オッサン昨日は映画「Fukushima 50」を観に行ってきたわ
この映画は、今から9年前、2011年3月11日14時46分に起きた東日本大震災の時の津波によって、福島原発が破壊的被害を受け、放射能汚染の中、復旧の為に戦っていた現場の50人の東京電力社員と、上層部、国のお偉いさんとのやりとりを映画化した実話の作品だわ
オッサンもあの地震当日の事は、今でも生々しく覚えとるわ
オッサンが生きてきた中で、あんなに大きく長い地震に遭遇した事は無かったわ
しかし、地震の影響は何とかなったけど、その後に起きた津波だわな
あの津波により、町は呑み込まれ、人々が逃げ惑う光景がテレビで流され続けてたわな
あの時、福島第1原発が爆発する映像をテレビで観て、日本はどうなってしまうんや…と思ったもんだわ
ガソリンスタンドにはガソリンが届かず、計画停電により電気を使えない時間帯があったり…
今、考えると大変な時期だったわな
そんな時に福島原発では、どんな事が起きていたのかを描いたのがこの映画だわな
オッサン、あの地震の悲惨さを忘れないようにしたい、ちゅー思いもあり、この映画を観る事にしたわ
公開されて初めての週末にも関わらず、コロナウィルスの影響もあり、館内はガラガラだったわ
考えたら、あの時の危機感と今のコロナウィルスによる危機感は近いものがあるかもな
映画は、いきなり地震が起きた場面から始まったわ
福島では震度6強の地震だったんやけど、福島原発には影響は無かったんだわ
しかし、その後の想定を越える高さの津波により原発内は浸水し、第1原発は水素爆発を起こし、現場で指揮をとる佐藤高市をはじめとする職員達が命がけで復旧作業をするんやけど、これは日本の縦社会を表すように
総理大臣
↓
東京電力社長、上層部
↓
渡辺謙(事務的指揮)
↓
佐藤高市(現場指揮)
こんな感じになっとるんやけど、現場の状況を全く理解していない総理大臣とか上層部が現場の人達の足を引っ張るんやな
地位だけはエリートやけど無能で使えない総理大臣、上層部に、観てて腹が立ったわ
それに対して、頼もしい自衛隊、アメリカ軍の働きは涙ものだったわ
あの地震と津波により、家族や友人の安否が判らないまま、現場に残り続けて不眠不休で復旧作業に携わった人達の疲労、苦しみ、ストレス、を考えたら死ぬ思いだったやろな
あの人達の頑張りがあったから、今ではオッサン達も普通に電気を使えてるんよな
それを忘れないようにしたいと思わせてくれた映画だったと思うわ
ちなみに、あの地震から9年経つけど、いまだに2,533人もの人達が行方不明だそうな
もう9年も経つけど、まだ過去の出来事になっていない人が多数居るんだわな
そんな事も考えさせられた映画だったわ
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