓶を見つけた。
そして涙目で感激w

     「食べてくれてるー! ちょっとへってるー!!
     「あ うん 勉強の時とかに──… ………………」

そう言いかけて、やのちんは違う言葉を続けた。
「…いっか 今日は 勉強の話は…」

「……………… オレさ
 来てみたかったんだよね あやねちゃんち

 …入れてもらえたんだなあ…」

噛みしめるように、嬉しげに呟くケント。

「タイミング… 合わなかったもんね
 ごめんね

 …………

 今日も ほんとに ごめんね……」

ケントとは裏腹に、やのちんの表情はどこかうつろに見える。

     『もっと ケントにやさしくしたい
      大事に 大事に───…』

「あやまんないで」

ケントは微笑み、言った。

「こっち 来て」


ベッドにもたれ、床に座るやのちんとケント。
恋人つなぎで手を握っている。

「……あやねちゃんさ」
「…ん?」

「今まで──
 …つきあってきた人って どんな風につきあってたの?」

「どんなって… 普通っていうか
 ………言いづらいよ」

「そーだよね
 オレも 聞くつもりとか
 全然 今までなかったんだけど……………」

「今まで 自分からすきになった事ってあるの?」

修学旅行先、やのちんに恋したあの時に訊かれた問いかけ。


「…オレ
 今までの彼氏とちゃんとちがうかな

 ちゃんと あやねちゃんのこと
 大事にできてる?」

「行くなよ」


し してくれてるよ!
 ……全然 ちがうよ……」

やのちんは真摯に言い募る。

「どんな風に つきあってきたの?」

「…今まで 流されたりほだされたり 情みたいなものでつきあってきたからさ」

雪の中で、爽子の問いに投げやりに答えたやのちん。


『ちがう
 ちがうよ ケントは』

去年のクリスマス。
花束を差し出すケントの手を、やのちんは両手で包み込んだ───。


『ケントは』

けれど、やのちんの目はどこか遠くを見ているようで───。

ケントはうつむくやのちんを見つめ、
ぎゅ、と強くやのちんの手を握りこんだ。

「オレは

 オレはさ
 あやねちゃんとは全然ちがう

 ちがう」

目を見開くやのちんに、ケントはそのままキスをした。

「…………すきだよ」

ケントはやのちんをどさ、とベッドに横たえる。
やのちんの両脇に手を置き、

「……もう 考えないで
 留学

 行かないで
 オレを選んで」

ケントは懇願した。

目を見開いたままのやのちん。
ケントが顔を寄せる。

「!  

 ケント ちょ………

 ………………………………」

やのちんの声にも、ケントは止めない。
やのちんはドン!と、強く両手でケントの胸を押し返した。

ケントの腕の中から身を起こし、
やのちんは息を上げなから、両腕で自分を抱きしめた。

赤面したやのちんは、
ケントの方を見ないまま明るい声を出す。

「………は

 はは もーーーー!
 何 真面目な顔してんのバーカ やめてよね!」

呆然としたかのようなケント。

ははは ビックリすんじゃん!
 もー 起き上がってよ そこどいて!」

     「…あやねちゃん」

「のど乾いたね なんかいれる!?
 あっ さっき買ってきたやつあるか!」

     「あやねちゃん」

「あっそういえば学祭の……」

「いやだったら いやでいいのに」

自分の方を見ないやのちんへ、ケントが言う。
やのちんは黙りこむ。

「早かったら早いで
 …いんだよ 待つよ

 あやねちゃんのほんとの気持ちなら それで─────

 真面目だよ──…

 ……傷つくよ───

 だってオレ本気だもん
 あやねちゃんに」

やのちんはケントに振り向かない。
その評定は強ばったまま。

「………
 つきあってって言った時

 今 すきじゃなくてもいいって思ってた

 これから
 すきになっていってくれたらって ────

 …あやねちゃん

 オレと遠恋になるとかそういう想像て
 …あやねちゃんにあった?

 つきあう前から考えてて
 オレとつきあうようになって

 ──受験の事
 頭にあって その中に…
 オレ いた?」

ケントは問いかける。
いつもの笑顔はない。

やのちんからの返事がないまま、ケントは問いを重ねる。

「オレのこと 少しでも
 頭にあった?」

ケントは返事を待つ。
しかしやのちんは答えず、振り返らず───。

「……………………」

待っていた。
しかし返事はなく───。

ケントは自分の鞄を肩に下げ、何も言わず出て行った。
それでもやのちんは何も言わず、動かず───。


『言葉が

 なにも

 みつからない』


「オレのこと少しでも 頭にあった?」


『肯定じゃなきゃ 意味ない
 意味がないのに』

「ほんとの気持ちなら それで──────」


閉じられたドア。
部屋にひとり立ちつくすやのちん。

『なにも みつからない』



つづく。



ついにきた、ケント×やのちんの山場!

ケントはやのちんの本音を知りたかったんでしょうけど、
そのせいでケントが傷つく諸刃の剣だったのねー…しみじみ…。

やのちんがケントに恋してるかっつったら、
してないもんねー、読者にはわかってたけど…。(←ひどい)

でも、ケント、交際は順調にいってたと思うよ。
だってやのちんが、自分から志望校を打ち明けようとしてたんだから。
ケントなら大丈夫って思って、教えたんだから。

だけどさー、ケントはあの時、
やのちんが自分と離れることのショック全面に出しすぎたんだよ…。
ケントが何度も練習した「行くなよ!」と言ってもないのに、
やのちん、自ら発言撤回してたじゃん。

…うん、単にケントは大丈夫じゃなかったんだよ…。(←オイ)

でもよく考えたらケント気の毒すぎるわ。
「あたしは元々札幌に行こうとしてたの!」を読んだ時は、
非常にケントにムカついたのですが、
思い返すと、ケント、ショック受けてただけで何も言ってないw
ただ、やのちんがケントを慮って撤回しただけだったw

なんだろう、ケントとやのちんって、
タイミングまたは相性が悪いんだろうか…。


私はピン×やのちん派ですが、
現状がケント×やのちんだし、大変この先の展開が気になります。

今月号で、やのちんがすごくピンに話したそうな雰囲気でしたが、
あれは恋心というのではなく、
やのちんへJ大へ進めって後押しを期待してたんだろうなー。

やのちんは何というか、味方が欲しかったんだろうけど、
自分自身の決断ではなく、誰かの助けを期待するなら、
それはやっぱり、やのちんお子様ですねー、責任は自分に来るのに。
知ってか知らずか、ピンはスルーでしたが(笑)


あとやのちんはケントを大事にしなきゃ、って思ってるけど、
それはおそらく、ケントから大事にされてるから、そのお返しっぽい。
彼女だからとの義務感ってのは言い過ぎかもしれませんが、
自発的なものじゃないよなー、家に誘ったのとかもなー…。

やのちんは進路も恋も自分で掴みに行かないとダメだと思います。
たぶんそれがやのちんの課題。

まあ、進路はちょっとだけ置いといて、
恋の方は今回ケントとの仲がリセットされたかもなので、
ひょっとしたら、今度はやのちんが自分でケント選ぶこともあるかも?

私はピン×やのちん派ですが、
関係がリセットされてからのケント×やのちんもありそうな気もする。
ピン×やのちんを期待するけど、でもそれは私の希望なだけだし。



余談ですが、初・彼女の部屋にお邪魔!で
やのちんに手を出そうとしたケントは、風早と違うなあwww



↓は今までの「君に届け」雑誌感想(かなりネタバレまじり)になります。
・「君に届け」別マ感想ぜんぶ(別窓)

※今月号を含み、降順です
※私が読んだ時の感想なので、実情とは違うこと多々あります
※2012年8月号まではもうちょっとやる気がありました
※別マ購入は基本的に不定期です(いつ購読やめてもおかしくない)
※最近、寄る年波には勝てないです



別冊 マーガレット 2014年 08月号 [雑誌]
クリエーター情報なし
集英社




今日からまた出張です。
今回は列車で移動の為、特急の中で書きました。

今月号の別マは先週発売だったのかな?
私は先週も例のごとく金曜まで出張で、
土曜はえべつやきもの市へ出かけ、
日曜は体力回復に勤しんでました。(←何もしてなかったとも言う)

月曜に別マ買ったのですが、
月曜・火曜は暑くて何もする気になれなかったです…。
(北海道の一般家庭にエアコンはありません)

そう考えると、出張って素晴らしい!
特急も、ホテルも冷房効いてるからね!

あ、でも先週泊まったホテル(というより旅館…)、
冷房がなかったんでしょう、細く窓が開いてたわ。
そして、木曜日には暖房が入ってた…道東ってすごいな…。
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別マ2014年7月号購入その2(「君に届け」episode91最後までネタばれあり)

2014年06月25日 23時59分43秒 | 雑誌
今月のお買い物
・別冊マーガレット '2014 7月号



君に届け。



自宅玄関前、あぐらで座り込むちづ。
ランニングから帰って来た龍が、ちづの家へとやって来る。。

座ったまま見つめ上げるちづを、
龍は「────……」と見つめ返した。

「来ると 思った」と言いながら立ち上がるちづ。

     「お… 遅いんだよ!! かゆい!!」と言いながら、
     ガリガリガリと腕を掻くちづに、
     「…………刺されたのか… 蚊に…。 俺も…。」の龍。

「…勝ったよ」
「…うん」

     『よかったね』

「速報みた」

     『おめでとう』

「次も 勝つよ」
「うん」

     『絶対だぞ!』

「全道 行くから」
「…………うん… …………」

気負いなくちづへ告げた龍は、ちづの頭をわしわしと撫でると、
「そんだけ おやすみ」と言い残して帰って行った。

ほのかに頬を色づかせ、自分の頭を触っていたちづは、
龍の背中を「───……」と見送りながら、我知らずか眉を寄せる。

思い出す、ちづが龍へ言った言葉。

「なんで あたしが北幌受けたと思ってんの!?
あたしは いつだって龍を応援したいの!!
…一番応援したいの!!」

あの時は、心から言うことができたのに───。


ちづは片手で目元を覆いながら、空を仰いだ。



校舎の廊下を歩きながら、ケントは横のツルに話しかける。

「久々だったねー ツルと学食!」
「おまえ いっつも彼女とメシだもんな…」
「まぁねー ………」

ケントはふと、やのちんの言葉を思い出す。

「違う大学がずっと 頭にある
東京の J大」


気を取り直すように、笑顔でツルの方を向くケント。

     「……そーいうツルだって
      いっつも女の子と食べてんじゃん!」
     「まーな」

そして購買で売られてるパンが、
「…あ あやねちゃんのすきなパン………」と、目にとまる。

「オレ ちょっと買ってくからさ!
 いーよ先行ってて」と、ケントはツルを促す。
「おー」と歩き出すツル。

その背に向かって、
「………… 行くなよ!」と言い出すケント。

     「…はい? どっち?」と、胡乱に振り返るツル。
     「あっゴメン ただの練習だから! 行って行って!
     「へー練習… 多分 女用の……… むかつく!

風早に続いて、男友達相手に練習するケントだった───。



屋上でお昼の爽子・ちづ・やのちん。

「…失敗だったんじゃない? 屋上
 ちょー日焼けしそう… 日傘 ほしーんだけど
「教室でガッツリ日焼け止め塗ってきたじゃん!」
「わーなんかこの感じ久しぶり…!」

相変わらずの三者三様w

「3人でそろって食べたの久しぶりだもんねー」と、爽子。
「そだよねー あたしらは大体一緒に食べてるけど
 やのちん ケントとだし」と、ちづ。
「あー 放課後も ちづバイトだしね
 あたしと爽子は塾で一緒だけど…」と、やのちん。 

やのちんの脳裏を、
進路への想いを聞いた時のケントの表情がよぎる。

「塾 やめよっかな」


やのちんは「………」と、
爽子とちづにそのことを打ち明けず───。

「…そういえばさ ちづ 龍とどーなの?」

ちづに話を振った(笑)

えっ!? 急に!?
 いやまあ なんていうか… …… 仲いー

     「えー 何?」と聞き返す、聞こえてるやのちんw
     「わー なにー」と、聞こえてない爽子w

ちづは突如立ち上がって言った。

「仲!!   いい!!」

いいねいいねよかったね!!な爽子、ヒューヒューとやのちん。
だけど「………」なちづは───。

「…仲 いーけど あたしがさいあく」

ちづは今度はしゃがみ込み、自分の頭をかきむしった。

「んあ〜〜 もうっっ さいあく!!!」

     「ちょ ちょっとちょっと落ち着いて!!」
     「あわわわわちづちゃん どうしたのちづちゃん」

「………………

 …あたしさ あたしはさ
 …高校入学して ちょっとは野球部のマネージャーとかも
 考えた事 あるんだけどさ」

「えっ そーなの なれば良かったじゃん
 向いてんじゃない ちゃきちゃき働くし おかんぽいし

 「うん でも なんか違う気がして」

     「なんで いーじゃん」
     「そーなんだけど」

ちづは続けて言う。

「龍は 龍の世界で頑張って

 あたしは それ 応援したいけど
 中に入るのは なんか違うような気がして

 徹のこと すきだったからなのかな…
 ……なんかよくわかんないけど

 でも
 いつだって龍を応援してたんだよ

 1番応援してたと思ってるし
 1番応援したかったんだよ
 なんでもだよ

 野球も! 生活も! 恋愛だって!!
 たまたま龍にすきな子いなかったけど!

     「いたじゃん ずっと」
     「うんうん」
     「あああ そっかあたしか!!」

赤面しながら、ちづは続ける。

「とにかく!!
 応援する気満々だったし してきたの!!!」


ちづの口がへの字に歪む。

でも
 今 あたし 応援出来ない

 龍を応援してない

 龍とだけは 離れたくない」

     どきん…と、爽子の胸が鳴った。

「…結果出したら 野球で進学しちゃう
 遠く 行っちゃう

 あんなに頑張ってるのに 応援出来ない

 あたし
 一番 やりたくなかったことやってる
 龍の足 ひっぱってる

悄然と、肩を落として話すちづ。
爽子はちづの肩に手を添える。

「すきなのに
 すきだから応援できない

 あたし
 さいあくなんだよ…」



屋上の出入口に立ち、ちづの心情を聞いてた人影がある。
やのちんへ渡すパンを手にしたケントだった───。



早朝の校舎。

風早との待ち合わせに急ぐ爽子。
思い出す、ちづの言葉。

「龍とだけは 離れたくない」


「………………」

息を弾ませ、ドアを開ける。
教室にただひとりいる風早は、机につっぷし眠っていた。

『……… 寝ちゃってる……』

そーっと、風早に近づく爽子。
すぐ前に立っても、風早に起きる気配はない。

『……夜遅くまで 勉強してるんだ…』

頬を赤くし、ドキン…と鼓動を高鳴らせ、
爽子は眠る風早の前髪に、そっと触れる。

「すきなのに」
「すきだから」───────


『……無理
 してくれてる…………………』



つづく。



会わない方が無理してる。
いやー、もし私が男に生まれ変わってもこんなこと言えないーw
風早すごいわー(笑)

今月号は、前半が風早×爽子の早朝デートへの過程w、
後半がちづの龍の野球を応援できない心情吐露から、
(多分)爽子とケントに波紋を投げかけたようですね〜。

爽子は「離れたくない」に反応してた気がする。
立ち聞きしてたケントは、おそらく「応援できない」かな?


爽子が東京の大学のことを進路対象に考えてないのは、
無意識のうちに離れたくないから気持ちをセーブしてるんだろうか。

まあ、たしかに風早は『無理してくれてる』のかもしれないけど。
でもそれは風早が無理したくなってるんだから、
ほっといていいんじゃないかと思います(笑)

風早本人だって、わがままだって自己申告してたじゃな〜い(笑)
やりたいからやってるんですよきっと、気にすんな爽子(笑)


ケントは、どうすんですかね。
男友達相手に「行くなよ!」練習してる場合じゃないぞ(笑)

ただ、やのちんに「行くなよ!」は言わない気がする。
なんとなく。

ケントは「行くなよ!」って告げるつもりだったろうけど、
ちづの悩みを聞いたことで、言わなくなるんじゃないかなー。
自分の望みがやのちんの足をひっぱることに気づいたのではないかな。

ふと思ったけど、ケントは東京の大学へ行く気はないんだろうか。
そこまでは無理できないのかな、やのちんの為でも。
どうなんだろう。


そして、ちづと龍ですが。

正直、この2人が遠恋になったとしても、
爽子と風早、やのちんとケントより近くにいることになる気が…。

だってたしか、ちづも龍も道内だよね?
おそらく爽子もやのちんも東京に進学するだろうから、
北海道⇔東京という、飛行機の距離の遠恋になると思われます(笑)
道内同士なら、遠いけどけっこう近いじゃん(笑)

まあ…たしかに道内でも飛行機の移動の方がいい時あるけど…。
(私の今回の出張先、飛行機じゃなかったら移動に半日かかるもん)

ということで、ちづは悲痛な様子でしたが、
私はあまりちづと龍のこと、心配してないのでした(笑)
だってきっとこの2人、大丈夫だろうし(笑)

そして大きな声では言えませんが、
やのちんが東京の大学に進学するなら、
もしピンとやのちんがうまくいっても遠恋だよな、と思う、
やはりピン×やのちんを忘れきれない私でした…(←しつこい)



↓は今までの「君に届け」雑誌感想(かなりネタバレまじり)になります。
・「君に届け」別マ感想ぜんぶ(別窓)

※今月号を含み、降順です
※私が読んだ時の感想なので、実情とは違うこと多々あります
※2012年8月号まではもうちょっとやる気がありました
※別マ購入は基本的に不定期です(いつ購読やめてもおかしくない)



ああ、やっと今月号書き終わった…!
(2週間遅れだけど)
(4月号とばしてるけど)
(21巻も書いてないはずだけど)

出張中に4月号とか書けたらいいなあと思います。
今回は約2週間出張だけど、油断してたら何もしないで帰宅しそうw

ただ、最近「君に届け」のネタばれ感想しか書いてなかったので、
そろそろ気分転換に、「君に届け」以外にもたまってる、
あれやこれやのネタバレ感想書きそうな気がします。

ほんと、いい加減いろいろ書いちゃわないとなー。
ブログに書いてないせいで、
毎回出張先にいくつもの切り抜き持参してるので邪魔でーすw



別冊 マーガレット 2014年 07月号 [雑誌]
クリエーター情報なし
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