2015/8/15 ポールトゥウィン（3657）

相変わらず含み損で抱え込んだままのポールの15年1月期決算です。 独立系デバッグのポールトゥウィンとネット看視のピットクルーを中核とする19社を傘下に置いた持ち株会社です。 売上高は前年度から8.7億円増加しましたが、積極的な拠点展開で売上原価が7.5億円、販管費が4.0億円各々増加したことで、営業利益ベースは悪化しています。15年度は、拠点展開に見合った売上高増加が達成できるかが課題となります。 財務面では、現預金が50→53億円に増加し、依然として長期固定債務を持たないなど、磐石な状況に変化は無いようです。 増配や自社株買いなどの株主還元を期待したい面もありますが、まずは本業で成長軌道に戻して、再び株価2,000を狙える状況を期待しています。