僕が苦手とすることの1つに馬鹿とのやりとりというのがある。できることなら馬鹿とは関わりたくないと心底願って日々、生きている。だからといって馬鹿を完全否定しているわけではない。馬鹿はときとして信じられないようなヘマをしでかすし、傍から見れば、それが逆に微笑ましかったりする場合もなくはない。星明子のように、そっと電柱の陰から眺めるぐらいが馬鹿とのちょうどいい距離感かもしれない。
先だって、こんなことがあった。「このチラシ、メモしてるところまだ使うんで、必要だったらコピーとって、すぐ返して」と言ってうっかり馬鹿に僕が必要とするシャーペンの走り書きつきのチラシを渡してしまったのがいけなかった。「はいはぁーい」馬鹿は返事だけはいい。そして数分経過。馬鹿からはチラシが戻ってくる気配がない。よって催促した。さっきの紙返してよ、と。
馬鹿のリアクションは「へ?」だった。
へじゃねーよと思いつつ、使う紙だから返せってーの、と思うもとき既におそし。僕のメモは馬鹿の手により綺麗さっぱり消されていたのでした。
また一人、馬鹿を嫌いになり、やり場のない気持ちがこみ上げ、殺意を抱きましたとさ。
先だって、こんなことがあった。「このチラシ、メモしてるところまだ使うんで、必要だったらコピーとって、すぐ返して」と言ってうっかり馬鹿に僕が必要とするシャーペンの走り書きつきのチラシを渡してしまったのがいけなかった。「はいはぁーい」馬鹿は返事だけはいい。そして数分経過。馬鹿からはチラシが戻ってくる気配がない。よって催促した。さっきの紙返してよ、と。
馬鹿のリアクションは「へ?」だった。
へじゃねーよと思いつつ、使う紙だから返せってーの、と思うもとき既におそし。僕のメモは馬鹿の手により綺麗さっぱり消されていたのでした。
また一人、馬鹿を嫌いになり、やり場のない気持ちがこみ上げ、殺意を抱きましたとさ。