ウォッチ銘柄であるハイデイ日高の22年2月期決算です。
コロナの直撃で戦略の見直しを迫られています。
それでも首都圏600店舗体制の看板は下げず、店舗数も純増に戻しています。
業種 |
2021 |
2022 |
増減 |
日高屋 店舗 |
393 |
404 |
+11 |
焼鳥日高 店舗 |
29 |
28 |
-1 |
その他 店舗 |
10 |
10 |
+0 |
売上高は、32億円減少した一方で、売上原価は11億円、販管費は14億円減でした。
その結果、売上高総利益率は71.7→72.4%、営業利益率はマイナスのまま推移となっています。
原価率は28.3→27.6%と抑え込みましたが、販菅費はまかないきれていないようです。
資産は、現預金が78→99億円に増加しました。
有形固定資産も、84→88億円で増加でした。
負債は、有利子負債は計上されていないようです。
利益余剰金も、187→192億円に回復しました。
営業キャッシュフローマージンは、一気に二桁台に回復しました。
もっとも協力金60億円の底上げあってのことなので、カンフル剤で回復途上の様相です。
株価は、ウィズコロナを見極めながら徐々に戻しています。
危機は脱したようですが、チョイ飲み需要が消失した後の戦略が課題に見えます。
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