何だかんだと持ち続けているDVxの16年3月期決算です。![]() ペースメーカーやカテーテルなど循環器疾病用の医療機器販売を展開しています。 今期は、西日本エリアでの新規顧客獲得に取り組んだようです。 売上高は、27.2億円増加した一方で、売上原価は26.2億円、販管費は0.5億円増でした。 その結果、売上総利益率は17.1→15.9%、営業利益率も5.0→4.8%に悪化しています。 円安により、輸入販売している自動造影剤注入装置やエキシマレーザ血管形成システムの仕入れ価格が上昇した影響のようです。 昨今の円高傾向は、来期の収益を改善してくれそうです。 ![]() 資産は、現預金が32.9→46.8億円に増加しました。 CardioInsight Technologiesの処分益4.0億円も貢献しています。 負債は、長期借入金が微減していますが1億円未満なので考慮無用でしょう。 相変わらずの手堅いバランスシートです。 ![]() 冒険せずに、じっくりと事業拡大するスタイルです。 全国展開が一段落した後の次の一手として、エキシマレーザ血管形成システムの拡販に注目しています。 |