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2010FA争奪戦~その1~

2010年07月09日 | 2010-11オフ
長い間放置してきたFAの動向について触れていこうと思います。もうすでに知っていることもたくさんあると思いますが、そこはスルーでお願いします。なんたって一週間も前のことから書いていますからね~

その前に2010-11シーズンのサラリーキャップが発表されたのでそこから
サラリーキャップ 58.044mil(前年57.7mil) 基本この額を超しては契約できない。例外が多くある。
ラグジュアリータックス 70.307mil(前年69.92mil) サラリーキャップをさらに超える上限。
ミッドレベル例外条項 57.65mil サラリーキャップを超えて契約可能。最長5年までの契約可能。
ミニマム例外条項 43.533mil サラリーキャップを超えて契約可能。最長2年までの契約可能。
これが適応されるのが現地8日0時1分からなので、その前に起きたトレードや契約はこの日まで認められないんですね。まあ、それに合わせてレブロンが動いてるんですけどねw



これらのことを見つつ本題をどうぞ

~再契約~
アミール・ジョンソン(ラプターズ)・・・5年/34mil
いくらクリス・ボッシュが移籍するからといってもちょっと急いで契約しすぎたような気がしますね。ミッドレベルをほぼフルで使っているであとになって重い契約になるかもしれません。しかし、今まではラシードやボッシュというオールスター選手の控えで出場していたので、もし今シーズンスタートで出場できれば才能が開花するかもしれません。彼はまだ23歳なので吉と出るか凶と出るか見ものですね~


ルディ・ゲイ(グリズリーズ)・・・5年/82mil
ここ数年好成績を残してきたので妥当と言えば妥当ですが、さすがにMAX契約は多すぎるのではないかと。制限付きFAだったので他チームのオファーにマッチすればこの契約よりかは安く契約できたんですが・・・


チャニング・フライ(サンズ)・・・5年/30mil
アマレがサンズを去ることが濃厚だったのですぐに契約しました。去年サンズに移籍してきてラン&ガンのスタイルに見事フィットしシューティングセンターの地位を確立しました。サンズに欠かせない存在になりつつあるので、これくらいの契約が妥当だと思います。


ポール・ピアス(セルティックス)・・・4年/61mil
かねてから言われていた通りFAになり、減俸して再契約しました。その浮いたお金でチームを補強してくれというわけですね。どうしてももう一度セルティックスで優勝したいんですね~こういった一つのチームに長く居る所謂フランチャイズプレイヤーは今では少なくなってきたので応援したくなりますよね。


ダーコ・ミリチッチ(ウルブズ)・・・4年/20mil
ウルブズ意味分からないっす。アル・ジェファーソン、ケビン・ラブとプレーの被る彼に対してこんな契約を。しかもどこのチームも注目していないのでそんなに急いで契約しなくても。彼は2~3年後にまた言うんですよ「僕はディフェンスだけの選手じゃない。オフェンスだってできるんだ。この契約が終わったら僕が活躍できたヨーロッパに行く」とwたぶん、彼も2003年組なのでそれに便乗したんでしょうね(笑)


ジョン・サーモンズ(バックス)・・・5年/39mil
さすがエグゼクティブ・オブ・ザ・イヤーのジョン・ハモンドGMです。トレードで手に入れたマゲッティ、ダグラス=ロバーツに加えサーモンズも引き戻しFを完璧にしました。マゲッティやダグラス=ロバーツが合うかは分かりませんが、彼は昨シーズン途中にバックスに加わり大躍進劇の中心だったので合わないわけがありません。バックスは来年さらに進化すると思いますよ~


ジョー・ジョンソン(ホークス)・・・6年/120mil
まず一人大物FAの去職が決まりました。このMAX契約には賛否両論あると思いますが、彼なしにはここ数年の躍進はなかったと思いますし、オールスターにも4度選出されていて(07年は代替)実力は申し分ないと思います。懸念されているのはプレーオフでの勝負弱さ。そこさえ改善すれば彼はこの契約に相応しい選手だと認められるでしょう。


ダーク・ノビツキー(マブス)・・・4年/80mil
彼もピアスと一緒で減俸し、浮いたお金でチームを補強してくれということですね。その際に、本人の承諾がない限りトレードされないというオプションまで獲得。これは何年か前にデヴァン・ジョージが持っていてプチニュースになり、今ではコービーしか持っていません。これにはノビツキーのマブスへの愛情が感じられます。これで優勝できなかったらかわいそうでなりません・・


レイ・アレン(セルティックス)・・・2年/20mil
これでまた今シーズンもビッグ3を拝見することができます。いろいろなチームからオファーがあったみたいですが、結局再契約しました。しかしアレンも35歳でベテランの域に達しています。優勝するならこの2年が最後のチャンスですね。





~移籍~
ドリュー・グッデン(クリッパーズ→バックス)・・・5年/32mil
さすがエグゼクティブ・オブ・ザ・イヤー本日2度目なので以下略。バックスは堅実に補強していきますね~彼はこれまでスタートで出場すれば10pts10rebは期待できる選手でしたが、動かしやすい契約により各チームをたらいまわしにされてきました。でもやっと安住の地を見つけることができたようです。彼はなにげにドラフト4位指名ですからね~


アキーム・ウォーリック(ブルズ→サンズ)・・・4年/18mil
フライと同じでアマレがいなくなるので獲得した選手です。身体能力がとても高いんですがそれだけで終わってしまいそうな感じがしていてなりません。昨シーズンバックスで活躍できると思っていたんですが、いまいちだったのでこれ以上は望めないような・・・しかしサンズにとっては及第点の活躍は見込めると思うのでいい補強なったでしょう。


スティーブ・ブレイク(クリッパーズ→レイカーズ)・・・4年/16mil
また今年もレイカーズがいやらしい補強をしました。フィッシャーの後釜獲得です。プレイがまさにフィッシャーを若くした感じの選手なのでコービーが元気なうちはレイカーズ王朝が続きそうですね。ちなみに、これに伴い金額的にファーマーとシャノンは退団濃厚っぽいですね。そしてフィッシャーはどうなるんでしょうか?


アマレ・スタウドマイヤー(サンズ→ニックス)・・・5年/96mil
アマレもニックスでのMAX契約で決まってしまいましたね~結果的にダントーニのもとへ帰った形になりました。またサンズがなぜMAX契約を提示しなかったかを元GMのスティーブ・カーが語っていました。「彼は混戦状態からの最高のフィニッシャーであるが、マイクロフラクチャー手術を経験したり、膝にメスを入れたりしており、医療スタッフと熟考した結果、彼の膝には相当な負担がかかっていると判断した。」だそうです。この判断が数年後にどう評価されるか楽しみですね~


クリス・デュホン(ニックス→マジック)・・・4年/15mil
これはマジックにとっていい補強になったと思います。役割はネルソンの控えですね。アンソニー・ジョンソンやJ-WILLとは再契約しない意向らしいので早めに正統派PG獲得しておいたみたいです。おそらくもう少し後だとデュホンはPGを欲しがっているチームにとられていてもう市場には残っていなかったかもしれません。


カルロス・ブーザー(ジャズ→ブルズ)・・・5年/80mil
ブーザーも決まっちゃいましたね~ブルズはブーザーをよくMAX契約以下にできましたね~これでレブロンをより呼びやすくなりました。もし獲得失敗しても充分強くなれると思いますが。ローズ、ブーザー、ノアのビッグ3(ちょっとインパクトが弱いが)を中心にたくさんあるサラリーをうまく使って補強すれば地味に強いチームになりますよ。地味さはホークスといい勝負ですが・・・


トラビス・アウトロー(クリッパーズ→ネッツ)・・・5年/35mil
ネッツはレブロンを諦めたんでしょうか?せっかく空けたサラリーをこんなに食い潰してしまって。彼は昨シーズンケガで思うようなプレーができませんせしたが、もともと身体能力の高いスィングマンです。これはネッツにとっていい補強だと思いますが少し高い気が・・・









ざっとこんな感じですね。ウェイドとボッシュはヒートで決定し、残るはレブロンただ一人に注目が集まっています。ヒートに行ってドリームチームを結成するのか、ブルズに行きビッグ4(さっきの3人+レブロン)を結成するのか、ニックスに行ってアマレと最強タッグを組むのか、ネッツに行ってワンマンチームになるのか、はたまたキャブスと再契約か・・・?
結果は今日の10時に分かります。


また、その他注目FAはまだまだたくさんいるのでFA市場からはこれからも目が離せません!!


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