新型インフルエンザ対策

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マスクはインフルエンザに有効

2008年11月05日 | マスクの選び方・マスクの効果
(米国、ミシガン州) マスクと消毒薬はインフルエンザ感染を減らす可能性:調査研究
 公衆衛生学部の研究者達が、ミシガン大学の7学生寮の1000人以上の学生を対象者にして昨年のインフルエンザシーズン中に調査を行った。ウイルス感染予防でマスクは有効である可能性がある。   Webサイト「海外直近翻訳集」によると以下の通りである。
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マスク着用と手洗いは、インフルエンザ様症状の発現を50%近く減少させる可能性がある。マスク着用と手洗いの効果について、ミシガン大学公衆衛生学部の研究チームが昨年から2年間の研究を行った。ミシガン大学の学生寮の1000人以上の学生を対象にした。2006~2007年度の結果からみると、マスク着用とアルコール含有手指消毒薬は、インフルエンザ様症状の発現を、研究期間において10~50%減少させた、と学会で発表した。
インフルエンザシーズンの開始から6週間、マスク着用群、マスク着用と手洗い群、何もアドアイスしない対象群に分けて、インフルエンザ様症状の発現を比較した。昨年度の結果をみると、研究開始3週間後から、インフルエンザ様症状(咳と、発熱、悪寒、身体痛の症状一つの発生)の発現は、マスク着用およびマスク着用と手洗い群で、有意、または有意に近く減少していた。
 ただし、昨年のインフルエンザは症状が軽度であったこと、実際発生したインフルエンザ患者は少なかったこと、介入群の感染に対する意識の啓発等が加味されていた可能性があること等から、これらの結果の判断には注意を要すると研究者達は付け加え、さらなる研究で確認すると言っている。


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新型インフルエンザ対策用マスクの選び方