反省をこめて、過去の投資を週単位で振り返ります。 初回は2012年9月-11月の取り引きです。 当時は民主党政権、アベノミクス前の円高不況の真っ只中でした。 短期なのか中長期なのかの投資戦略も無く、銘柄も名の通った東証一部の大型株ばかりをいじっていました。 最初に選んだのは、旭硝子、TDKと三菱商事。 何となく海外展開している強そうな雰囲気が理由です。 ロット単位も、無神経に100~150万で一発売り買いの繰り返し。 そのうちの一つ、三菱商事がラッキーパンチで当たったり、他も好調で11万取れたので9月は調子に乗ってました。 俄か勉強で下げ相場でも利益が取れるように、信用取引を開始してからハマり始めます。 10月第2週に底で大量の信用売りを仕込んでしまい、第3週でものの見事に踏み上げられました。 日に日に膨れ上がる含み損を、1週間ほどで見切って損切りできたのは良い勉強でしたが、あっという間に50万を超える確定損と含み損を計上しました。 10月後半は信用売りで小幅に挽回するも、11月はグリーで誤発注するなど、なかなか損失が埋まらず投げ出したくなる状況が続きました。 こうして無事4年目に突入した今から振り返ると、余りにも稚拙な取り引きでした。 マクロな流れも見ずに数日単位で売買を繰り返し、全球を振りに行くヘボバッターそのもの。 信用2階建てで一発退場になるほどギャンブルに走らなかったのは唯一褒められる点でした。 小額も含めて信用売買は、結局この時期以降は止めています。 <2012年11月30日の保有銘柄>
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