2015/10/3 日本M&Aセンター（2127）

相変わらずPER40超えで人気の衰えない日本M&Aセンターの15年3月期決算です。 全国の公認会計士・税理士の共同出資により設立された独立系のM&A仲介会社で、子会社1社、関係会社3社で構成されています。 営業利益率は50%辺りを維持しています。 売上高は16.8億円増加している一方、売上原価は6.0億円増、販管費は4.3億円増でした。 営業利益率は若干落ちていますが、効率的に事業拡大しているようです。 資産では、現預金が90.0→60.4億円に減少しています。 長期預金が11.0→61.0億円と増加したように、資産の固定化を進めているようですが、どういった経営判断なのでしょう？ 負債では、長期の有利子負債も無く、総額も抑えられています。 財務面では不安の無い状況ですが、潤沢な現預金の使い道に困っているようにも見えます。 どうせなら手厚い株主還元してくれれば良いのに・・・