Joffrey Lauvergneを獲得

サンダー獲得:Joffrey Lauvergne
ナゲッツ獲得:2017年2巡目指名権2つ

サンダーとナゲッツ間でトレードがありました。
内容は上記の通り。

Joffrey Lauvergneさん、さすがに読めませんよ。
読み方・発音を調べるもサイトの先々で様々。
どうやら本人も諦めているようです。
そこでTwitterで投げかけたら、【ジョフリー・ラバーン】と教えてもらいましたので即確定。
その後、コメント欄より本人が発音しているものを教えていただ【ジョフリー・ロヴァーン】に再確定することにしました。

身長211cm/体重100kg/24歳/フランス出身/PF-C。
ドラフトこそ2013年に指名されていますが、インターナショナルプレイヤーといえばもはや通例となっている数年間海外リーグで修業をしてNBAデビューを果たした選手。
当初2015-16シーズンからナゲッツへ合流予定だったのですが、元々所属していたユーロリーグのチームとうまくバイアウトが成立した兼ね合いで、ルーキーながらスタートで出る試合もありながら2015年2月という中途半端な時期でのデビューとなっています。
2015-16年シーズンは59試合中15試合にスタートで出場するなどしっかりとローテーション入りはしていました。
このシーズンの成績は7.9得点4.9リバウンド。
3Pもうっていたようで15本沈めていますが、確率は24％とイマイチ。
ブロックは平均1本を割っており、数字からだけ見れば典型的なユーロ選手のようです。

そんなロヴァーン、ナゲッツではインターナショナルプレイヤーによるビッグマントリオを組んでいました。
ボスニア・ヘルツェゴビナ出身のユスフ・ヌルキッチ、セルビア出身の二コラ・ヨキッチ、そしてフランス出身のジョフリー・ロヴァーン。
もうややこしくてややこしくて、それが原因でナゲッツのフロントからこんなただも同然で放出されたのでしょう。
いや、それは冗談ですが。
しかし、実際のところこの3人はずっとキープするのは難しいとみての判断だと思います。
他にも近いポジションにはファリードやアーサーがいましたから。
成績だけでみれば30試合にしか出場しなかったヌルキッチの放出がナゲッツとしてはベストだったのでしょうが、恐らくサンダーが強気に出てロヴァーンになったのだと、僕は勝手に思っています。

サンダーとしては将来の2巡目指名権のみで伸びしろのある若手ビッグマンが手に入ったので儲けもんだとは思います。
仮に戦力にならずともそこまで痛くありません。

ちなににロヴァーン君。
やっとインターナショナルでややこしいグループから抜けられたと思ったら大間違いですよ笑
サンダーのC陣にはニュージーランド出身のアダムス、トルコ出身のカンター。
そしてそしてPFにはリトアニア出身のドマンタス・サボニス、トルコ出身のイリャソヴァ
ナゲッツ以上に国際色豊かなインサイド陣が完成してしまいました。

結構持ち上げ手はいますが、とはいえ、3番手C。
出場時間は相当限られてくることでしょう。
サンダーにしては今シーズン相当インサイドの層が厚くなっています。
チャンスをものにして頑張ってもらいたいものです。

最後にロスター確認

PG ラッセル・ウェストブルック/キャメロン・ペイン/ロニー・プライス/(サマジ・クリストン)
SG ビクター・オラディポ/アンソニー・モロー/アレックス・アブリネス
SF アンドレ・ロバーソン/カイル・シングラー/ジョシュ・ヒュースティス
PF ミッチ・マクゲイリー/エアサン・イリャソヴァ/ドマンタス・サボニス/ニック・コリソン/(クリス・ライト)
C スティーブン・アダムス/エネス・カンター/ジョフリー・ロヴァーン

赤色:新加入
緑色:ルーキー
():無保証・部分保証契約

ちなみにPGにサマジ・クリストンが加入。
2014年のドラフトで全体55位指名され、それから毎年サンダーのサマーリーグに参加していました。
そして今年ようやくフロントの目に止まり契約。
とはいえ、キャンプ用の契約なのでプライスも加入したことですし余程のことがない限りロスターに残ることはないでしょう。

またキャンプ用のロスターは20人まで枠がある為、サンダーはまだ2人加えることができます。
あと1ヶ月程でプレシーズンゲームも始まりますので、加えるもよし、このままでもよしといった感じです。
開幕を心待ちにしております。