絵本の時間

小学校で よみきかせをしています。
毎週月曜日の朝の読書の時間は、
読み手にとっても 心温まる時間です。

10月 27日

2008年10月27日 | 今日の本

もう すっかり 秋です。
晴れれば 空が青く高いし、 朝・夕は めっきり寒くなりました。
学校行事も 盛りだくさんの時期ですが、体調に気をつけて 皆で楽しめたらいいですね~。
暑い夏から 寒い冬へ 移ろう季節を、じっくり楽しみたいです。


1年 1組(N・I ) まずは、1年生が穴に落ちた犬を助けるお話「ろくべえまってろよ」。静かに静かに聞いてくれました。お話の中の子どもたちと一緒になって、ろくべえを助けてくれたのでしょうか?
「カクレンボジャクソン」は、恥ずかしがりや過ぎるために、周りの色に合わせた服を着るジャクソンのお話。そう、カメレオンのように。ある日、お城へ招かれて、お城に合わせた洋服を作って着ていったら・・・!可愛い楽しいお話です。

     
    『ろくべえまってろよ』       『カクレンボ・ジャクソン』


1年 2組(T・H) すこしざわつきながら始まりましたが、エルフの行く末を案じる辺りから、しーんとして聞いてくれました。 ちょっと可哀想なお話ですが、エルフの身になって感じてくれたでしょうか? 「でんしゃでいこう」・・・と、いくつかのトンネルを抜けながら目的地を目指しますが、実はこの本、すべて読み終えると「でんしゃでかえろう」という本に早変わり!!ページを逆にめくりながら、出発点まで戻ります。 「バナナです」は、ただただいろんなバナナがでてきますが・・・途中からゴリラや犬も出てきて、「バナナじゃないじゃん!」と突っ込みつつ、楽しんでくれたようです。

   
『かたあしだちょうのエルフ』     『でんしゃでいこう』         『バナナです』


2年 1組(A・H) 秋です。秋らしいお話・・・・と、まずは、ずばり「あきいろ おさんぽ」を読みました。熊がでてきたところではびっくりしたけど、ちゃんとお母さんが迎えに来てくれましたね。 レオ・レオニーの「スイミー」を学習した学年なので、同作者の「うさぎたちのにわ」を。“レオ・レオニーって知ってる?谷川俊太郎って知ってる?”の問いかけに・・・“う~ん、、、聞いたことある”  先生が苦笑しておられました。 朝から晴れて、お洗濯日和だったので『せんたくやのブラウニー』を。 みんな楽しく聞いてくれました。

  
 『あきいろ おさんぽ』      『うさぎたちの にわ』    『せんたくやのブラウニー』


2年 2組(K・F&K・N) “今週、何があるか知ってますか?”の問いに、2~3人の子が“ハロウィン”と声に出してくれました。 「パンプキン」は美しい写真絵本です。いろいろな種類のかぼちゃも見られ、ハロウィンのランタンに使われるお話が。パンプキンパイかランタンに使われないかぼちゃは腐って・・・のくだりに大人としては「えっ?」。そうですね、煮物も天ぷらも日本のものでした。 ハロウィンに関連して、続けて「魔女ひとり」。数え歌になっていてテンポはいいのですが、かな~り不気味です。最後は、この季節に欠かせないどんぐりの本『まいごのどんぐり』です。

  
     『パンプキン』           『魔女ひとり』      『まいごのどんぐり


3年 1組(K・I ) いつも静かなクラスです。少々長めのお話をふたつ、読んでみました。『しごとをとりかえただんなさん』は、大人から見るとよくある話し(?) 妻の仕事の方が楽そうだからと、仕事を取り替える夫婦の話です。もちろん、結末はタイヘンなことに!先を想像しながら、「あ~、大変っ!」と楽しんでくれました。2冊目は季節の絵本「コスモスさんからおでんわです」。最後には「そういうことか!」と話の流れを見守ってくれたようですね。

   
『しごとをとりかえた だんなさん』 『コスモスさんからおでんわです


3年 2組(Y・K)

  
ドワーフじいさんのいえづくり     『がたごとがたごと』        『ねんどぼうや』

 

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 10月 6日 | トップ | 『しあわせな時』 »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ROKO)
2008-11-06 17:32:07
私が読みきかせのグループに入った時、
以前の記録ノートを見せてもらいました。
ろくべえまってろよが色々な学年で読まれていて、
どんなお話か知らなかった私は早速読み、
好きな本のひとつに。
聞いている子どもも、一緒になって助けてくれ
ますね!
かたあしだちょうのエルフは、私の子どもの頃
からの思い出の本。
家の子ども達に読んでいるうちに、涙をこぼし
たら、彼女たちの目も潤んでいました。
返信する
*ROKOさんへ (N)
2008-11-07 13:24:16
「ろくべえまってろよ」に登場するのが、1年生なんですよね。
なので、小さい子にも親近感が湧きますが、もっと大きな子が読んでも
面白い展開のお話ですよね。
「かたあしだちょうのエルフ」は、読んだ方が、
ご自身が幼い頃から持っている絵本を持ってこられたのですよ。
愛着が染み渡っている姿をした本でした。
わくわくする本もいいですが、シンと聞き入る本もいいですね。
学校で読むときは、泣きそうになる本は要注意ですね(苦笑)
返信する

コメントを投稿

今日の本」カテゴリの最新記事