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1500YEN@blog

ポケットに1500円あれば、とりあえずなんとかなるはず…

馬鹿と消しゴム

2005-11-17 | たわごと
 僕が苦手とすることの1つに馬鹿とのやりとりというのがある。できることなら馬鹿とは関わりたくないと心底願って日々、生きている。だからといって馬鹿を完全否定しているわけではない。馬鹿はときとして信じられないようなヘマをしでかすし、傍から見れば、それが逆に微笑ましかったりする場合もなくはない。星明子のように、そっと電柱の陰から眺めるぐらいが馬鹿とのちょうどいい距離感かもしれない。
 先だって、こんなことがあった。「このチラシ、メモしてるところまだ使うんで、必要だったらコピーとって、すぐ返して」と言ってうっかり馬鹿に僕が必要とするシャーペンの走り書きつきのチラシを渡してしまったのがいけなかった。「はいはぁーい」馬鹿は返事だけはいい。そして数分経過。馬鹿からはチラシが戻ってくる気配がない。よって催促した。さっきの紙返してよ、と。
 馬鹿のリアクションは「へ?」だった。
 へじゃねーよと思いつつ、使う紙だから返せってーの、と思うもとき既におそし。僕のメモは馬鹿の手により綺麗さっぱり消されていたのでした。
 また一人、馬鹿を嫌いになり、やり場のない気持ちがこみ上げ、殺意を抱きましたとさ。

たまたまのはなし

2005-09-11 | みた・きいた・よんだ
 土曜の昼間、久しぶりに新宿で野暮用。そのまま帰るのもなんだか勿体なくて、あらかじめ自分の時間となる夕方からは映画を観ることに決めて新宿駅到着。野暮用を片付ける前に武蔵野館まで出向き次々回分の整理券を発券してもらったのは、『メゾン・ド・ヒミコ』。特に観たい作品が見当たらなかったので、適当に決めた。ちょっと投げやりな一日になりそうだったが、それは映画鑑賞直前までの話。
 ぐいぐい引き込まれましたよ。性の問題や人間の生き死にといった重々しい題材を取り上げてはいるが、お涙頂戴物語じゃなくて、笑いあり、アニメあり、ダンスありのてんこ盛り、息の詰まらないエンターテイメント作品なんだもの。なにより、言葉の使い方のセンスが抜群にいい、素晴らしい。メッセージなど何もない僕が、「映画作りてぇ~」と思ってしまったほどに。シナリオだったら書けなくないかな。
 たまたまだったが、新宿では上映初日。そのうえ舞台挨拶付きの回であったのはなんともラッキー。ジョーもコウも欠席なのはちと残念だが、それでも犬堂監督ほか計5人を生で見れたのは得した気分。帰りがけにパンフまで買ってしまったのはいつ以来だろうか? 『ゼブラーマン』を買おうとして、売り切れだったっていうのは覚えているが…。
 大きく感動したわけではないけど、大満足はした。不思議な作品。

最後の晩餐?

2005-09-05 | ¥1500あるいはマネー全般
 この夏、350ml缶100円の自販機を店頭に設置した近所の飲み屋がある。
 主人に訊いたところ、
「酒屋から置かせてくれって頼まれた。場所と電気代だけこっち持ち。
商品管理は酒屋の仕事。ウチの取り分は多くはないが、それでもよく売れる、特にサイダーがね」とのこと。
 久々に聞きいたような気がするね、サイダーが売れてるって話。
 甘い炭酸飲料をほとんど飲まない僕は「水や茶が売れるんじゃねーのかよ」とその時、思ったりして…。けど、決めつけはよくありません。僕の主観ほどアテにならないものはないんだもの。
 例えば、近所の総合病院の真向かいにある小汚い定食屋。
 入ったことはないのだが、店頭に手書きの(だけどいつも同じ)お勧めメニューを椅子に立てかけるようにして出している。見ると、ビーフシチュー2000円などという身の程知らずな価格設定。ラーメン500円というのもあるにはあるんだけど、いいんでしょうか? シチューと中華を一緒にやるなって話はさておくとして。「困っている人たち(患者やその家族)相手になんて悪どい商売してるんだ」と思うしね。
 おそらくもう先の長くない入院患者などは、「いちどでいいから、あの店のビーフシチューが食べてみたかった」という思いがよぎるでしょうよ。人間なんて弱いものですもの。ある意味、マインドコントロール。家族は家族で「最期ぐらいは自分の好きなモノ(というより食いたいと言ってるモノ)を食べさせてあげよう」と即決するでしょうし。2000円の単品料理には、そういう価値があるんです。
 そして、このビーフシチューの味についての話題は決してクチコミでは広がらないのです。物事には順番があり、そういう悲しい結末が待っているのですから。
 もはや主観の枠をハミ出した妄想話。この手のタイプ(僕)は、あの定食屋の真向かいにある総合病院でいちど徹底的にカウンセリング、必要とあれば治療を受けたほうがいいかもね。

6600cc

2005-08-26 | たわごと
 人間誰しも、できることなら誉められたい。
 少なくとも、けなされたくはない…けなされるのは最悪だ。
 いや、そうじゃない。最悪なのは、紹介されることである。
 「ウチでは手におえません。お手上げ。あとはひとつよろしく」こんな感じだろうか、病院間でやりとりされる紹介状って。
 「もし、紹介されたらどうしよう」そんな不安な気持ちをそこそこに抱えながら病院に行ってきました。人間ドックを受診するために。
 そしてに見事に誉められたのです。
 肺活量が6600ccもあったものですから。もしかしたら自己新記録?
 この夏、せっせと走った甲斐がありました。そしてこの喜びをどこかにぶつけたくて、またも走ったのです。検査終了間もない昼下がりに…6km。
 その後排泄した白いウンコは、便器の中で6の形を描いておりましたとさ(これはうそ)。

永久不滅はあり得ない

2005-08-12 | たわごと
 巨人人気の凋落は、チケットをe+で販売するようになったあたりから危惧・予測しておくべきだった」というのが、かねてから抱いていた僕の持論である。ぴあを選択していれば、ここまで加速化しなかっただろうってことなんだけど。
 e+の場合、チケット代金のほかに手数料だったか送料だったかを勝手に確実に上乗せしやがるので、実際の入場料よりも高く支払わねばならない。このシステムがいけない。正規ルートにもかかわらず、割高感が出てしまうんだもの。当然、ダフ屋&委託販売代行しているチケットショップでの末端価格はそれ以上に跳ね上がるわけで…。一時期、東京ドームでの主催試合はチケット完売、けど空席多数という状況が続いたのは、多くの転売失敗があったのはもちろんだが、その背景には末端価格の上昇も深く関わっていたであろうことは察するに難くない。
 今後はとりあえず、2階席を全部自由席にするなどして、新聞屋からもらった優待券での入場者でも座れる確率を著しく向上さすべきだろう。空席埋めるのも人気回復への演出だと思うんだよね。あまり知られていないことかもしれないが、春先の空席が目立つ巨人主催試合in東京ドームだって、中2階の通路には2重3重じゃきかないほどの立ち見客がいるんだもの。あれじゃ「また来たい」って気持ちは起きないよ。せっかく足を運んだ連中をリピーターとして取り込まずにどうするよ。おごれる者は頭悪すぎ、工夫しなさすぎ、馬鹿ばっか、ある意味、平和な世の中です。