『賃金差別を許さない~巨大企業に挑んだ私の闘い』
原題:GRACE and GRIT(気品と気概)
~My Fight For Equal Pay and Fairness at GoodYear and Beyond~
著者 リリー・レッドベター
40代でマネジャーとして就職した会社(タイヤ会社のグッドイヤー)には
性差別が蔓延していた。筆舌に尽くしがたい労働環境、セクハラ、たびたびのレイオフ
60歳を迎えようとするある日、自分の報酬が男性社員よりも格段に少ないことが発覚
10年以上闘い続け、勝利を得る
この本で伝えたいのは次の言葉である
不正義を目にしたときに
何もせずに座視するのか
挫折を経験したときに
甘んじて受け入れるだけなのか
それとも失敗から学んで
次はよりよくがんばるのか
ノックアウトされたときに
倒れたままでいるのか
それともまた立ち上がるのか
副題にマイ・ファイトの文字があるが
今の日本でこれほど流行らない言葉はないだろう
有事を平時と勘違いし、危機を危機と捉えることができない
そんな人間には鬱陶しく暑苦しいだけの内容かもしれない
いまどき文章が上と下の2段もあるし