絵本の時間

小学校で よみきかせをしています。
毎週月曜日の朝の読書の時間は、
読み手にとっても 心温まる時間です。

読み語り

2009年03月10日 | 絵本に関すること

  
先月末のことですが 飯野和好さんの 読み語りの会に行ってきました。

飯野さんといえば、御馴染みのテレビアニメ「ねぎぼうずのあさたろう」の原作者で
ドキュンと印象深い絵を描かれる あのお方です。
よみきかせの講習の際にも <浪曲調で>と描かれている飯野さんの本に限っては
存分に芝居がかって読んでよろしい と習ったのも記憶に新しいところです。

江戸時代の旅人の風体で現れた飯野さんは それはそれはかっこよかったのですよ。
スクリーンに絵本の絵を映しながら 浪曲師さながらの読みっぷり。
沖縄で贈られたという 缶でできた三線で弾き語るシーンもあり 楽しさ満載でした。
この日、読んでくださったのは 以下の4冊。

 ねぎぼうずのあさたろう7 くろずみ小太郎旅日記 ふようどのふよこちゃん おならうた

そして 私が購入して帰ったのは この本たち。
    
どの本にも 丁寧に時間をかけて サインをしてくださいました。

飯野さんが「質が高い」とあとでお褒め下さったという子供たちの質問にも 
たくさんお答えくださいました。
Q:その刀は 本物ですか?
A:本物です。 と言っても お芝居で使う本物です。
Q:1冊の本を仕上げるのに どれくらいかかりますか?
A:時代背景や場所の様子などを調べる・・・「取材」と言いますが それに1年くらい。
  描き始めてからは 意外と早くて 3ヶ月くらい。
私も 「なぜ<ねぎぼうず>なのか・・・」とお尋ねしたい気もしたのですが
子供たちの質問に比べ あまりに単純な大人の質問になりそうだったので
手を挙げるのを 辞めた次第です。

日本中 (呼んでもらえれば)どこへでも読み語りに出かけるという飯野さん。
またこんな機会があったら ぜひ出向きたいと思います。
親近感も湧いたことですし あの難しい<浪曲調>、読めるようになったら嬉しいなぁと
ほんの少し 思い始めています。(ほんとは ちょっと無理かな~とも思っています)
 

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