立川翼さん(サンミュージック出版)のライブに行ってきた。
テーマは、「音故知新」。論語に由来する「温故知新」(昔のことを研究して、新しい知識や道理を見つけだす)をパロった新造語である。
立川さんは、今年の1月に知人を介して知り合いになり応援しているシンガー・ソング・ライターだ。
高校卒業後、自衛隊に入隊するも音楽への夢を捨てきれず、自衛隊を辞めて観客3人の路上ライブから活動を始めた。
その後地道に活動を広げて今回の LIVE TOUR が実現した。9月3日の宮崎公演を皮切りに、9月18日福岡公演、10月20日東京公演、11月12日大阪公演、そして12月10日に再び福岡公演と続く。
福岡国際会議場メインホールで開催された今日の福岡公演には、約1000人のファンが集い3時間に及ぶライブを楽しんだ。
立川さんのボーカルはもちろん、バックを固めるバンドメンバーも一流ぞろいでレベルの高い内容となった。
また、立川さんの語りもライブを盛り上げ、あっという間の3時間だった。
直接会って話すときの彼はとても謙虚で物静かな青年である。しかし、一旦ステージに立つと躍動感溢れるエンターティナーと化して観客を惹きつける。そこが魅力である。
また、自ら手がけた楽曲もアップテンポのポップスから叙情感溢れるバラードまで豊かな音楽性を感じさせる秀作ぞろいである。
新アルバム「音故知新」の収録曲の視聴がユーチューブでできるのでぜひ一度聞いて欲しい。
なお、今日のライブは後日DVDで販売されるのでそれを求めるのも良いだろう。
開演前のステージに映し出された「音故知新」の文字