ポートフォリオの一角をなすデジタルアーツの22年3月期決算です。
ネットサービス向けのセキュリティ製品を提供しています。
今期は、特に学校など公共向けが好調だったようです。
市場 |
2021 |
2022 |
増減率 |
企業向け |
3,284 |
4,559 |
+14.5% |
公共向け |
2,408 |
4,046 |
+68.0%
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家庭向け |
432 |
444 |
+2.8% |
売上高は22.3億円増加した一方で、売上原価は7.3億円、販管費は3.5億円増加しました。
その結果、売上総利益率は71.5→70.4%に悪化、営業利益率は43.6→45.6%に改善しました。
利益率は、相変わらずの高水準を維持しています。
資産は、現預金が113.8→157.7億円に増加しました。
一方で、ソフトウェアも12.7→13.1億円と増加しています。
負債は、有利子負債は見当たりません。
一方で、利益余剰金は86.9→107.5億円と増加しています。
営業キャッシュフローマージンは、若干落ちたとは言え68%です。
潤沢なフリーキャッシュフローもあって、手元キャッシュは150億円を超えました。
この業績でも、株価は10,000を超えられず今一つです。
やはり相場は難しいです。
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