2018/9/16 はてな（3930）

IPOから発掘してみようのその後、はてなの18年7月期決算です。 「はてなブログMedia」などのコンテンツマーケティングサービス、「はてなブログ」などのコンテンツプラットフォームサービス、サーバー監視などのテクノロジーソリューションサービスを展開しています。 コンテンツプラットフォームサービスは微減収、コンテンツマーケティングサービスとテクノロジーソリューションサービスは大幅増収でした。 売上⾼は2.0億円増加した⼀⽅、売上原価は0.1億円増、販管費は2.2億円増でした。 その結果、売上総利益率は91.5→91.7%に改善、営業利益率は18.6→16.5%に悪化しています。 IT企業特有の高利益率は維持しており、大きな問題は無さそうです。 資産は、現預⾦が9.6→8.9億円と減少しました。 その他には、投資有価証券が0.6→2.3億円と増加しています。 負債は、有利子負債は見当たりません。 分厚い自己資本とともに、磐石の財務体制が維持されています。 こちらでも投資有価証券への動きがありますが、何を買い込んでいるのかは短信では読み取れません。 業績は伸びていますが、株価は今一つです。 ITとは言え地味な業態なので、仕方ないのでしょうか。